フェロザー/Felothar

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フェロザー/Felotharタルキール:龍嵐録初出のキャラクター。カードとしての初出はタルキール:龍嵐録のアブザンの夜明け、フェロザー/Felothar, Dawn of the Abzanおよびタルキール:龍嵐録統率者デッキ不動なるフェロザー/Felothar the Steadfast

目次

[編集] 解説

歴史改変後のタルキール/Tarkirにおけるアブザン/The Abzanカン/Khan人間/Humanトランスジェンダー女性。目元には涙のようなペイントが施されている(イラスト1イラスト2)。

アブザンの主要家系の一つザンハール家/House Zanharに属しており、1280年前のカン、レイハン/Reyhanの子孫にあたる。

ドロモカ氏族/The Dromoka clanの中でも屈指の戦士であった彼女は、突然の陥没現象で部隊からはぐれ、気づくととある地下要塞にいた。その近くには、一本の族樹/Kin treeが未だ健在であった。アブザン家/The Abzan Houses先祖代々のが錯乱状態のまま彼女に群がり、正義を求めるそれらの叫びが彼女の中に反響した。それは彼女が部隊へ戻った後も鳴りやまなかった。フェロザーは何度もその廃墟に引き寄せられ、霊魂たちが語るアブザンの過去、龍王/Dragonlordに支配されていなかった時代の物語に密かに耳を傾けた。

彼女はこの知識を、ドロモカ氏族の中でも信頼できる者たちとの間で静かに囁き合いながら共有した。新ファイレクシア/New Phyrexiaがタルキールを侵略した時、部隊を救おうと必死になったフェロザーは、これら祖先の霊に守護を祈り、その結果侵略者たちの一部を撃退することに成功した。だが禁忌たる死霊術を用いたため、彼女は裏切り者の烙印を押されてしまい、ドロモカ/Dromokaへの反乱の機運が高まっている地下洞窟へと逃げ延びた。

アブザンの霊魂によって勇気を与えられた英雄的指導者として、フェロザーは龍王との戦いに不可欠の存在となった。そして龍王が打倒されると彼女はザンハール家を再建し、生まれ変わった氏族のカンに選ばれた。これは彼女が反乱において優れた統率力を発揮したことと、アブザン最後のカンたるレイハンとの先祖代々の繋がりによるものだ。

彼女は各家系の忠誠心と献身的な姿勢を鼓舞し、またその率直な物言いは他氏族にも気に入られ、アブザンの貿易力の強化に繋がった。彼女は守れる約束しかしないと知られているが、その正直さは裏目に出ることもある。不当な扱いを受けた際には黙っておらず、あるいは剣を抜くこともためらわないからだ。

[編集] 経歴

[編集] タルキール:龍嵐録

エルズペス・ティレル/Elspeth Tirelナーセット/Narsetドラゴンの嵐/Dragonstormの暴走を止めるべく、『見えない寺院』を求め旅をしていた。だが嵐ヶ原/Stormplainの境界に侵入したことで、アブザンの斥候に拘束されてしまう。強行突破を試みるエルズペスに対し、ナーセットは政治的混乱を避けるため、フェロザーとの面会を申し出た。

ナーセットはフェロザーに事情を説明しようとするも、周囲の家族評議会/The Council of Housesたちが思い思いに話すがため、議論はまるで進まなかった。面会が始まって一時間の後、ナーセットの発言を受け、フェロザーは「寺院」に関する記録を開示しようとした。だがその時、アジャニ/Ajaniが謁見室へ乱入し、フェロザーへ緊急事態を告げた――サルカン・ヴォル/Sarkhan Volが野生のドラゴンを支配し、大軍勢を築き上げていると。フェロザーはアラシン/Arashinの防衛準備と民の避難計画を進めるため、部外者であるナーセット達を退出させた。

サルカン支配下の龍が飛び交う中、彼女はアジャニと共にドラゴンへ騎乗し、ドラゴンの嵐へ向かった。アジャニがナーセットを救うため飛び降りると、彼女もまたアブザンの龍の乗り手とともに野生のドラゴンへ立ち向かった。

[編集] 登場

[編集] フレイバー・テキストに登場

タルキール:龍嵐録
充溢するドラゴンの嵐/Teeming Dragonstorm
タルキール:龍嵐録統率者デッキ
大群退治/Vanquish the Horde

[編集] イラストに登場

タルキール:龍嵐録
祖先たちの蘇生/Revival of the Ancestorsボーダーレス版)、精霊龍の呼集/Call the Spirit Dragons

[編集] 登場記事・登場作品

タルキール:龍嵐録

[編集] 参考

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