メテンダ・ライオン/Mtenda Lion
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Mtenda Lion / メテンダ・ライオン (緑)
クリーチャー — 猫(Cat)
クリーチャー — 猫(Cat)
メテンダ・ライオンが攻撃するたび、防御プレイヤーは(青)を支払ってもよい。そうした場合、このターン、メテンダ・ライオンが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。
2/1青マナを出せない対戦相手に対してはサバンナ・ライオン/Savannah Lionsと同じ性能になり、当時としては強力。青マナを出せる対戦相手にとっては「マナ拘束とクロックの二択」となり、最序盤であればダメージを与えられることも多いだろう。冬の宝珠/Winter Orbなど他のマナ拘束と併用してもよい。実際、第7版登場前のエクステンデッドのストンピィでは4枚積みされていたこともある。
- 異界月にて上位互換のケッシグをうろつくもの/Kessig Prowlerが登場した。
- このペナルティ能力の意味はフレイバー・テキストを読めばわかる。水を与えてくれたプレイヤーには感謝してダメージを与えない。
ライオンはその湖を一滴残らず飲み干してしまった!シーティーにとても感謝したライオンは、彼女にライオンと話せる力を授け、ほかのライオンたちに山羊を襲わせないことを約束した。― アファーリー「語り」
- 初出時のクリーチャー・タイプはライオンであったが、Magic Onlineでのミラージュのリリースに伴う2005年9月のオラクル更新で猫に変更された(ライオンはのちに廃止)。
[編集] 開発秘話
元々のデザインではBagnali Lionというカード名で、ペナルティ能力は「このクリーチャーは青のクリーチャーをブロックできず、これが青のクリーチャーに与えるすべてのダメージを0にする」というものであったが、この時代の青はあまりクリーチャーを唱えない傾向が強かったため、ペナルティとして上手く機能していなかった。
修正の結果、現在のようにどんな青のデッキに対しても機能するペナルティとなり、「ブロックできない」部分は対黒に変えた上で、同セットの緑のコモンにあるつぶやくハイエナ/Gibbering Hyenasへと持ち越された(→Original Mtenda Lion参照)
[編集] 関連カード
戦闘フェイズでの対戦相手の選択により、戦闘ダメージを与えなくなったり戦闘に参加できなくなるクリーチャー。効果処理の明確な順番は各カードのページを参照。
特記しないかぎり黒で、戦闘開始時の誘発であればどの対戦相手も選択してよく、攻撃時の誘発であれば防御プレイヤーが選択する。
- 屍肉ネズミ/Carrion Rats - 自身の攻撃かブロック時、どのプレイヤーも選択できる。墓地のカード1枚の追放により、戦闘ダメージを割り振らない。(トーメント)
- 屍肉ワーム/Carrion Wurm - 屍肉ネズミの上位種。(トーメント)
- 冒涜の悪魔/Desecration Demon - 各ターンの戦闘開始時。クリーチャー1体の生け贄によりタップされ、+1/+1カウンターを1個置く。(ラヴニカへの回帰)
- カタカタ橋のトロール/Clackbridge Troll - あなたの戦闘開始時。クリーチャー1体の生け贄によりタップされ、3点回復と1枚ドロー。(エルドレインの王権)
- 溜め池のクラーケン/Reservoir Kraken - 青。各ターンの戦闘開始時。クリーチャー1体のタップによりタップされ、ブロックされない1/1の魚・トークンを生成。(ニューカペナの街角)
- 強請る大入道/Shakedown Heavy - 自身の攻撃時。戦闘から取り除かれアンタップし、1枚ドロー。(ニューカペナの街角)
戦闘以外で選択を迫るカードの一覧は懲罰者カードなどを参照。