Duh
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ゲームには全く影響しないはずの注釈文の有無を参照する、変なカード。
黒にも効く1マナのクリーチャー除去ではあるが、制限がきついのでなかなか使いにくい。基本セットならば注釈文も多いだろうが、よく使われる注釈文「それはターン終了時に終わらない」はクリーチャーにはほとんど付かない。また、地味に再生できるので注意。
- “Duh”は「当たり前だろ」という応答のスラング。
- カード名といい注釈文といい、なんとなく自虐的である。だが、中級者以上なら同意する人も多いのではないだろうか。
- 後世のアン・セット・Unstableでは、逆に注釈文がないクリーチャーのみ対象に取れる老害な守護者/Old Guardが登場した。
[編集] モチーフ
どうやら「注釈文からカッコを取り出して、それを使ってクリーチャー自身を押しつぶす」という原理の呪文のようだ。しかしイラストではそれが分かりづらく、いろいろ工夫しても伝わらなかったため、最終的には「解説しても理解してもらえない」というジョークに落ち着いた[1]。
- 「理解してもらうための注釈文(説明文)」に関連したカードが「説明しても理解してもらえない」ようになってしまった、というのもなかなか皮肉めいており、偶然とはいえいいオチがついている。
- 付箋メモという体で書かれたフレイバー・テキストを読めばどういう呪文かすぐわかるようになってはいるのだが、日本語仮訳だと「being crushed(押しつぶされている)」を「ひどいことになる」と意訳しているため、よけいに伝わりにくくなっている。
Will players understand that the creature is being crushed by two parentheses? Not a chance.
二つのカッコのおかげでクリーチャーがひどいことになるのを理解するプレイヤーがいるかって? ありえないね。
[編集] ルール
- そのカードに注釈文が入っているかどうかのみを判定する。同名の別の版のカードに注釈文が入っていても、そのカード自体に入っていなければ「注釈文がある」とはみなさない。
- 注釈文はフレイバー・テキストにあるものも含める。該当するカードは_____のみ。
- フレイバー・テキストにかっこが含まれる見えざる旅人/Unseen Walker、シダー・ジャバーリー/Sidar Jabariなどを含めることにしても良いだろう。
- 両面カードの右下または左下に書かれている、変身後のP/Tやヒントバーも注釈文である。これを持つクリーチャーも対象にできる。