幸運を祈る者/Wellwisher
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*[[オンスロート]]単体の[[リミテッド]]では、[[コモン]]であるため出現率が高く、回り始めると'''ウィッシャーゲー'''と言われた。にらみ合いになってライフが60を越えた人もいたとか。 | *[[オンスロート]]単体の[[リミテッド]]では、[[コモン]]であるため出現率が高く、回り始めると'''ウィッシャーゲー'''と言われた。にらみ合いになってライフが60を越えた人もいたとか。 |
2018年7月26日 (木) 19:36時点における版
クリーチャー・タイプを参照するタップ能力を持つクリーチャーサイクルの1体。緑のエルフはライフゲイン。
ライフゲインは普段軽視されるため、強くなさそうに見えるが、エルフデッキは低マナ域で構成され、平気で5体6体と並ぶため、あっという間にライフが削りきれない量に到達する。天光を求める者/Seeker of Skybreakやワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteが並ぶとライフが3桁を突破する事も珍しくない。召喚酔いのうちに焼いておきたい。
リミテッドでは、これ1体だけでは少々心細いが、他にもエルフが取れていればかなりの脅威になる。例えば毎ターン3点回復するとしたら、相手の3/3を回避能力関係無しに無条件で止められる計算になる。それどころか、単なるブロッカーと違って相手が攻撃してこなかったらライフが増えていく。
構築でも同じ事が言えるが、構築ではエルフの頭数を用意しやすい代わりに、すぐに除去が飛んでくるため長生きしづらい。ただ当時のスタンダードには、青緑マッドネスと言う除去に乏しいビートダウンデッキがあったため、エルフ・ビートはよくこのカードをサイドボードに用意していた。ワイアウッドの伝令/Wirewood Heraldによるサーチで簡単にこれを複数揃えられることもあって、回復だけで6/6のワームの攻撃を相殺する事もできた。
Pauperのエルフにも当然採用されている。対戦相手のコントロールするエルフも数えるため、ミラーマッチでは1回の回復量が二桁になることも珍しくない。またビートダウン中心のアグロデッキにとっては即座に除去できないと厳しい戦いを強いられる。除去手段をほぼ持たないストンピィは特に厳しく、はらわた撃ち/Gut Shotやヴィリジアンの長弓/Viridian Longbowがデッキに入っていない、もしくは引けない場合はこのカードだけで負けてしまうことも多い。
- オンスロート単体のリミテッドでは、コモンであるため出現率が高く、回り始めるとウィッシャーゲーと言われた。にらみ合いになってライフが60を越えた人もいたとか。
- 統率者2014に新規イラストで収録された。
関連カード
サイクル
オンスロートの、クリーチャー・タイプを参照するタップ能力を持つコモンの2マナ1/1クリーチャーのサイクル。
- 戦場の衛生兵/Battlefield Medic
- 情報屋/Information Dealer
- 腐敗を導く者/Shepherd of Rot
- 火花鍛冶/Sparksmith
- 幸運を祈る者/Wellwisher