ネクロドミナンス/Necrodominance

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Necrodominance / ネクロドミナンス (黒)(黒)(黒)
伝説のエンチャント

あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたの終了ステップの開始時に、望む点数のライフを支払ってもよい。そうしたなら、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたの手札の上限は5枚である。
カードやトークンがいずこかからあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。


往年の名カード・ネクロポーテンス/Necropotenceリメイクである伝説のエンチャント

通常のドローを禁じる代わりライフを好きなだけドローに変換できるという基本骨格こそそのままだが、何しろ元が最強クラスのドローエンジンということで、

  1. 起動タイミングが終了ステップの開始時に限定されており、置いた直後に除去されると効果を使用できない
  2. 加えて手札の上限が少なくなるため、得たカード・アドバンテージを以降のターンまで持ち越しづらい
  3. 手札に加えずドローする性質上オークの弓使い/Orcish Bowmastersをはじめとするメタカードに引っかかりやすい
  4. 捨てる以外で墓地に置かれたカード追放されるため、墓地の利用が著しく制限される

と多くの制限が加えられている。黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypseで失ったライフを補充できるなど局所的に勝る点もあるが、基本的には原型よりも扱いづらい。

それでも僅か1枚で大量のカードを引き込むドローエンジンであることには変わりなく、ネクロポーテンスはほとんどのフォーマット禁止カードとなっているため、最も直系のリメイクであるこれは代替として有用。インスタント・タイミングでの動きに長けたデッキなら手札上限を気にせずドローしぞのままクリンナップ・ステップ前に使い切る戦術も考えられる。

使いきりのマナ加速手段に恵まれているレガシーでは、終了ステップの大量ドローから風に運ばれて/Borne Upon a Windを経由しそのままコンボを決めるルートが考案され、使用可能となった直後から意欲的なデッキが組まれている。

  • 「そうしたとき/When a player does」ではなく「そうしたなら/If you do」と表記されている通り、ライフを支払った後のドローは再帰誘発型能力を形成しない。ライフの支払いとドローの間に対応して呪文能力を使うタイミングはない。
    • 「相手が大量にライフを払ったのを確認し、ドローの前に割り込んで火力を唱える」といったプレイングはできないことに注意。

[編集] 参考

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