Magic Online
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2014年5月29日 (木) 21:53時点における版
Magic Online(マジック・オンライン)は、2002年6月に稼動を開始したウィザーズ・オブ・ザ・コースト社制作のWindows用ソフトウェア。インターネットを通して通信対戦が楽しめるマジック。
目次 |
概要
英語版のみで日本語版は存在しない。2008年4月9日にMagic Online2.5が停止し、同月、Magic Online IIIにバージョンアップした。MOと略される。
自分で構築したデッキでインターネット上の認定大会に出場したり、カジュアルプレイやドラフト、シールドなどを楽しむことができる。また、他の人のプレイを観戦したり、リプレイを見ることもできる。
ゲーム内では実際のお金(クレジットカードやPaypal)を使い、パックを購入してゲームをすることになる。パックの価格は実際のパックと同じだが、トーナメントや4週間にわたるシールド・デッキリーグ等で上位に入ると賞品としてパックをもらえるため、勝ち続ければあまりお金をかけずにゲームをすることも可能である。また、Magic Online上でコンプリートしたセットは現物化ができ、実物のコンプリートセットと交換することができる(ただし、ミラージュなどの古いセットやMasters Editionなどは現物化不可)。
現実では実現できなかった「持ち時間制」を導入しているため、遅延行為は(自分の首を絞めるだけであり)まず起こらない。(10分離席しただけで、参加の意思なしと見なされ強制的に大会からドロップさせられる)しかしこれによる弊害もあり、無限コンボを行う場合、ループの設定が出来ず全てを手作業で行う必要があるため、例えば欠片の双子/Splinter Twinと詐欺師の総督/Deceiver Exarchの無限トークンをやる場合、延々とこの2枚をクリックし続ける間持ち時間がガリガリと削られていく。同じように無限エンジンを搭載していた場合のブロック側はもっと悲惨で、同じように相手の生み出した数以上のトークンを生み出してから、相手のトークン全てにブロッククリーチャーを割り振る必要があり、さらに持ち時間が削られていく。
- 店頭で販売されている第8版と第9版のスターター・セット(英語版のみ)におまけとしてMagic Onlineが含まれたCD-ROMがついているが、それに入っているのは旧バージョンのクライアントである(アカウント作成のためのクーポンコードは使用可能)。Magic Onlineのクライアントはウィザーズ・オブ・ザ・コーストのサイトからダウンロードする必要がある。
- サーバーが重い、たまに落ちるなどという不満も聞かれる。また、まれにルールが間違って処理されることがあるので、そういう時は公式に報告するとよい。
- 実物のパックに含まれているトークン・カードや、豆知識カードは入っていない。
最低動作環境
- 対応OS:Windows2000以降 (.NET Framework必須)
- CPU:Pentium3 700MHz以上 (1GHz以上を推奨)
- メモリ:256MB 以上 (512MB以上を推奨)
- ビデオ:DirectX9対応、1024x768以上 (VRAM 128MB以上を推奨)
- 通信環境:56kモデム以上 (ADSLなどのブロードバンド推奨)
サポートしている構築ルール
(※はMagic Online専用フォーマット)
現在にサポートしているフォーマット(5/29/2014現在)
- スタンダード
- モダン
- レガシー
- ブロック構築(テーロス・ブロック構築のみ)
- リミテッド
- 多人数戦
- Magic Online専用フォーマット
- モミール・ベーシック
- Pauper
- クラシック
- フリーフォーム
- プリズマティック
- シングルトン(100Card/スタンダード)
- トライバル・ウォーズ(クラシック/スタンダード)
- キューブドラフト(不定期開催)
サポートされる予定フォーマット
- ヴィンテージ(13/6/2014にVintage Mastersプレリリース・トーナメント開催、同16日に正式導入予定)
かつてサポートしているフォーマット
- エクステンデッド
- ブロック構築(基本セット構築、Duels of the Planeswalkers Decks構築、ミラージュ・ブロック構築~マスクス・ブロック構築、神河ブロック構築~ラヴニカへの回帰ブロック構築)
- テーマデッキ対戦(無料トライアル版に移行した形実質的には廃止)
また、クラシック、フリーフォームの各フォーマットでMagic Online Vanguardを1枚使ったゲームをプレイできる。
フォーマットとしてはサポートされていないブロック構築もプレイはできる。例えばミラディン・ブロック構築をプレイする際にはモダンかクラシック、またはフリーフォームを選べばよいが、禁止カードもそのフォーマットに依存してしまい、アーティファクト・土地などのミラディン・ブロック構築のみで禁止されているカードが問題なく使えてしまう。 古いブロック構築のゲームを公正にプレイするには、対戦相手と事前に確認する必要がある。
サポートしているカードセット
- 第7版
- 第8版
- 第9版
- 第10版
- 基本セット2010
- 基本セット2011
- 基本セット2012
- 基本セット2013
- 基本セット2014
- アイスエイジ、アライアンス(ただしコールドスナップのテーマデッキに収録されているカードのみ)
- コールドスナップ
- ミラージュ・ブロックのカードセット
- テンペスト・ブロックのカードセット
- ウルザ・ブロックのカードセット
- マスクス・ブロックのカードセット
- インベイジョン・ブロックのカードセット
- オデッセイ・ブロックのカードセット
- オンスロート・ブロックのカードセット
- ミラディン・ブロックのカードセット
- 神河ブロックのカードセット
- ラヴニカ・ブロックのカードセット
- 時のらせんブロックのカードセット
- ローウィン=シャドウムーア・ブロックのカードセット
- アラーラの断片ブロックのカードセット
- ゼンディカー・ブロックのカードセット
- ミラディンの傷跡ブロックのカードセット
- イニストラード・ブロックのカードセット
- ラヴニカへの回帰ブロックのカードセット
- テーロスのカードセット
- Magic Online Promotional
- Masters Edition
- Masters Edition 2
- Masters Edition 3
- Masters Edition 4
- Magic Online Deck Series
- Magic Online Vanguard
- エルフvsゴブリン
- ジェイスvsチャンドラ
- ディヴァインvsデモニック
- ガラクvsリリアナ
- ファイレクシアvsドミナリア連合
- エルズペスvsテゼレット
- ナイツvsドラゴンズ
- アジャニvsニコル・ボーラス
- ヴェンセールvsコス
- イゼットvsゴルガリ
- ソリンvsティボルト
- 英雄vs怪物
- From the Vault:Dragons
- From the Vault:Exiled
- From the Vault:Relics
- From the Vault:Legends
- From the Vault:Realms
- From the Vault:Twenty
- 統率者
- 統率者2013
- プレインチェイス2012
- Modern Masters