マジック25周年記念プロツアー
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[[レガシー]]の[[メタゲーム]]は[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]と[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]の[[禁止カード|禁止]]により激変。[[青黒赤コントロール#レガシー|グリクシス・コントロール]]が12.1%で首位となり、[[スニーク・ショー]](9.7%)、[[エルドラージ (デッキ)#レガシー|エルドラージ・ストンピィ]](8.5%)、[[Death & Taxes#レガシー|Death & Taxes]](7.3%)がそれに続いた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/legacy-metagame-breakdown-2018-08-03 Legacy Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030886/ メタゲームブレイクダウン:レガシー](Event Coverage Corbin Hosler著)</ref>。 | [[レガシー]]の[[メタゲーム]]は[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]と[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]の[[禁止カード|禁止]]により激変。[[青黒赤コントロール#レガシー|グリクシス・コントロール]]が12.1%で首位となり、[[スニーク・ショー]](9.7%)、[[エルドラージ (デッキ)#レガシー|エルドラージ・ストンピィ]](8.5%)、[[Death & Taxes#レガシー|Death & Taxes]](7.3%)がそれに続いた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/legacy-metagame-breakdown-2018-08-03 Legacy Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030886/ メタゲームブレイクダウン:レガシー](Event Coverage Corbin Hosler著)</ref>。 | ||
− | *[[フォーマット]] | + | *[[チーム戦]]のプロツアーとしても[[プロツアーサンディエゴ07]]以来、実に11年ぶりとなる。 |
+ | **[[フォーマット]]にレガシーを含むプロツアーは[[世界選手権07]]以来2度目、[[リミテッド]]([[ブースター・ドラフト]])を含わないプロツアーは[[世界選手権08]]以来10年ぶりとなる。 | ||
+ | **また、プロツアー体制再編以降、直近の[[カード・セット]]の名前が付けられていないプロツアーでもある。 | ||
*日本人最高位は[[木原惇希]]・[[村栄龍司]]・[[佐藤嶺]]の第15位。 | *日本人最高位は[[木原惇希]]・[[村栄龍司]]・[[佐藤嶺]]の第15位。 | ||
*実際にはそれが不可能だと知っていたにも関わらず、[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]で出された[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]が[[カード名]]を指定するのに[[対応して]]行動しようとしたとして、[[Dan Ward]](とチームメイト[[Patrick Tierney]]、[[Craig Wescoe]])が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/round-7-dq-2018-08-03 Round 7 Disqualification]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030891/ 第7回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。 | *実際にはそれが不可能だと知っていたにも関わらず、[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]で出された[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]が[[カード名]]を指定するのに[[対応して]]行動しようとしたとして、[[Dan Ward]](とチームメイト[[Patrick Tierney]]、[[Craig Wescoe]])が[[失格]]処分を受けた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pt25a/round-7-dq-2018-08-03 Round 7 Disqualification]/[https://mtg-jp.com/coverage/pt25a/article/0030891/ 第7回戦での失格処分について](Event Coverage)</ref>。 | ||
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併催イベントとして、'''Silver Showcase'''が行われた。 | 併催イベントとして、'''Silver Showcase'''が行われた。 | ||
− | 黎明期の[[カード・セット]]を用いて行われる[[ロチェスター・ドラフト]]であり、各地域の生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]1位の[[プレイヤー]]4人と、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]] | + | 黎明期の[[カード・セット]]を用いて行われる[[ロチェスター・ドラフト]]であり、各地域の生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]1位の[[プレイヤー]]4人と、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]が招待した4人の計8人が参加した。開封されなた[[カード]]は慈善団体「Child's Play」に寄付される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/organized-play/introducing-silver-showcase-2018-06-28 Introducing the Silver Showcase](Organized Play 2018年6月28日 [[Mike Rosenberg]]著)</ref>。 |
− | * | + | *日時:2018年8月2日(ドラフト)、8月3日(準々決勝)、8月4日(準決勝)、8月5日(決勝) |
*会場:Minneapolis Convention Center | *会場:Minneapolis Convention Center | ||
*[[フォーマット]]:[[ロチェスター・ドラフト]]([[ベータ版]]×3+[[アラビアンナイト]]×1+[[アンティキティー]]×1+[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]×1) | *[[フォーマット]]:[[ロチェスター・ドラフト]]([[ベータ版]]×3+[[アラビアンナイト]]×1+[[アンティキティー]]×1+[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]×1) |
2018年8月7日 (火) 00:02時点における版
マジック25周年記念プロツアー/Pro Tour 25th Anniversaryは、2018年にアメリカのミネソタ州・ミネアポリスで開催された、3人チーム構築戦のプロツアー。
スタンダード部門の使用率では、赤黒アグロが40.0%と圧倒的な数字を記録。一方で、新たに茨の副官/Thorn Lieutenantなどを獲得した緑単ストンピィ(18.8%)が2位、破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravagerを獲得したグリクシス・ミッドレンジ(7.9%)が3位、練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristを獲得した霊気貯蔵器コンボ(5.5%)が4位と、基本セット2019の影響も見られた[1]。
モダンは基本セット2019から民兵のラッパ手/Militia Buglerを獲得した5色人間(16.4%)が1位、青白コントロール(10.9%)が2位、サイを獲得したアイアンワークス(10.3%)と緑単トロン(同左)が3位タイとなった[2]。
レガシーのメタゲームは死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanとギタクシア派の調査/Gitaxian Probeの禁止により激変。グリクシス・コントロールが12.1%で首位となり、スニーク・ショー(9.7%)、エルドラージ・ストンピィ(8.5%)、Death & Taxes(7.3%)がそれに続いた[3]。
- チーム戦のプロツアーとしてもプロツアーサンディエゴ07以来、実に11年ぶりとなる。
- 日本人最高位は木原惇希・村栄龍司・佐藤嶺の第15位。
- 実際にはそれが不可能だと知っていたにも関わらず、霊気の薬瓶/Aether Vialで出された翻弄する魔道士/Meddling Mageがカード名を指定するのに対応して行動しようとしたとして、Dan Ward(とチームメイトPatrick Tierney、Craig Wescoe)が失格処分を受けた[4]。
基本データ
- 日時:2018年8月3日~8月5日
- 会場:Minneapolis Convention Center
- フォーマット:3人チーム構築戦
- スタンダード(カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019)
- モダン(~基本セット2019)
- レガシー(~基本セット2019)
- 参加者数:165チーム
招待条件
上位入賞者
順位 | プレイヤー名 | 担当フォーマット | 使用デッキ | チーム |
---|---|---|---|---|
優勝 | Allen Wu | レガシー | Death & Taxes | なし |
Ben Hull | モダン | 黒赤ホロウ・ワン | ||
Greg Orange | スタンダード | 青白コントロール | ||
準優勝 | Josh Utter-Leyton | レガシー | 青黒死の影 | ChannelFireball |
Ben Stark | モダン | アイアンワークス | ||
Martin Jůza | スタンダード | 赤黒アグロ | ||
第3位 | Márcio Carvalho | レガシー | Death & Taxes | Hareruya Latin |
Thiago Saporito | モダン | 5色人間 | ||
Carlos Romão | スタンダード | 赤黒アグロ | ||
第4位 | Christophe Gregoir | レガシー | エルドラージ・ストンピィ | なし |
Branco Neirynck | モダン | 5色人間 | ||
Thomas Van Der Paelt | スタンダード | 白青ギフト |
Silver Showcase
併催イベントとして、Silver Showcaseが行われた。
黎明期のカード・セットを用いて行われるロチェスター・ドラフトであり、各地域の生涯獲得プロツアー・ポイント1位のプレイヤー4人と、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが招待した4人の計8人が参加した。開封されなたカードは慈善団体「Child's Play」に寄付される[5]。
- 日時:2018年8月2日(ドラフト)、8月3日(準々決勝)、8月4日(準決勝)、8月5日(決勝)
- 会場:Minneapolis Convention Center
- フォーマット:ロチェスター・ドラフト(ベータ版×3+アラビアンナイト×1+アンティキティー×1+レジェンド×1)
順位 | プレイヤー名 | 出場枠 |
---|---|---|
優勝 | Stanislav Cifka | 招待 |
準優勝 | Jason Chan | 招待 |
ベスト4 | Paulo Vitor Damo da Rosa | 中南米プロポイント1位 |
Jon Finkel | 北米プロポイント1位 | |
ベスト8 | Brian Kibler | 招待 |
David Williams | 招待 | |
中村修平 | アジア太平洋プロポイント1位 | |
Raphaël Lévy | ヨーロッパプロポイント1位 |
- ウィザーズ社が選んだ少数のプレイヤーしか参加できないにも関わらず、賞金が非常に高額であることなどから、一部で物議を醸した。
脚注
- ↑ Standard Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:スタンダード(Event Coverage Corbin Hosler著)
- ↑ Modern Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:モダン(Event Coverage Corbin Hosler著)
- ↑ Legacy Metagame Breakdown/メタゲームブレイクダウン:レガシー(Event Coverage Corbin Hosler著)
- ↑ Round 7 Disqualification/第7回戦での失格処分について(Event Coverage)
- ↑ Introducing the Silver Showcase(Organized Play 2018年6月28日 Mike Rosenberg著)
参考
- Pro Tour 25th Anniversary(公式サイト、英語)
- マジック25周年記念プロツアー イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録