ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
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クリーチャー — 昆虫(Insect)
あなたがコントロールするエルフ(Elf)1体をオーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。毎ターン1回のみ起動できる。
1/1調整版クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger。イラストはサソリっぽく不気味だが、いい動きをするナイスな虫である。
大半の緑デッキで使いづらくなってしまったのは調整の結果でありマイナスといえるが、エルフデッキに限っては本家に勝るとも劣らない使い勝手を誇る。戻すのが森ではなくエルフになったため、ウッド・エルフ/Wood Elves、ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanなどの187クリーチャーであるエルフとの相性がとてもよい。除去に応じてバウンスして守り、対象をアンタップ状態にし手札に戻ったエルフをアンタップ状態に唱えなおす、戦闘中のエルフをバウンスして戦闘ダメージを0にする等器用な事を可能にする。
なお、エルフを1体しかコントロールしていなくてもそのエルフ自身を対象に能力を起動できる。アンタップは当然立ち消えるが、当該エルフはコストとして手札に戻るため回収目的なら何も問題ない。
リミテッドでは野生の守護人/Patron of the Wildを戻しつつ幸運を祈る者/Wellwisherをアンタップする動きが脅威。ただ、これ自身はエルフではないのでワイアウッドの伝令/Wirewood Heraldで取って来られないのが難点か。
レガシーでは親和エルフで採用される。マナ・クリーチャーのアンタップによるマナ加速に加えて、バウンスしたクリーチャーを唱え直すことで垣間見る自然/Glimpse of Natureによるドローやイラクサの歩哨/Nettle Sentinelのアンタップを補助する役割も果たす。エルフの幻想家/Elvish VisionaryのETB能力を使いまわせば継続的なドローエンジンとしても機能する。
- 奸謀/Conspiracyでエルフを指定し、共生虫を戻しながらタップで2マナ以上出せるクリーチャーをアンタップすることを繰り返せば、無限マナを出せる。
- 鏡の精体/Mirror Entityの起動型能力でエルフを指定し、タップで3マナ以上出せるクリーチャーをアンタップしても無限マナになる。こちらはエクステンデッドの親和エルフで組み込まれることがあった。
- カード名に"Symbiote"を冠するものの共鳴者としての能力は持たない。