吸血鬼の公証人/Vampire Scrivener
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[[除去耐性]]は特に無く、速効性の[[フィニッシャー]]級が求められるマナ域なのもあって、[[構築]]では[[コンボ]]的な使い方をしたい。あくまで何かの[[効果]]で[[得る]]のが主となる[[回復]]と比べ、ライフを[[失う]]のは[[起動コスト]]で自発的に繰り返すことができ、特に1点ずつ[[支払う]]以外の[[起動コスト]]のないもの([[モダン]]に存在する[[血の壁/Wall of Blood]]など)であればライフの続くかぎり何度も続けて[[誘発]]させられる。[[召喚酔い]]など課題はあるが、[[憎悪/Hatred]]さながらに一気に[[リーサル]]を決めることも可能。登場時の[[スタンダード]]で回数制限が無く、かつ能動的に[[インスタント・タイミング]]で1点ずつライフを支払う手段としては6マナ域に[[見捨てられし者の王/Lord of the Forsaken]]が、[[ソーサリー・タイミング]]まで含めると3マナ域に[[ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna]]([[手札]]が1枚の時)が存在している。 | [[除去耐性]]は特に無く、速効性の[[フィニッシャー]]級が求められるマナ域なのもあって、[[構築]]では[[コンボ]]的な使い方をしたい。あくまで何かの[[効果]]で[[得る]]のが主となる[[回復]]と比べ、ライフを[[失う]]のは[[起動コスト]]で自発的に繰り返すことができ、特に1点ずつ[[支払う]]以外の[[起動コスト]]のないもの([[モダン]]に存在する[[血の壁/Wall of Blood]]など)であればライフの続くかぎり何度も続けて[[誘発]]させられる。[[召喚酔い]]など課題はあるが、[[憎悪/Hatred]]さながらに一気に[[リーサル]]を決めることも可能。登場時の[[スタンダード]]で回数制限が無く、かつ能動的に[[インスタント・タイミング]]で1点ずつライフを支払う手段としては6マナ域に[[見捨てられし者の王/Lord of the Forsaken]]が、[[ソーサリー・タイミング]]まで含めると3マナ域に[[ハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna]]([[手札]]が1枚の時)が存在している。 | ||
− | *ライフを得るたびに[[強化]]される[[クリーチャー]]は[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]] | + | *ライフを得るたびに[[強化]]される[[クリーチャー]]は[[アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate]]をはじめ多く存在するが、ライフを失うたびに強化が誘発するのはこれまで[[基本セット2020]]の[[復讐に燃えた戦長/Vengeful Warchief]](各ターン最初の1回だけ誘発)のみ。[[常在型能力]]としては[[統率者2019]]に[[プレデターの艦長、グレヴェン/Greven, Predator Captain]]がいる。 |
**基本セット2020には、ライフを失うたび[[ドロー]]できる[[血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Blood]]も収録されている。 | **基本セット2020には、ライフを失うたび[[ドロー]]できる[[血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Blood]]も収録されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[アンコモン]] |
2022年5月12日 (木) 23:12時点における版
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
飛行
あなたのターン中にあなたがライフを得るたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中にあなたがライフを失うたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中限定で、ライフロスとライフゲインの両方に反応して+1/+1カウンターが乗る吸血鬼・邪術師。
素の性能は2/2飛行と、5マナであることを考えるとあまりに頼りないが、絆魂やドレイン、ライフをコストにする呪文や能力の全てがサイズに影響を及ぼす。
リミテッドでは飛行を持つファッティに育てばエンドカードともなる。酒場の詐取師/Tavern Swindlerの起動型能力で成功すれば一気に+1/+1カウンターが2個、失敗しても1個乗る。ただし自分のターン限定なので、その運用ではあちらがクリーチャーとして機能しなくなることには注意。
除去耐性は特に無く、速効性のフィニッシャー級が求められるマナ域なのもあって、構築ではコンボ的な使い方をしたい。あくまで何かの効果で得るのが主となる回復と比べ、ライフを失うのは起動コストで自発的に繰り返すことができ、特に1点ずつ支払う以外の起動コストのないもの(モダンに存在する血の壁/Wall of Bloodなど)であればライフの続くかぎり何度も続けて誘発させられる。召喚酔いなど課題はあるが、憎悪/Hatredさながらに一気にリーサルを決めることも可能。登場時のスタンダードで回数制限が無く、かつ能動的にインスタント・タイミングで1点ずつライフを支払う手段としては6マナ域に見捨てられし者の王/Lord of the Forsakenが、ソーサリー・タイミングまで含めると3マナ域にハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna(手札が1枚の時)が存在している。
- ライフを得るたびに強化されるクリーチャーはアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemateをはじめ多く存在するが、ライフを失うたびに強化が誘発するのはこれまで基本セット2020の復讐に燃えた戦長/Vengeful Warchief(各ターン最初の1回だけ誘発)のみ。常在型能力としては統率者2019にプレデターの艦長、グレヴェン/Greven, Predator Captainがいる。
- 基本セット2020には、ライフを失うたびドローできる血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Bloodも収録されている。