分かち合う運命/Shared Fate

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簡単に言うと、対戦相手ライブラリーからカード引くようになるエンチャント。実際はもっと複雑で、このカードを大会で使うとジャッジを悩ませる羽目になることもある。

追放したカードが手札に入らないことを逆手にとって、「手札にあるとき」に使える能力予見サイクリング誘発型能力)や、「墓地にあるとき」に使える能力(蘇生イチョリッド/Ichorid)など、オーナーにしか使えない能力を持ったカードをデッキに多く入れておけば、相手のうまみを減らすことができるだろう。また、自分のライブラリーを空にするようなカードとも相性がよく、相手の手札に対処する手段がない場合、利用できるカードを増やす手段がなくなるため、クロックで負けていない限りロックが成立してしまう。

土地を出すこともプレイに含まれるので、互いのデッキが出せる色マナの違いはゲームが進むにつれいくらか緩和される。とはいえ、できれば自分は社交の達人/Joiner Adept風変わりな果樹園/Exotic Orchardなどをお供に用意し、安定を図りたい。

ややこしいカードだが、好きな人はとことん好きなカードであり、カジュアルプレイヤーのなかには熱烈なファンがいる1枚である。カジュアルで遊ぶならば、対戦相手のためにも日本語と英語のカードのみでデッキを組んだほうが楽しめるだろう。

[編集] ルール

  • この能力はカードを引くことを置換するので、ライブラリーアウトは発生しなくなる。
  • この能力で対戦相手のライブラリーから追放したカードは手札にあるわけではない。
  • 追放されたカードをプレイすることは、分かち合う運命が持つ常在型能力によって許可されているものである。したがって分かち合う運命が戦場を離れるとプレイすることはできなくなる。ただし、戦場を離れてもそのカードを見ることはできる(CR:406.3)。
    • 複数の分かち合う運命が戦場に出ている場合、どの分かち合う運命の置換効果でカードを追放したのかを明確にしておくこと。
    • 2013年2月の総合ルール改定以前は、分かち合う運命が戦場を離れると見ることもできなくなっていた。
  • 多人数戦の場合、カードを1枚引くごとにどの対戦相手のライブラリーを選んでもよい。何人かで1人のライブラリーを集中して狙うなどもできるし、大量ドローの際に均等にライブラリーを削ることもできる。

[編集] 参考

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