ニコ・アリス/Niko Aris (ストーリー)

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ニコ・アリス/Niko Arisカルドハイムのキャラクター。カードとしてはカルドハイムのニコ・アリス/Niko Arisが初出。

目次

[編集] 解説

テーロス/Theros出身の人間プレインズウォーカー/Planeswalker。ノンバイナリー(男女どちらでもない性自認)。根元が暗い色、先が白銀色の長髪を持つ(イラスト1イラスト2)。

ニコはもともと投げ槍の競技者であったが、英雄に憧れ、その生き方を捨てた。ニコは自分が英雄になりたいことを知っている――正義の側で戦い、命を守り、歴史を良い方に変える――だが世の中は善と悪に綺麗に分かれるわけではないと、ニコはすぐに気づくことになる。カルドハイム/Kaldheimで「英雄」になることは、テーロスでそうなることとは大きく意味が違うのだ。

ニコは鏡のような魔法エネルギーの破片を生み出し、それを様々な大きさの投擲武器に変えることができる。これらはもちろん、単純に刺突用の槍や短剣としても機能するが、他にも面白い性質がある。それに最初に触れた生物(ニコを除く)を吸収し、一時的に超次元空間に入れておく力を、破片それぞれに持たせることができるのだ。その中に入った者は短時間ではあるが閉じ込められ、外界に影響を及ぼすことができなくなる。分厚い窓ガラスを通したように見たり話したりすることはできるが、それだけだ。だが破片は誰かを永久に捕らえておくことはできない――普通の人間なら数分間で破って外に出られるだろうが、強大な敵と対峙した際にはわずか数秒かもしれない。

ニコは戦いの決定的な瞬間に敵を閉じ込めることも、尋問のために誰かを捕らえることも、仲間を危険から隠すこともできる。あるいは、孤立無援のように見えて密かに仲間を持ち込んでおり、「狙いが外れて」敵の背後に投げた破片から仲間が現れ、敵を挟み撃ちにするかもしれない。敵を閉じ込めたうえで、脱出される前にその破片を独房に投げ込むためにも使える。

[編集] 経歴

[編集] 灯の点火

子供の頃、神託者がニコの未来を予言した――素晴らしい競技者、決して狙いを外さない投げ槍の名手になると。ニコは長年にわたって訓練と競技に励んでいたが、その間に人々を守るために戦う英雄の物語や歌の数々を耳にし、自らに定められた運命に疑問を抱き始めた。やがて、ニコは運命そのものに挑むことを決意し、多くの者が驚いたことに、競技でわざと敗北した。自分の運命は自分の手で変えられると悟ったことで、ニコは新たな道へと踏み出した――ずっと夢見ていた真の英雄を目指す道だ。

運命のクローティス/Klothysにとって、この反抗的な態度は見逃せるものではなかった。ニコを「真の道」へと引き戻すため、クローティスは運命の工作員/Agents of Fateの一人を送り込んだ。工作員との対決の中でニコのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点り、恐怖と反逆の瞬間、ニコはテーロスの何者の手も届かないところへとプレインズウォークした。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

カルドハイム
ニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny

[編集] フレイバー・テキストに登場

カルドハイム
多元宇宙の警告/Behold the Multiverse
モダンホライゾン2
虚空の鏡/Void Mirror

[編集] イラストに登場

カルドハイム
栄光の探索/Search for Glory多元宇宙の警告/Behold the Multiverseニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny
Pride Across the Multiverse
勝利の算段/Triumphant Reckoning

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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