忍耐/Endurance
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2021年7月21日 (水) 10:33時点における版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
瞬速
到達
忍耐が戦場に出たとき、プレイヤー最大1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地からすべてのカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
想起 ― あなたの手札から緑のカード1枚を追放する。
緑のエレメンタル・インカーネーションは墓地対策ないしライブラリー修復。本体は瞬速と到達を持つ。
色の都合か、所持する常在型能力が到達とサイクルの他のカードに比べて一手劣るものである代わり、サイクルで最もマナ・コストが軽く、最もP/Tが大きい。
ETB能力は癖が強いものの比較的広い範囲のデッキの対策ができ、自分のライブラリーアウト対策だけでなく、相手への墓地対策にもなる。さらには、The Spyやセファリッド・ブレックファーストに代表される、ライブラリーを墓地へ送ってタッサの神託者/Thassa's Oracleで勝利するコンボの対策にもなりうる。ただし、タッサの神託者コンボ自体は種類が多く、Doomsday Comboやインバーター・コンボのようなライブラリーを追放するタイプへの対策としては使いにくいので注意が必要。
また、マナレシオに恵まれており、瞬速で奇襲的に飛び出せる関係上、ブロッカーとしても優秀。攻撃クリーチャーのタフネスが3以下であれば除去として機能する。これ自体のタフネスも高く、稲妻/Lightning Boltにも1発は耐えられる等、3マナの壁としての信頼性は高め。
緑系のエレメンタルデッキにはまず間違いなく入る1体。他にも緑の濃いエルフデッキなど色の合うデッキには積極採用したい。
- 機能的には土覆いのシャーマン/Loaming Shamanが近しい性能を持つ。墓地回収の能力は少し違うものの、ダブルシンボルになっただけでずいぶんと強化されている。
関連カード
サイクル
モダンホライゾン2のエレメンタル・インカーネーションサイクル。ETB能力と想起を持つ。想起コストはマナの支払いではなく、自身と同じ色の手札を1枚追放することで、ピッチスペルの一種と言える。稀少度は神話レア。モダンホライゾン3でもスペシャルゲストなど特殊な封入率で再録された。
- 孤独/Solitude
- 緻密/Subtlety
- 悲嘆/Grief
- 激情/Fury
- 忍耐/Endurance