飛び切りの殺人光線/Super-Duper Death Ray
提供:MTG Wiki
*
飛び切りの殺人光線/Super-Duper Death Ray (2)(赤)インスタント
トランプル(この呪文は過剰のダメージをこれの対象のコントローラーに与えられる。)
クリーチャー1体を対象とする。飛び切りの殺人光線はそれに4点のダメージを与える。
透かし:卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom
トランプルを持つ対クリーチャー火力。対象のクリーチャーに4点ダメージを与え、過剰のダメージはそのコントローラーに貫通する。
クリーチャー限定ではあるが、3マナシングルシンボルのインスタントで4点ダメージの効率であり、さらにトランプルで余剰火力を無駄なく利用できることも考えれば、それなりに有力な火力だと言えるだろう。あえてタフネスの低いクリーチャーを焼くことで本体火力的に使うことも可能だが、対戦相手に適切なクリーチャーがいない状況下でプレイヤーを対象に撃てないことには注意が必要。
リミテッドでは、インスタントの対クリーチャー4点火力というだけで十分に強い。
- トランプルは、本来攻撃クリーチャーの戦闘ダメージ割り振りに関する常在型能力であり、インスタントが持っていても何の意味もないはずであるが、このカードにおいては過剰のダメージをコントローラーに与える効果になっている。
- 従って、R&D's Secret Lairがあると、過剰ダメージの貫通は発生せず、ただの対クリーチャー4点火力になる。ルール上トランプルにそんな効果はないし、注釈文はルールではないためである。
- 黒枠で過去に作られた「余剰ダメージがコントローラーに飛ぶ対クリーチャー火力呪文」としては液状の火/Liquid Fireがある。あちらはかなりややこしいことになっている。
- その後、イコリア:巨獣の棲処にて余剰のダメージのルールが制定され炎の氾濫/Flame Spillが登場。実用上はこのカードの同型再版であり、黒枠版リメイクとなっている。
- 龍火浴びせ/Bathe in Dragonfireの上位互換。
- フレイバー・テキストは熱いスープ/Hot Soupと同じものになっている。あちらは「人混みの中、周囲を無理やり避けさせている」が、こちらは「障害物も気にせず押し通す」といったところか。
"Comin' through!"
「今から通るぞ!」(出典:熱いスープ/Hot Soup)
「穿て!」(出典:飛び切りの殺人光線/Super-Duper Death Ray)
[編集] 参考
- ↑ Hot Soup and Souper-Duper Death Ray. Same flavor...(Blogatog 2018年11月7日 Mark Rosewater著)
- ↑ 『Unstable』 日本語対訳カードリスト(マジック日本公式サイト)