飛行

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
29行: 29行:
 
|}
 
|}
 
==解説==
 
==解説==
数ある[[キーワード能力]]の中でも、非常に基本的かつ分かりやすい能力。[[常磐木]]能力として数多くの[[エキスパンション]]に登場する。
+
数ある[[キーワード能力]]の中でも、非常に基本的かつ分かりやすい能力。[[常磐木]]能力として数多くのカードがこれを持つ。
  
とてもイメージしやすいこともあり、飛行を持つことを参照する[[効果]]が(飛行自身も含んで)非常に多い。例えば[[Moat]]や[[地震/Earthquake]]などは非常に分かりやすい例だろう。[[パワー]]、[[タフネス]]に次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもよいほど。
+
とてもイメージしやすいこともあり、飛行を持つことを参照する[[効果]]が(飛行自身も含め)非常に多い。例えば[[Moat]]や[[地震/Earthquake]]などは非常に分かりやすい例だろう。[[パワー]]、[[タフネス]]に次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもよいほど。
  
 
飛行が一番得意なのは、空と風の[[色]]である[[青]]。次いで[[白]]、[[黒]]。[[赤]]は苦手ではあるが、大型(主に[[ドラゴン]]と[[フェニックス]])に限り散見される。反対に、[[緑]]は飛行を極端に嫌っており、[[色の役割]]上できないはずの直接[[ダメージ]]やクリーチャー[[破壊]]も、飛行クリーチャーに対しては例外的に行うことができる。また、緑に飛行を持つクリーチャーはほとんどいない(ただし黎明期のカードや、[[インベイジョン]]や[[神河物語]]の[[ドラゴン]]・[[サイクル]]、意図的に[[色の役割]]を崩した[[時のらせんブロック]]などでは例外的に散見される)。
 
飛行が一番得意なのは、空と風の[[色]]である[[青]]。次いで[[白]]、[[黒]]。[[赤]]は苦手ではあるが、大型(主に[[ドラゴン]]と[[フェニックス]])に限り散見される。反対に、[[緑]]は飛行を極端に嫌っており、[[色の役割]]上できないはずの直接[[ダメージ]]やクリーチャー[[破壊]]も、飛行クリーチャーに対しては例外的に行うことができる。また、緑に飛行を持つクリーチャーはほとんどいない(ただし黎明期のカードや、[[インベイジョン]]や[[神河物語]]の[[ドラゴン]]・[[サイクル]]、意図的に[[色の役割]]を崩した[[時のらせんブロック]]などでは例外的に散見される)。
  
 
*これを持つクリーチャーを、しばしば「飛んでいる」や「[[フライヤー]]」と呼ぶ。逆に飛行を持たないクリーチャーは[[地上クリーチャー]]と呼ばれる。
 
*これを持つクリーチャーを、しばしば「飛んでいる」や「[[フライヤー]]」と呼ぶ。逆に飛行を持たないクリーチャーは[[地上クリーチャー]]と呼ばれる。
*複数の飛行を持っていても効果は変わらない。「飛行持ちに[[飛行/Flight]]などでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行もちにはブロックされない」という考えは誤りである。
+
*複数の飛行を持っていても効果は変わらない。「飛行持ちに[[飛行/Flight]]などでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行持ちにはブロックされない」という考えは誤りである。
 
*[[混沌界/Chaosphere]]により、飛行を持つ/持たないの優劣を逆転させることが可能。
 
*[[混沌界/Chaosphere]]により、飛行を持つ/持たないの優劣を逆転させることが可能。
 
*時に、[[Whippoorwill|イラストでは飛んでいるように見えるのに飛行を持たない]]、などと物議をかもすカードが出てくる。それら過去の反省を生かして、最近では開発チームもイラストレーターに発注する際に注釈を入れるなどして、イメージと[[ルール文章]]との一致に努めているようだ。
 
*時に、[[Whippoorwill|イラストでは飛んでいるように見えるのに飛行を持たない]]、などと物議をかもすカードが出てくる。それら過去の反省を生かして、最近では開発チームもイラストレーターに発注する際に注釈を入れるなどして、イメージと[[ルール文章]]との一致に努めているようだ。

2017年10月9日 (月) 03:30時点における版

飛行/Flying
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.9

飛行(ひこう)/Flyingは、マジック初期から存在するキーワード能力。これは常在型能力回避能力)である。


Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)

5/6


Flight / 飛行 (青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは飛行を持つ。


定義

飛行を持つクリーチャーは、飛行も到達も持たないクリーチャーにブロックされない。飛行を持つクリーチャーは、飛行を持つクリーチャーも持たないクリーチャーもブロックできる。

飛行を持たないクリーチャーを 飛行を持つクリーチャーを
飛行・到達を持たないクリーチャーは ブロックできる ブロックできない
飛行を持つクリーチャーは ブロックできる ブロックできる
到達を持つクリーチャーは ブロックできる ブロックできる

解説

数あるキーワード能力の中でも、非常に基本的かつ分かりやすい能力。常磐木能力として数多くのカードがこれを持つ。

とてもイメージしやすいこともあり、飛行を持つことを参照する効果が(飛行自身も含め)非常に多い。例えばMoat地震/Earthquakeなどは非常に分かりやすい例だろう。パワータフネスに次ぐ基本ステータスのひとつと言ってもよいほど。

飛行が一番得意なのは、空と風のである。次いでは苦手ではあるが、大型(主にドラゴンフェニックス)に限り散見される。反対に、は飛行を極端に嫌っており、色の役割上できないはずの直接ダメージやクリーチャー破壊も、飛行クリーチャーに対しては例外的に行うことができる。また、緑に飛行を持つクリーチャーはほとんどいない(ただし黎明期のカードや、インベイジョン神河物語ドラゴンサイクル、意図的に色の役割を崩した時のらせんブロックなどでは例外的に散見される)。

  • これを持つクリーチャーを、しばしば「飛んでいる」や「フライヤー」と呼ぶ。逆に飛行を持たないクリーチャーは地上クリーチャーと呼ばれる。
  • 複数の飛行を持っていても効果は変わらない。「飛行持ちに飛行/Flightなどでさらに飛行を与えたら、2倍高く飛ぶから、ただの飛行持ちにはブロックされない」という考えは誤りである。
  • 混沌界/Chaosphereにより、飛行を持つ/持たないの優劣を逆転させることが可能。
  • 時に、イラストでは飛んでいるように見えるのに飛行を持たない、などと物議をかもすカードが出てくる。それら過去の反省を生かして、最近では開発チームもイラストレーターに発注する際に注釈を入れるなどして、イメージとルール文章との一致に努めているようだ。
  • ポータル三国志風にアレンジすると馬術。ただし、馬術と飛行は別物であり、互いに作用しない。詳しくは馬術の項を参照。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE