恋に落ちた剣士/Smitten Swordmaster
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クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
絆魂
2/1Curry Favor / ご機嫌取り (黒)
ソーサリー — 出来事(Adventure)
あなたはX点のライフを得て、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。Xは、あなたがコントロールしている騎士(Knight)の総数に等しい。
夜の子/Child of Nightに騎士シナジーの出来事が付いた上位互換で、コントローラーへのライフプレゼントを欠かさない忠実な従僕。
本体と出来事の両方ともドレイン効果であり、それらを総合したライフ・アドバンテージは地味ながら侮れない。出来事側が序盤には使えず、出来事→本体の順番でのポテンシャルをフルに発揮しづらい難点があるが、中盤以降は数点のライフを稼ぐ以上の働きが難しい絆魂のみのフレンチ・バニラウィニーにありがちな難点を、直接ライフを攻める効果を付けて補った形である。
特にリミテッドで騎士アーキタイプを集める際の屋台骨を務めるコモンである。これや食物などで広げたライフ・アドバンテージを盾に、気兼ねなくフルアタックしたり、本体火力やフライヤーの攻撃で押し切る時間を稼ぐのが王道パターン。本体はチャンプアタックやチャンプブロックで2点のライフだけを稼いで早々に使い捨てる事も多いので、墳丘の魔女/Barrow Witchesや真夜中の騎士団/Order of Midnightで拾い上げて改めて出来事でフィニッシュに繋げる動きが手堅い。装備品や騎士強化カードなどを絡めさせる場合のリターンも大きいのが嬉しい。
スタンダードではゴルガリ・アドベンチャーで採用されることがある。残忍な騎士/Murderous Riderや穢れ沼の騎士/Foulmire Knightなどを大量搭載すれば騎士の数には事欠かず、またそれらの出来事のライフロスを補うことができる。幸運のクローバー/Lucky Cloverと合わせれば10点以上のライフを持っていくことも難しくなく、回避能力に乏しい同デッキにおける最後の一押し役を担っている。