待ち受ける禿鷹/Circling Vultures
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
14行: | 14行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[特別な処理を要求するカード]] | ||
*[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ウェザーライト]] - [[アンコモン]] |
2019年10月15日 (火) 02:45時点における版
Circling Vultures / 待ち受ける禿鷹 (黒)
クリーチャー — 鳥(Bird)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
あなたは、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも、待ち受ける禿鷹を捨ててもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地の一番上にあるクリーチャー・カード1枚を追放しないかぎり、待ち受ける禿鷹を生け贄に捧げる。
墓地をリソースとして考えたウェザーライトらしい墓地利用クリーチャー。
1マナで3/2+飛行と、額面上は異常なコスト・パフォーマンス。だがアップキープに墓地のクリーチャー・カード1枚を必要とするので、序盤からは使いづらい。
マナを支払わずにこのカード自身を手札から直接墓地送りにできるのは珍しい。同時に、このカード自身のデメリットを埋めることができるのも興味深い。例えばこのカードが数枚手札にあれば、1枚を戦場に出して残りを墓地送りすることで、1ターン目から活動させることが可能になる。ただしカードをかなり消費することになるので、どれだけお得かはかなり疑問。
このクリーチャーを使ったデッキとしては、1998年の世界選手権にて、ガズバンのオーガ/Ghazban Ogreやメテンダ・ライオン/Mtenda Lionなどの低コスト高パワークリーチャーを使った4CGというデッキが、7戦中6勝を記録している。
- 手札から墓地へ捨てるのは特別な処理であり、あなたが優先権を持っているときにいつでも行うことができる。これはスタックに置かれない。
- ウェザーライトでは、同じコンセプトのカードとして墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoulという墓地のクリーチャー・カード1枚をアップキープ・コストとするクリーチャーが作られている。そちらは自力で手札から墓地へいく能力は持っていない。
- すぐ前のビジョンズにいた貪欲な禿鷹/Wake of Vulturesは禿鷹というクリーチャー・タイプであったにもかかわらず、これは鳥として印刷された(カード画像)。なお、禿鷹は10年後の2007年9月サブタイプ変更で廃止された。