Elvish Impersonators

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Elvish Impersonators (3)(緑)
クリーチャー — Elves(Elves)

Elvish Impersonatorsが戦場に出るに際し、6面ダイスを1個ずつ2個振る。Elvish Impersonatorsは最初の出目に等しい点数のパワーと2個目の出目に等しい点数のタフネスを持った状態で戦場に出る。

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このカードがデザインされた目的はただ1つ。Elvish(エルフの形容詞)とElvis Presley(エルヴィス・プレスリー)を掛けたダジャレ。それだけである。エルヴィス大好きなアメリカ人ならではのカード。カード名の意味は「エルフの(エルヴィスの)そっくりさん」。Elvisとかけるためにクリーチャー・タイプも「エルフ/Elf」でなく複数形の「Elves」。

名前とイラストがすべてのようなカードにも思えるが、サイコロの出目によってパワータフネスが決まるという特異な能力も持つ。不安定とはいえ4マナで最大6/6になるため、バカにしていると痛い目にあうことも。後年ではサイコロの出目を操作できるサポートカードも増えており、ある程度安定して高いマナレシオにすることも難しくはない。

  • 期待値で考えればパワーとタフネスの合計は7。変更の効かない多相の戦士/Shapeshifterくらい。
  • 上位種的存在にレイダルの象/Lydari Elephantがある。そちらはサイコロを振らないものの、5マナで3~7となっている。
  • アングルード当時は失敗作の多かったサイコロ関連のデザインの中の成功例として挙げられている。[1][2]理由としては「効果の内容ではなく量が変化するものである」「最低値が保証されている」「出目が大きいほど良い結果だと分かりやすい」といったもので、Unstable以降のサイコロ関連はこれらを教訓にしてデザインされている。
  • Unfinityでは新タイプとしてパフォーマーが登場したこともあり再録の案もあったが、同じP/T定義能力を持つヴィダルケンのリス叩き/Vedalken Squirrel-Whackerが代わりに収録されることになった。[3]同じマナ総量からに変わったにもかかわらず更なるメリット能力が追加されており、時代と希少度の差を感じさせる。

[編集] 開発秘話

アーティストClaymore J. Flapdoodleが最初に描いたイラストは若き頃のエルヴィスであった。しかし、Mark Rosewaterはもっと老いたエルヴィスを想定していたため、イラストを描き直してもらうことにした。初期のイラストは背景に配置されることになった。[4]

[編集] フレイバー・テキスト

"Uh-hunh."
アー、ハーン♪

[編集] 参考

  1. The Un-Ending Saga, Part 3/終わりなき銀枠物語 その3Making Magic 2017年11月20日 Mark Rosewater著)
  2. D&D-esign, PART 2/ダンジョンズ・アンド・デザインズ その2(Making Magic 2021年7月12日 Mark Rosewater著)
  3. The Unfinity Gauntlet, Part 3/『Unfinity』ガントレット その3(Making Magic 2022年10月17日 Mark Rosewater著)
  4. Get it?Making Magic 2004年8月16日 Mark Rosewater著)
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