懲罰者カード
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相手に選択権を与えているため[[マナ・コスト]]に対しての与えるダメージ、効果とも大きくなっている。また、本来[[赤]]の役割ではない効果を与えられているものがある。 | 相手に選択権を与えているため[[マナ・コスト]]に対しての与えるダメージ、効果とも大きくなっている。また、本来[[赤]]の役割ではない効果を与えられているものがある。 |
2012年10月2日 (火) 09:36時点における版
懲罰者カード(Punisher Card)とは、オデッセイ・ブロックの赤に存在する『〜(ダメージを受ける)ことを選ばない限り〜(効果)する。』といった効果を持ったカードの総称。くだけた言い方をすれば「〜〜されるのと、あなた自身がダメージを受けるの、どっちがいい?」と聞くようなカードである。
懲罰者/Punisherという言葉は開発時からの呼称で、ルール上のキーワードではない。
Browbeat / 怒鳴りつけ (2)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。どのプレイヤーも「怒鳴りつけは自分に5点のダメージを与える。」を選んでよい。誰もそうしなかったなら、そのプレイヤーはカードを3枚引く。
相手に選択権を与えているためマナ・コストに対しての与えるダメージ、効果とも大きくなっている。また、本来赤の役割ではない効果を与えられているものがある。
以下10種が該当する。
- 焼き焦がすドワーフ/Dwarven Scorcher
- 穿つドワーフ/Dwarven Driller
- 蛮族の恐喝者/Barbarian Bully
- 焚書/Book Burning
- 限界点/Breaking Point
- 怒鳴りつけ/Browbeat
- 溶岩のあぶく/Lava Blister
- 頭焼き/Skullscorch
- 炎の斉射/Blazing Salvo
- 溶岩操作/Molten Influence
また、若干テキストが異なるが、同ブロックの以下のカードも該当すると言っていいだろう。
当然ながら本来の効果とダメージ、どちらも効く状況でのみ有効に働く。
低速デッキでは直接火力にスロットを割きたくないし、超速攻系のデッキでは選択不能な通常の火力を選択したい、というジレンマがあるため、使いどころが難しい。火炎破/Fireblastのような見えない脅威があれば話は別だが、環境柄それも望めない。
リスティックの亜種とも言える。リスティックが相手にマナを要求する所を、懲罰者カードは相手にライフ(ダメージ)を要求するわけだ。
後に登場した恐喝カードは、この亜種と言える。
- テキスト中にある「〜はそのプレイヤーに〜点ダメージを与える」の「そのプレイヤー」とは、その直前に書いてある、この効果を選択したプレイヤーのことを指す。また、テキストのそれ以外の部分に「そのプレイヤー」という記述があったとき、それは対象になっているプレイヤーのことを指す。それぞれ指しているプレイヤーが違う場合があるので注意すること。
- 特に焚書/Book Burningのテキストは勘違いしやすい。
- どれも赤の防御円/Circle of Protection: Red1枚で封殺されるのはご愛嬌。
- 相手に最終的な選択権があるカードは弱く、あまり使われていない。(→山分けカード#相手に選択権のあるカードは弱い理由)~
例外的に、どちらを選ばれても強力な怒鳴りつけ/Browbeatは広く使われ、その他にも溶岩のあぶく/Lava Blister、(自分への)焚書/Book Burningがデッキによっては使われた。