スニーク・ショー
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スニーク・ショー(Sneak and Show/Sneaky Show)は、レガシーに存在するコンボデッキの一つ。デッキ名は、2枚のキーカードである騙し討ち/Sneak Attackと実物提示教育/Show and Tellに由来する。
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[編集] 概要
エンチャント
(赤):あなたは、あなたの手札にあるクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーを生け贄に捧げる。
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の手札にあるアーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚、戦場に出してもよい。
エルドラージ覚醒で超大型のエルドラージ・クリーチャーを獲得したことで、それらのカードを活かすべく生まれたのが、実物提示教育/Show and Tellでフィニッシャーを戦場に出す戦術を擁したShow and Tellだった。しかし、Show and Tellは実物提示教育に強く依存するが故の不安定さを抱えていた。そこで、デッキのコンセプトを壊さずに巨大クリーチャーを出す手段として見出されたのが騙し討ち/Sneak Attackである。
動きは単純。古えの墳墓/Ancient Tomb・水蓮の花びら/Lotus Petalなどから猛烈にマナ加速し、騙し討ちや実物提示教育で引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどのファッティを高速で戦場に出して殴るだけである。騙し討ちと、滅殺により対戦相手のパーマネントを壊滅状態にできるエルドラージの相性は抜群である。
エムラクール以外のファッティは、初期は下記レシピのように森滅ぼしの最長老/Woodfall Primusなどが採用されていたが、後に大祖始/Progenitusに変わり、2012年以降はグリセルブランド/Griselbrandが主流となっている。2023年にはドローを咎める手段に強く意志の力/Force of Willのコストにもなる偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを獲得した。
後は他のコンボデッキと同様、コンボパーツを集めるためのドロー手段や妨害排除のカウンターなどで構成される。基本的に実物提示教育/Show and Tellの青と騙し討ち/Sneak Attackの赤で組まれるが、基本セット2020後は打ち消し・手札破壊対策として夏の帳/Veil of Summerを採用するために緑をタッチする場合もある。(参考)
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期型
Sneak Attack [1] | |||||||||||||||||||||
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- 初期の森滅ぼしの最長老/Woodfall Primusを採用したタイプ。
[編集] アヴァシンの帰還参入後
Sneak and Show [2] | |
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- グリセルブランド/Griselbrandを採用したタイプ。
[編集] ファイレクシア:完全なる統一参入後
Sneak and Show(Legacy) [3] | |
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- 苛立たしいガラクタ/Vexing Bauble禁止直前の、グリセルブランド/Griselbrandを1枚に抑え、その代わりに偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierをフル投入したタイプ。
- グリセルブランドを減らしたことで、プロテクションで身を守りつつコンボパーツやフィニッシャーを探す手段としてライフロスを伴う一つの指輪/The One Ringを採用できる。
[編集] 霊気走破後
- コンボパーツとフィニッシャーを両方手札に引き込む必要があるため、3マナで5枚ライブラリーを掘れる食糧補充/Stock Upを4枚投入している。