天国での死/Death in Heaven
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エンチャント — 英雄譚(Saga)
（この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター１個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。）
I,II ― プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーはカード２枚を切削する。その後、そのプレイヤーの墓地を追放する。
III ― 天国での死によって追放されているすべてのクリーチャー・カードを、あなたのコントロール下で裏向きで戦場に出す。それらは2/2のサイバーマン(Cyberman)・アーティファクト・クリーチャーである。
英雄譚になった恐ろしい徴兵/Ghastly Conscription。
3マナも軽くなった上に切削が付き、対象にできるプレイヤーも1人増えているので、最終的に確保できる2/2の数では相当に強化されている。対戦相手がオーナーであるクリーチャーを複数体展開できるカードの中では抜群に軽いので、裏切りの工作員/Agent of Treacheryや盗み取る融合体/Thieving Amalgamの誘発条件を満たすにはもってこい。
しかし裏向きのクリーチャーが予示では無くサイバーマンになった為、表向きにする手段を失った。従って、これ単体で見ると実質的にはリアニメイトカードというより、むしろ蜘蛛の発生/Spider Spawningや 記憶への開放/Release to Memoryの様なトークン生成呪文の亜種でしかない。恐ろしい徴兵の様に元のクリーチャーとしての性能を使うには現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptorや妖術師の衣装部屋/Conjurer's Closetの類のカードによる別途サポートが必要となってくる。
また、英雄譚化した事で手順が分割されたタイムラグの問題も大きく、設置した段階では盤面に殆ど何も介入できていないので、肝心のIII章目を迎える前にこれを除去されたり、墓地のクリーチャーを掃除されたりの妨害に相当弱い。
