見捨てられた碑/Forsaken Monument
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Forsaken Monument / 見捨てられた碑 (5)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしている無色のクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
あなたが(◇)を引き出す目的でパーマネントを1つタップするたび、追加の(◇)を加える。
あなたが無色の呪文を唱えるたび、あなたは2点のライフを得る。
無色を支援する3つの能力を持つ伝説のアーティファクト。
一つ目は無色クリーチャーの全体強化。過去のゼンディカー/Zendikarを舞台にしたセットと異なりゼンディカーの夜明けで無色はフィーチャーされていないが、その分二回りも大きくする大盤振る舞い。少数とはいえスタンダードでも無限の構築物/Myriad Constructなど相性の良いカードは存在する。
二つ目は無色マナを追加で生み出す誘発型マナ能力。無色マナを生む土地の生産力が増し、エルドラージの寺院/Eldrazi Templeや見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Godsのようなかつてのゼンディカーの2マナ土地に比肩する爆発力を生む。土地以外のパーマネントのマナ能力も強化するため、玄武岩のモノリス/Basalt Monolithなら無限マナ。
三つ目は無色呪文用のラッキーチャーム。無色の呪文は連発できるようなものは少ないが、その分1回の誘発で2点回復となかなかの効率を持つ。二つ目の能力を活かすような重めのデッキでは時間稼ぎに役立つ。
ヒストリックでは無色タッチ黒のランプデッキに、レガシーでは12postに採用されており、いずれのデッキでも精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonや絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerといった重量級カードへの繋ぎを担っている。
- エルドラージ/Eldraziはゼンディカー/Zendikarから撃退されたが、その衝撃が忘れられたわけではないということへの言及として、セットで唯一エルドラージを示唆するカード[1]。全体強化はエルドラージの碑/Eldrazi Monumentを彷彿とさせ(どちらの碑もウラモグ/Ulamogを祀っており)、エルドラージのファンであったプレイヤーへのサービスの一面もあるだろう。