降霊

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==解説==
 
==解説==
[[イニストラード/Innistrad]]の住民が死んだあとも[[霊/Geist]]として現世に留まることを示す[[メカニズム]]。
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[[イニストラード/Innistrad]]の死者の魂が[[霊/Geist]]として現世に戻ったり、何かに取り憑くことを表す[[メカニズム]]。
  
 
イニストラード:真夜中の狩りでは[[白]]と[[青]]と[[黒]]に割り振られ、[[突風漂い/Galedrifter]]を除き[[第1面]]が[[人間]]であり、[[第2面]]はすべて[[スピリット]]である。また第2面はすべて[[飛行]]と「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを[[追放]]する。」という[[能力]]を持つ。
 
イニストラード:真夜中の狩りでは[[白]]と[[青]]と[[黒]]に割り振られ、[[突風漂い/Galedrifter]]を除き[[第1面]]が[[人間]]であり、[[第2面]]はすべて[[スピリット]]である。また第2面はすべて[[飛行]]と「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを[[追放]]する。」という[[能力]]を持つ。
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続くイニストラード:真紅の契りでは白と青のみに縮小し、第1面はすべてスピリット、第2面はすべて[[オーラ]]・[[エンチャント]]になっている。第2面で墓地に置かれるかわりに追放される能力を持つ点は変わらない。
  
 
*disturbとは「(睡眠などの平穏な状態を)妨げる」の意味だが、ここでは死者の魂が[[アヴァシン教会/The Church of Avacyn#祝福された眠り/The Blessed Sleep|祝福された眠り/The Blessed Sleep]]から目覚めさせられることを指したものだろう。日本語版の「降霊」はかなりの意訳と言える。
 
*disturbとは「(睡眠などの平穏な状態を)妨げる」の意味だが、ここでは死者の魂が[[アヴァシン教会/The Church of Avacyn#祝福された眠り/The Blessed Sleep|祝福された眠り/The Blessed Sleep]]から目覚めさせられることを指したものだろう。日本語版の「降霊」はかなりの意訳と言える。
  
 
===[[ルール]]===
 
===[[ルール]]===
*カードの降霊能力を使って呪文を唱えた場合、そのカードは第2面を表向きにして[[スタック]]に置かれる。結果として生じる呪文はその面のすべての[[特性]]を持つ。
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*カードの降霊能力を使って呪文を唱えた場合、そのカードは第2面を表向きにして[[スタック]]に置かれる。結果として生じる呪文はその面のすべての[[特性]]を持つ。第2面が[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先などの[[対象]]を取る場合、唱える際に適正な対象を選ぶ必要がある。
 
*降霊を持つカードは[[変身する両面カード]]であり、基本的に変身する両面カードのルールに従う。
 
*降霊を持つカードは[[変身する両面カード]]であり、基本的に変身する両面カードのルールに従う。
 
**降霊コストに関わらず、唱えた呪文の[[マナ総量]]は第1面のマナ総量に等しい({{CR|712.4b}})。
 
**降霊コストに関わらず、唱えた呪文の[[マナ総量]]は第1面のマナ総量に等しい({{CR|712.4b}})。
 
**第2面で[[明滅]]した場合は第1面で戦場に戻る。
 
**第2面で[[明滅]]した場合は第1面で戦場に戻る。
*[[スタック]]上で降霊呪文が[[打ち消す|打ち消された]]場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
 
 
*スタック上の降霊呪文が[[コピー]]された場合、それは両面カードではないが第2面の特性を持つ。
 
*スタック上の降霊呪文が[[コピー]]された場合、それは両面カードではないが第2面の特性を持つ。
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以下は降霊能力に紐づけられたルールではないが、深く関係する事象のためこちらに記載する。
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*[[スタック]]上で降霊呪文が[[打ち消す|打ち消された]]場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
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*第2面がオーラである降霊を持つクリーチャーが戦場で変身した場合、何にもつけられていないオーラになるため[[状況起因処理]]で墓地に置かれる(代わりに追放される)。唱える以外の方法で戦場に出る場合と違い、適正なエンチャント先につけることはできない。
  
 
==参考==
 
==参考==

2021年11月7日 (日) 13:55時点における版

降霊/Disturb
種別 常在型能力
登場セット イニストラード:真夜中の狩り
CR CR:702.146

降霊(こうれい)/Disturbは、イニストラード:真夜中の狩りで登場したキーワード能力。これを持つ両面カード墓地にあるときに機能する常在型能力である。


Beloved Beggar / 愛される物乞い (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 農民(Peasant)

降霊(4)(白)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で降霊コストで唱えてもよい。)

0/4
Generous Soul / 気前のいい魂
〔白〕 クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行、警戒
気前のいい魂がいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。

4/4

定義

降霊[コスト]/Disturb[コスト]は、「あなたは、あなたの墓地にあるこのカードを、マナ・コストではなく[コスト]を支払うことで、変身させた状態で唱えてもよい。」を意味する。

解説

イニストラード/Innistradの死者の魂が霊/Geistとして現世に戻ったり、何かに取り憑くことを表すメカニズム

イニストラード:真夜中の狩りではに割り振られ、突風漂い/Galedrifterを除き第1面人間であり、第2面はすべてスピリットである。また第2面はすべて飛行と「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」という能力を持つ。

続くイニストラード:真紅の契りでは白と青のみに縮小し、第1面はすべてスピリット、第2面はすべてオーラエンチャントになっている。第2面で墓地に置かれるかわりに追放される能力を持つ点は変わらない。

  • disturbとは「(睡眠などの平穏な状態を)妨げる」の意味だが、ここでは死者の魂が祝福された眠り/The Blessed Sleepから目覚めさせられることを指したものだろう。日本語版の「降霊」はかなりの意訳と言える。

ルール

  • カードの降霊能力を使って呪文を唱えた場合、そのカードは第2面を表向きにしてスタックに置かれる。結果として生じる呪文はその面のすべての特性を持つ。第2面がエンチャント先などの対象を取る場合、唱える際に適正な対象を選ぶ必要がある。
  • 降霊を持つカードは変身する両面カードであり、基本的に変身する両面カードのルールに従う。
    • 降霊コストに関わらず、唱えた呪文のマナ総量は第1面のマナ総量に等しい(CR:712.4b)。
    • 第2面で明滅した場合は第1面で戦場に戻る。
  • スタック上の降霊呪文がコピーされた場合、それは両面カードではないが第2面の特性を持つ。

以下は降霊能力に紐づけられたルールではないが、深く関係する事象のためこちらに記載する。

  • スタック上で降霊呪文が打ち消された場合、「これがいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。」によって呪文は墓地に置かれる代わりに追放される。
  • 第2面がオーラである降霊を持つクリーチャーが戦場で変身した場合、何にもつけられていないオーラになるため状況起因処理で墓地に置かれる(代わりに追放される)。唱える以外の方法で戦場に出る場合と違い、適正なエンチャント先につけることはできない。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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