高名
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− | プレイヤーに戦闘ダメージを与えることで一度だけ自身を[[強化]] | + | プレイヤーに戦闘ダメージを与えることで一度だけ自身を[[強化]]するキーワード能力。戦果を上げることで名声を得る様子を表している。仕事をすると出世するのをイメージすると分かりやすい。 |
最後の[[基本セット]]として、これまでのようにメカニズムを再録するのではなく全く新しいメカニズムを作るという発想の基に作られた。[[魔巧]]ともども、マジック・オリジンのテーマである「成長・進歩」に沿ったメカニズムとなっている<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/species-origins-part-2-2015-06-29 The Species of Origins, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015216/ 『マジック・オリジン』の起源 その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])</ref>。 | 最後の[[基本セット]]として、これまでのようにメカニズムを再録するのではなく全く新しいメカニズムを作るという発想の基に作られた。[[魔巧]]ともども、マジック・オリジンのテーマである「成長・進歩」に沿ったメカニズムとなっている<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/species-origins-part-2-2015-06-29 The Species of Origins, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0015216/ 『マジック・オリジン』の起源 その2]([[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])</ref>。 |
2022年5月19日 (木) 15:13時点における版
高名/Renown | |
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種別 | 誘発型能力 |
登場セット | マジック・オリジン モダンホライゾン2 |
CR | CR:702.112 |
高名(こうめい)/Renownは、マジック・オリジンで制定されたキーワード能力。クリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えたときに誘発する誘発型能力である。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
高名1(このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは高名になる。)
秘宝の探求者が高名になったとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
高名2(このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名でない場合、これの上に+1/+1カウンターを2個置く。これは高名になる。)
あなたがコントロールするクリーチャーが1体高名になるたび、カードを1枚引く。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
高名1(このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名でない場合、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。これは高名になる。)
ゴブリンの栄光追いが高名であるかぎり、これは威迫を持つ。(これは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)
定義
高名N/Renown Nは、「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名/Renownedでない場合、これの上に+1/+1カウンターをN個置く。これは高名になる。」を意味する。
「高名である」とは、高名能力および他の呪文や能力が参照できるが、それ以外にはルール上の意味を持たないマーカーである。パーマネントのみが、高名であったり高名になったりできる。パーマネントが高名になったなら、それが戦場を離れるまでずっとそれは高名であり続ける。「高名である」は能力ではなく、パーマネントのコピー可能な値でもない。
ルール
- 高名であることは怪物的であることと同じく、+1/+1カウンターの有無やそのクリーチャーの特性の変化には影響されない。
- 誘発条件にif節ルールが使われているので、何らかの効果で複数の高名を持っているクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、最初に解決された高名以外は解決時に何もしない。
解説
プレイヤーに戦闘ダメージを与えることで一度だけ自身を強化するキーワード能力。戦果を上げることで名声を得る様子を表している。仕事をすると出世するのをイメージすると分かりやすい。
最後の基本セットとして、これまでのようにメカニズムを再録するのではなく全く新しいメカニズムを作るという発想の基に作られた。魔巧ともども、マジック・オリジンのテーマである「成長・進歩」に沿ったメカニズムとなっている[1]。
マジック・オリジンでは白と赤と緑に存在し、高名になることで能力が誘発するカードや、新たな能力を得るカードも存在する。
- 他のオブジェクトが高名になることを参照するカードとしてヴァレロンの管理人/Valeron Wardensが、他のオブジェクトが高名であるかどうかを参照するカードとして包み込む霧/Enshrouding Mistがある。
- 元々はShawn Mainがタルキール覇王譚ブロックのデザイン初期に老練/Veteranという名前でデザインしたものである[2]。
脚注
- ↑ The Species of Origins, Part 2/『マジック・オリジン』の起源 その2(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- ↑ Igniting the Spark/灯を点せ(Daily MTG、Feature、文:Shawn Main、訳:米村薫)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.112 高名/Renown
- 702.112a 高名は誘発型能力である。「高名N/Renown N」は、「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、これが高名でない場合、これの上に+1/+1カウンターN個を置き、これは高名 になる。」を意味する。
- 702.112b 「高名である/Renowned」は、高名 能力の処理その他の呪文や能力が参照できる目印として以外のルール上の意味を持たない記号である。パーマネントだけが、高名である、あるいは高名 になることができる。パーマネントが高名 になったら、それが戦場を離れるまでずっと高名である。高名であることは、能力でも、そのパーマネントのコピー可能な値でもない。
- 702.112c 単一のクリーチャーが複数の高名 能力を持つ場合、それらは別々に誘発する。それらの能力のうち最初に解決されるものがそのクリーチャーを高名にし、それ以降の能力は効果を持たない。(rule 603.4 参照)。
- 702.112 高名/Renown
- 702 キーワード能力