巨大戦車/Juggernaut
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(→ストーリー: 推敲。クリシュナは神ではない、「轢かれれば幸せになる」が俗説である旨など反映) |
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− | "Juggernaut([[Wikipedia:ja:ジャガーノート|ジャガーノート]])" | + | "Juggernaut([[Wikipedia:ja:ジャガーノート|ジャガーノート]])"は梵語で「世界(ジャガタ)の主人(ナータ)」を意味し、現代ではヒンドゥー教のヴィシュヌ神の[[アバター|化身]]であるクリシュナに習合されている。ヒンドゥー教の四聖地の一つプリーでは彼と兄妹の巨像を載せた高さ45フィートの三台の山車が街を練り歩く祭りがあり、毎年多数の見物客でごった返す。また、ときに俗説に従い、救済を求めて山車に飛び込む信者もいるという。転じて、現在は英語でも「巨大戦車」を指す。 |
− | + | [[多元宇宙/Multiverse]]でも「巨大な戦車」という発想は珍しくない発想であるようで、様々な[[次元/Plane]]に登場している。その形状や用途は次元によって様々に異なる。 | |
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{{フレイバーテキスト|ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。||巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版)}} | {{フレイバーテキスト|ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。||巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版)}} | ||
− | [[シャンダラー/Shandalar]]においてはテューン/Thuneの都市であるアン・カラス/An Karrasを3時間で壊滅せしめ、その破壊の様を見た[[ドルイド]]が[[忍び寄る大蔦/Creeperhulk]] | + | [[シャンダラー/Shandalar]]においてはテューン/Thuneの都市であるアン・カラス/An Karrasを3時間で壊滅せしめ、その破壊の様を見た[[ドルイド]]が[[忍び寄る大蔦/Creeperhulk]]を作り上げたという。 |
{{フレイバーテキスト|数千年もの重厚な歴史を持つ強大なアン・カラスの都市は、三時間で崩壊した。||巨大戦車/Juggernaut(基本セット2011版)}} | {{フレイバーテキスト|数千年もの重厚な歴史を持つ強大なアン・カラスの都市は、三時間で崩壊した。||巨大戦車/Juggernaut(基本セット2011版)}} | ||
2022年4月26日 (火) 18:46時点における版
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
各戦闘で、巨大戦車は可能なら攻撃する。
巨大戦車は壁(Wall)によってはブロックされない。
黎明期から存在する強力なアーティファクト・クリーチャー。無色のアーティファクトであるにも関わらずコスト・パフォーマンスが良く、4マナでパワー5という高い打撃力を誇る。
エターナルでは、Su-Chiなどとともにスタックスや5/3の中核クリーチャーとして活躍。磁石のゴーレム/Lodestone Golem登場後はそちらにスロットを譲ることも多くなっているが、現在でもこちらを愛用する古参プレイヤーもおり、根強い人気が伺える。
一方、ダークスティールでの再録時のスタンダードでは、他の多くのアーティファクト同様環境に駆逐され、ほとんど活躍することもないまま退場する結果となった。そうでなくとも、性能が飛躍的に上昇した昨今のクリーチャー群からすれば、4マナ5/3実質バニラ(限定的過ぎる回避能力)では、採用するには今ひとつだったのだろう。その後も何度か再録されているが、残念ながらスタンダードでは目立った活躍は残せていない。
リミテッドでは、デッキカラーを選ばず使える強力なアタッカーとして活躍する。構築と違い壁がブロッカーとして採用されることも珍しくなく、その回避能力が活きる場面も少なからずあるだろう。
- 第10版再録時に巨大戦車のクリーチャー・タイプを獲得した。
- 2005年7月のフライデー・ナイト・マジックの景品として、これのプロモーション・カードが配布された。
- Kai Buddeの通称"ジャーマン・ジャガーノート"の由来でもある。
- これが「巨大戦車」と日本語訳されたことに驚いた人も多い。みんな「ジャガーノート」になるとばかり思っていたからだ。ただし、その時点で既にオタリアの巨大戦車/Otarian Juggernautというカードも存在していた。
- ちなみに、マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスでの日本語訳は「ジャガナート」。
エクステンデッド制定後の短い間、禁止カードだったことがある(1997年7月1日禁止、1997年10月1日禁止解除)。エクステンデッドでローテーション以外での禁止解除を経験している珍しいカード。同じ経験をしているカードはこれ以外にBraingeyserだけ。
ストーリー
"Juggernaut(ジャガーノート)"は梵語で「世界(ジャガタ)の主人(ナータ)」を意味し、現代ではヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身であるクリシュナに習合されている。ヒンドゥー教の四聖地の一つプリーでは彼と兄妹の巨像を載せた高さ45フィートの三台の山車が街を練り歩く祭りがあり、毎年多数の見物客でごった返す。また、ときに俗説に従い、救済を求めて山車に飛び込む信者もいるという。転じて、現在は英語でも「巨大戦車」を指す。
多元宇宙/Multiverseでも「巨大な戦車」という発想は珍しくない発想であるようで、様々な次元/Planeに登場している。その形状や用途は次元によって様々に異なる。
ミラディン/Mirrodinにおいては、フレイバー・テキスト的にどうやらゴブリン達が制作したものであるようだ。
ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。(出典:巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版))
シャンダラー/Shandalarにおいてはテューン/Thuneの都市であるアン・カラス/An Karrasを3時間で壊滅せしめ、その破壊の様を見たドルイドが忍び寄る大蔦/Creeperhulkを作り上げたという。
数千年もの重厚な歴史を持つ強大なアン・カラスの都市は、三時間で崩壊した。(出典:巨大戦車/Juggernaut(基本セット2011版))
ドミナリア/Dominariaにおいては、かつてウルザ/Urzaが作り出した戦争機械として登場している。
ウルザの機械には、同類を発掘するという顕著な傾向がある。(出典:巨大戦車/Juggernaut(ドミナリア版))
参考
- The Top 50 Artifacts of All Time第40位(WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:ドミナリア - アンコモン
- カード個別評価:ダークスティール - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2015 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2011 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:Jumpstart - アンコモン
- カード個別評価:バトルボンド - アンコモン
- カード個別評価:エターナルマスターズ - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition 4 - アンコモン