立て直しのケンラ/Resilient Khenra
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2020年8月23日 (日) 23:30時点における最新版
クリーチャー — ジャッカル(Jackal) ウィザード(Wizard)
立て直しのケンラが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xは、立て直しのケンラのパワーに等しい。」を選んでもよい。
永遠(4)(緑)(緑)((4)(緑)(緑),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ(Zombie)・ジャッカル(Jackal)・ウィザード(Wizard)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。)
本体が戦場に出た時はイェヴァの腕力魔道士/Yeva's Forcemageが1マナ軽くなったもの相当、永遠トークンで出せば爪の群れのウルリッチ/Ulrich of the Krallenhordeの第1面が1マナ重くなった相当のサイズとETBになり、合わせて優れたコスト・パフォーマンスといえる。
序盤に残忍な剥ぎ取り/Grim Flayerや牙長獣の仔/Longtusk Cubなど強力なサボタージュ能力を持つクリーチャーをパンプアップすることで攻撃を通しやすくなり、テンポを向上させることができる。永遠を起動する時は、折角の大きな修整値をチャンプブロックで無駄にされないよう回避能力との組み合わせを心がけたい。特に不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitableとは、戦闘条件を満たすにもトランプルを活かすにも、相互に能力を補い合える。
ただしサイクル中で唯一単独では機能しないため、更地に出す状況に陥った場合はバニラでしかなく、劣勢時には持ち味が鈍くなりがち。ETBの対象をインスタント・タイミングで除去された場合も手痛く、永遠を持つクリーチャーの中ではコントロールデッキ相手がやや不得手か。
「十全に使うためには他のカードのお膳立てが必要」という構築では使われにくいカードの典型例でありスタンダード登場時は見向きもされなかったが、原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerの登場で評価が一変。2マナでありながらガルタのコストを4マナ分軽減できるため、このカード自体がガルタのためのお膳立てになるという逆転の発想で居場所を勝ち得た。もちろん立て直しのケンラを後引きしても、ガルタのトランプルを後押ししてくれるためシナジーとしては充分。ドミナリア参入後も鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Championの回避能力を活かせる相方として変わらず採用され続けている。
- 能力の解決前に立て直しのケンラが戦場を離れたなら、パワーの値は最後の情報を参照する。
- 参照されるパワーの値が負の数だった場合は、修整値は±0/±0となる(CR:107.1b)。このルールは破滅の刻発売に際しての総合ルール更新で変更されている。
- 日本語版ブースターパックに封入されている永遠用のトークン・カードには誤植が存在し、タイプ行にウィザードではなく戦士と印刷されてしまっている(画像)。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
破滅の刻のレアの永遠を持つクリーチャーのサイクル。いずれもパワーに関連した能力を持ち、永遠でより強力になるようデザインされている。
- 典雅な襲撃者/Adorned Pouncer
- 機知の勇者/Champion of Wits
- 夢盗人/Dreamstealer
- 地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra
- 立て直しのケンラ/Resilient Khenra