ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness
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+ | *基本的なルールは解放の樹のページを参照。 | ||
+ | *能力の[[解決]]時にエヴラが[[戦場]]に存在しない場合、交換は実行されない。 | ||
+ | *[[リッチの熟達/Lich's Mastery]]等によりあなたのライフが0未満の状況でゲームが続いている場合、起動型能力を解決するとエヴラのパワーは負の数値になる。 | ||
+ | **パワーが負のクリーチャーが[[戦闘]]等でパワーの値を参照してダメージを[[割り振る]]場合、パワーを0として扱う。負だからといって絆魂でライフが減少するということもない。 | ||
+ | *エヴラのパワーが0以下の時に起動型能力を解決した場合、あなたのライフは0以下となり、[[状況起因処理]]により敗北する。 | ||
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+ | '''ハルシオンの目撃者、エヴラ'''/''Evra, Halcyon Witness''は[[スラン/Thran]]文明の創造物である。古代[[スラン/Thran]]文明は、その名を冠する[[ヨーグモス/Yawgmoth#スラン戦争|スラン戦争]]にて滅亡。首都[[ハルシオン/Halcyon]]から解き放たれた力は形を成し、かつての偉業と崩壊の物言わぬ証人が誕生したのだった。 | ||
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+ | ==誤訳(適切な訳とは言えないカード)== | ||
+ | [[カード名]]の「Witness」を「目撃者」と訳しているが、これは適切でない疑いがある。 | ||
+ | *[[ハルシオン/Halcyon]]の目撃者、という言葉の場合「1、ハルシオン'''を'''目撃した」「2、ハルシオン'''にて何かを'''目撃した」という意味になるが、ハルシオンは地名なので「1」は考えにくい。「2」である場合、ハルシオンにて[[スランの崩落/Fall of the Thran]]を目撃したと考えるのがストーリーに沿っているが、スランの崩落によってエヴラが生み出されたため、これも考えにくい。 | ||
+ | *[[永遠の証人/Eternal Witness]]、[[終末の目撃/Witness the End]]のように2種類の単語で先例が訳されているが、「ハルシオン(スラン帝国)がかつて実在していたという証人、証拠。」であると考え「'''証人'''」と訳すほうが妥当と言える。 | ||
+ | *なお[https://www.facebook.com/MagicTheGathering.jp/photos/a.2127876447230013.1073742077.443027549048253/2127876763896648/?type=3&theater MTG.jpのFacebookアルバム]にて公開されたキャラクター紹介には英語版の「silent witness」部分が「物言わぬ証人」と訳されている。公式の中で翻訳ぶれが起きてしまっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10160186832600307.1073741943.201120755306&type=3 Legends of Dominaria]/[https://www.facebook.com/pg/MagicTheGathering.jp/photos/?tab=album&album_id=2127876447230013 ドミナリアの伝説たち] | ||
+ | *[[ハルシオン/Halcyon]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[レア]] | ||
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2018年8月15日 (水) 04:34時点における最新版
Evra, Halcyon Witness / ハルシオンの目撃者、エヴラ (4)(白)(白)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar)
絆魂
(4):あなたのライフ総量とハルシオンの目撃者、エヴラのパワーを交換する。
自身のパワーの値とコントローラーのライフ総量を交換してしまう、解放の樹/Tree of Redemptionに似た起動型能力を持つ伝説のクリーチャー。
解放の樹と違い、素の状態では交換直後のライフが4になり危険だが、そこさえ凌げば絆魂により立て直しが可能である。何らかの方法で回避能力を持たせれば爆発的なダメージ&回復が見込める。
リミテッドにおける強力なフィニッシャー。絆魂や先制攻撃等の防御に優れた能力を持つクリーチャーを揃えれば、6マナが出るまで二桁以上のライフを維持することは難しくなく、立っているだけで対戦相手にとっては圧力となる。コモンでペガサスの駿馬/Pegasus Courserも居るため、飛行付与もかなり現実的。インスタントでプレイヤーに4点以上のダメージを与えるものはドミナリアには存在せず、警戒すべきなのはキッカーされたシヴの火/Shivan Fireや不純な捧げ物/Vicious Offering等のクリーチャー除去程度であるため、見た目よりもリスクは小さい。
- 同セットの混迷/Befuddleが天敵。能力の起動に対応して唱えられるとコントローラーが即死しかねない。
[編集] ルール
- 基本的なルールは解放の樹のページを参照。
- 能力の解決時にエヴラが戦場に存在しない場合、交換は実行されない。
- リッチの熟達/Lich's Mastery等によりあなたのライフが0未満の状況でゲームが続いている場合、起動型能力を解決するとエヴラのパワーは負の数値になる。
- エヴラのパワーが0以下の時に起動型能力を解決した場合、あなたのライフは0以下となり、状況起因処理により敗北する。
[編集] ストーリー
ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witnessはスラン/Thran文明の創造物である。古代スラン/Thran文明は、その名を冠するスラン戦争にて滅亡。首都ハルシオン/Halcyonから解き放たれた力は形を成し、かつての偉業と崩壊の物言わぬ証人が誕生したのだった。
[編集] 誤訳(適切な訳とは言えないカード)
カード名の「Witness」を「目撃者」と訳しているが、これは適切でない疑いがある。
- ハルシオン/Halcyonの目撃者、という言葉の場合「1、ハルシオンを目撃した」「2、ハルシオンにて何かを目撃した」という意味になるが、ハルシオンは地名なので「1」は考えにくい。「2」である場合、ハルシオンにてスランの崩落/Fall of the Thranを目撃したと考えるのがストーリーに沿っているが、スランの崩落によってエヴラが生み出されたため、これも考えにくい。
- 永遠の証人/Eternal Witness、終末の目撃/Witness the Endのように2種類の単語で先例が訳されているが、「ハルシオン(スラン帝国)がかつて実在していたという証人、証拠。」であると考え「証人」と訳すほうが妥当と言える。
- なおMTG.jpのFacebookアルバムにて公開されたキャラクター紹介には英語版の「silent witness」部分が「物言わぬ証人」と訳されている。公式の中で翻訳ぶれが起きてしまっている。