テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat

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[[#訳語の変遷|'''愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット'''/''Tevesh Szat, the Doom of Fools'']]は、全生命を滅ぼし世界を静寂に包むことを最終目的とする狂気の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。男性。「'''全ての愚者の破滅'''（''the Doom of All Fools''）」と名乗ることも。[[アイスエイジ]]を皮切りに、アメコミやPCゲームのストーリーで何度も登場した名悪役。[[カード]]としては[[統率者レジェンズ]]の[[愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools]]が初出。
  
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[[#translate|愚か者どもの破滅、テヴェシュ・ザット（Tevesh Szat, the Doom of Fools）]]
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==ストーリー==
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「全ての愚か者どもの破滅（the Doom of All Fools）」と名乗ることも。
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元々は[[人間/Human]]の[[ウィザード|魔術師]]で、本名は''Tev Loneglade''（'''テヴ・ローングレイド'''）。プレインズウォーカーとなってからは[[ドミナリア/Dominaria]]中を旅していた。
  
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全生命を滅ぼし世界を静寂に包むことを最終目的とする狂気の[[プレインズウォーカー]]。男性。
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唯一の心の支えが妹の[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Tymolin|Tymolin Loneglade（ティモリン・ローングレイド）]]であり、延命の魔法をかけて若い姿を保たせたまま一緒に生きてきた。暗黒時代には、俗世間の絶え間ない争いに疲れ[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]で半引退生活を送っていた。この頃の姿は、白髪で短い白髭、青い長衣と褐色縦縞の服を重ね合わせて着込み、キャップを被り、細い杖をもつ、厳めしい顔つきの老隠者といったところ。
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[[アイスエイジ]]を皮切りに、アメコミやPCゲームのストーリーで何度も登場した名悪役。
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最愛の妹が殺された際に絶望と怒りが引き金となって狂気に陥り、姿を青黒い肌と鱗で全身を覆われ、足の代わりに触手を何本も生やし、先が二股に分かれた長い舌を持つトカゲ巨人へと変え、テヴェシュ・ザットと名乗るようになった（{{Gatherer|id=499478|イラスト1}}、{{Gatherer|id=500780|イラスト2}}）。[[ファイレクシア/Phyrexia]]のドミナリア侵攻時には、全身は以前より黒味を増して漆黒に変わり、顔つきも更に爬虫類染みた様子になっている。
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元々は[[人間]]の魔術師で、本名はTev Loneglade（テヴ・ローングレイド）。
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唯一の心の支えが姉の[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Tymolin|Tymolin Loneglade（ティモリン・ローングレイド）]]であり、延命の魔法をかけて若い姿を保たせたまま一緒に生きてきた。
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暗黒時代には、俗世間の絶え間ない争いに疲れ[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]で半引退生活を送っていた。この頃の姿は、白髪で短い白髭、青い長衣と褐色縦縞の服を重ね合わせて着込み、キャップを被り、細い杖をもつ、厳めしい顔つきの老隠者といったところ。
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最愛の姉が殺された際に絶望と怒りが引き金となって狂気に陥り、姿を青黒い肌と鱗で全身を覆われ、足の代わりに触手を何本も生やし、先が二股に分かれた長い舌を持つトカゲ巨人へと変え、テヴェシュ・ザットと名乗るようになった。
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[[ファイレクシア/Phyrexia]]のドミナリア侵攻時には、全身は以前より黒味を増して漆黒に変わり、顔つきも更に爬虫類染みた様子になっている。
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[[黒]]の魔法が最も得意で、[[友好色]]の[[赤]]や[[青]]の呪文も好んで扱う上に、[[白]]と[[緑]]の魔法もかけることができる。
 
[[黒]]の魔法が最も得意で、[[友好色]]の[[赤]]や[[青]]の呪文も好んで扱う上に、[[白]]と[[緑]]の魔法もかけることができる。
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==経歴==
 
==経歴==
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正確な出自は不明だが、170[[AR]]の時点で既に少なくとも二千年は生きているため、-19世紀以前の生まれである。また、幼少時に兄妹で[[サーペイディア/Sarpadia]]の海岸で遊んだと述べており、サーペイディア大陸出身であるかもしれない。
  
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正確な出自は不明だが、170[[AR]]の時点で既に少なくとも二千年は生きているため、-19世紀以前の生まれである。
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プレインズウォーカーの能力でドミナリア各地を旅して回る。その経験からか[[アルゴス/Argoth]]の[[兄弟戦争/Brothers' War]]についても詳しい。
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また、幼少時に姉弟で[[サーペイディア/Sarpadia]]の海岸で遊んだと述べており、サーペイディア大陸出身であるかもしれない。
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プレインズウォーカーの能力でドミナリア各地を旅して回る。その経験からか[[アルゴス/Argoth]]の[[兄弟戦争]]についても詳しい。
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170ARの[[フォールン・エンパイア|サーペイディア暗黒時代]]での、[[Oliver Farrel#Farrelite|Farrelite（ファレル教徒）]]と[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の闘争に巻き込まれ実の妹と離れ離れとなると、徐々に正気を失い始める。精神の変調と同時に肉体も変化し、筋肉質の大男となり、髭の色も白から金色に、皮膚は所々鱗状になる。ティモリンが絶命したことを1マイル先から感じ取ると、怪物テヴェシュ・ザットへとほぼ変身を完了し、その場にいたファレル教徒と教団員を皆殺しにする。その翌日、[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#ストーリー|オーク・ゴブリン]]を率いて[[Montford|Montford（モントフォード）]]の街を襲い、壊滅させる。
  
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170ARの[[フォールン・エンパイア|サーペイディア暗黒時代]]での、[[Oliver Farrel#Farrelite|Farrelite（ファレル教徒）]]と[[Order of the Ebon Hand#story|漆黒の手教団]]の闘争に巻き込まれ実の姉と離れ離れとなると、徐々に正気を失い始める。
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[[アイスエイジ|氷河期]]には盟友[[レシュラック/Leshrac]]とともに崇拝の対象となる。テヴェシュ・ザット信仰の一例が[[ストーガード/Storgard]]の[[Miko|King Miko（ミーコ王）]]である。ストーガード滅亡後は、[[Glacier Raynor|Glacier Raynor（レイノー氷河）]]の廃墟に残された[[アーティファクト]]を糧に力を蓄える。
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精神の変調と同時に肉体も変化し、筋肉質の大男となり、髭の色も白から金色に、皮膚は所々鱗状になる。
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ティモリンが絶命したことを1マイル先から感じ取ると、怪物テヴェシュ・ザットへとほぼ変身を完了し、その場にいたファレル教徒と教団員を皆殺しにする。
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その翌日、[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#story|オーク・ゴブリン]]を率いて[[Montford|Montford（モントフォード）]]の街を襲い、壊滅させる。
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[[アイスエイジ|氷河期]]には盟友[[レシュラック/Leshrac]]とともに崇拝の対象となる。
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2934AR、[[Summit of the Null Moon|Summit of the Null Moon（虚月の頂上会談）]]に出席する。会談がプレインズウォーカー同士の戦いの場となると、[[フレイアリーズ/Freyalise]]を[[霊魂焼却/Soul Burn]]で完膚無きまでに叩きのめした。だが、頂上会談の29日後、今度は逆にフレイアリーズの刺客[[ジェウール・カルサリオン/Jaeuhl Carthalion]]により[[ドミナリア/Dominaria]]から[[シャンダラー/Shandalar]]へと追放される。
  
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テヴェシュ・ザット信仰の一例が[[Storgard|Storgard（ストーガード）]]の[[Miko|King Miko（ミーコ王）]]である。
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シャンダラー征服に失敗した後は、[[コロンドール/Corondor]]大陸の[[Ravidel|Ravidel（ラヴィデル）]]が作った[[Mox Beacon]]に興味を持ちドミナリアへ帰還。世界に破滅をもたらさん為に、因縁あるカルサリオンの子孫[[ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion (ストーリー)|ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion]]や[[クリスティナ/Kristina]]、[[サンドルー/Sandruu]]らのプレインズウォーカーを敵として戦いを繰り広げる。
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ストーガード滅亡後は、[[Glacier Raynor|Glacier Raynor（レイノー氷河）]]の廃墟に残された[[アーティファクト]]を糧に力を蓄える。
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2934AR、[[Summit of the Null Moon|Summit of the Null Moon（虚月の頂上会談）]]に出席する。
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4205AR、[[ナイン・タイタンズ/Nine Titans]]の一人として[[ウルザ/Urza]]達に協力していたが途中で裏切る。しかし、裏切りを予想していたウルザによって、[[ファイレクシア/Phyrexia]]を破壊する霊魂爆弾にその生命力を利用され、六千年を超える人生に幕を下ろすこととなる。
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会談がプレインズウォーカー同士の戦いの場となると、[[フレイアリーズ/Freyalise]]を[[霊魂焼却/Soul Burn]]で完膚無きまでに叩きのめした。
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だが、頂上会談の29日後、今度は逆にフレイアリーズの刺客[[ジェウール・カルサリオン/Jaeuhl Carthalion]]により[[ドミナリア/Dominaria]]から[[シャンダラー/Shandalar]]へと追放される。
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シャンダラー征服に失敗した後は、[[Ravidel|コロンドール/Corondor]]大陸の[[Ravidel（ラヴィデル）]]が作ったMox Beaconに興味を持ちドミナリアへ帰還。世界に破滅をもたらさん為に、因縁あるカルサリオンの子孫Jaredや[[クリスティナ/Kristina]]、[[サンドルー/Sandruu]]らのプレインズウォーカーを敵として戦いを繰り広げる。
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==訳語の変遷==
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[[プレーンシフト]]の[[悪意ある助言/Malicious Advice]]の[[フレイバー・テキスト]]で初めて「テヴェシュ・ザット」と訳語が充てられる。この訳は[[コールドスナップ]]でも踏襲され、[[テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat]]では[[カード名]]として初和訳された。
  
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4205AR、[[ナイン・タイタンズ]]の一人として[[ウルザ/Urza]]達に協力していたが途中で裏切る。
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彼の二つ名"The Doom of Fools"は[[陰謀団の福音者/Cabal Evangel]]のフレイバー・テキストで「愚者滅ぼし」と訳された。
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しかし、裏切りを予想していたウルザによって、[[ファイレクシア/Phyrexia]]を破壊する霊魂爆弾にその生命力を利用され、六千年を超える人生に幕を下ろすこととなる。
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==訳語の変遷 [#translate]==
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==登場==
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===登場カード===
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*[[愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Fools]]
  
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[[プレーンシフト]]の[[悪意ある助言/Malicious Advice]]の[[フレイバー・テキスト]]で初めて「テヴェシュ・ザット」と訳語が充てられる。
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====[[カード名]]に登場====
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この訳は[[コールドスナップ]]でも踏襲され、[[テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat]]では[[カード名]]として初和訳された。
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;[[アイスエイジ]]
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彼の二つ名「愚か者どもの破滅（the Doom of Fools）」は仮訳。
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:[[Minion of Tevesh Szat]]
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;[[コールドスナップ]]
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:[[テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat]]
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;[[統率者レジェンズ]]
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:[[ザットの意志/Szat's Will]]
  
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==関連カード==
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====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
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*[[Minion of Tevesh Szat]]
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;[[プレーンシフト]]
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*[[打破/Confound]]
+
:[[打破/Confound]]、[[悪意ある助言/Malicious Advice]]
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*[[悪意ある助言/Malicious Advice]]
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;[[モダンホライゾン]]
−
*[[プレインズウォーカーの嘲笑/Planeswalker's Scorn]]
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:[[真冬/Dead of Winter]]
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*[[闇の疑惑/Dark Suspicions]]
+
;[[統率者レジェンズ]]
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*[[テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat]]
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:[[苦悩の誓約/Vow of Torment]]
  
−
==参考==
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====[[絵|イラスト]]に登場====
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*[[フォールン・エンパイア]]
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;[[プレーンシフト]]
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*[[アイスエイジ]]
+
:[[打破/Confound]]、[[闇の疑惑/Dark Suspicions]]、[[プレインズウォーカーの嘲笑/Planeswalker's Scorn]]、[[悪意ある助言/Malicious Advice]]
−
*[[コールドスナップ]]
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;[[団結のドミナリア]]
−
*[[インベイジョン]]
+
:[[ウルザ、タイタンズを組織する/Urza Assembles the Titans]]（右から2番目）
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*[[プレーンシフト]]
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===登場作品・登場記事===
 
*[[Rumors of War]]（アメコミ版フォールン・エンパイアvol.1）
 
*[[Rumors of War]]（アメコミ版フォールン・エンパイアvol.1）
 
*[[Nations Asunder]]（アメコミ版フォールン・エンパイアvol.2）
 
*[[Nations Asunder]]（アメコミ版フォールン・エンパイアvol.2）
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*[[Invasion]]（小説）
 
*[[Invasion]]（小説）
 
*[[Planeshift]]（小説）
 
*[[Planeshift]]（小説）
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-1-2020-10-30 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034525/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち　その１]（Card Preview [[2020年]]10月30日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著）
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==参考==
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*[[フォールン・エンパイア]]
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*[[アイスエイジ]]
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*[[コールドスナップ]]
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*[[インベイジョン]]
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*[[プレーンシフト]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
  
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[[Category:プレインズウォーカー|てうぇしゅさっと]]
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[[Category:プレインズウォーカー|てうえしゆさつと]]
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[[Category:アイスエイジの人物|てうぇしゅさっと]]
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[[Category:アイスエイジの人物|てうえしゆさつと]]

2022年9月30日 (金) 23:08時点における最新版

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, the Doom of Foolsは、全生命を滅ぼし世界を静寂に包むことを最終目的とする狂気のプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。「全ての愚者の破滅（the Doom of All Fools）」と名乗ることも。アイスエイジを皮切りに、アメコミやPCゲームのストーリーで何度も登場した名悪役。カードとしては統率者レジェンズの愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Foolsが初出。

目次

[編集] ストーリー

元々は人間/Humanの魔術師で、本名はTev Loneglade（テヴ・ローングレイド）。プレインズウォーカーとなってからはドミナリア/Dominaria中を旅していた。

唯一の心の支えが妹のTymolin Loneglade（ティモリン・ローングレイド）であり、延命の魔法をかけて若い姿を保たせたまま一緒に生きてきた。暗黒時代には、俗世間の絶え間ない争いに疲れヘイヴンウッド/Havenwoodで半引退生活を送っていた。この頃の姿は、白髪で短い白髭、青い長衣と褐色縦縞の服を重ね合わせて着込み、キャップを被り、細い杖をもつ、厳めしい顔つきの老隠者といったところ。

最愛の妹が殺された際に絶望と怒りが引き金となって狂気に陥り、姿を青黒い肌と鱗で全身を覆われ、足の代わりに触手を何本も生やし、先が二股に分かれた長い舌を持つトカゲ巨人へと変え、テヴェシュ・ザットと名乗るようになった（イラスト1、イラスト2）。ファイレクシア/Phyrexiaのドミナリア侵攻時には、全身は以前より黒味を増して漆黒に変わり、顔つきも更に爬虫類染みた様子になっている。

黒の魔法が最も得意で、友好色の赤や青の呪文も好んで扱う上に、白と緑の魔法もかけることができる。

口癖は「Silence！（静寂を！）」（”s”の音を重ねて「Ssssssilence！」という風に発音する）。

[編集] 経歴

正確な出自は不明だが、170ARの時点で既に少なくとも二千年は生きているため、-19世紀以前の生まれである。また、幼少時に兄妹でサーペイディア/Sarpadiaの海岸で遊んだと述べており、サーペイディア大陸出身であるかもしれない。

プレインズウォーカーの能力でドミナリア各地を旅して回る。その経験からかアルゴス/Argothの兄弟戦争/Brothers' Warについても詳しい。

170ARのサーペイディア暗黒時代での、Farrelite（ファレル教徒）と漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの闘争に巻き込まれ実の妹と離れ離れとなると、徐々に正気を失い始める。精神の変調と同時に肉体も変化し、筋肉質の大男となり、髭の色も白から金色に、皮膚は所々鱗状になる。ティモリンが絶命したことを1マイル先から感じ取ると、怪物テヴェシュ・ザットへとほぼ変身を完了し、その場にいたファレル教徒と教団員を皆殺しにする。その翌日、オーク・ゴブリンを率いてMontford（モントフォード）の街を襲い、壊滅させる。

氷河期には盟友レシュラック/Leshracとともに崇拝の対象となる。テヴェシュ・ザット信仰の一例がストーガード/StorgardのKing Miko（ミーコ王）である。ストーガード滅亡後は、Glacier Raynor（レイノー氷河）の廃墟に残されたアーティファクトを糧に力を蓄える。

2934AR、Summit of the Null Moon（虚月の頂上会談）に出席する。会談がプレインズウォーカー同士の戦いの場となると、フレイアリーズ/Freyaliseを霊魂焼却/Soul Burnで完膚無きまでに叩きのめした。だが、頂上会談の29日後、今度は逆にフレイアリーズの刺客ジェウール・カルサリオン/Jaeuhl Carthalionによりドミナリア/Dominariaからシャンダラー/Shandalarへと追放される。

シャンダラー征服に失敗した後は、コロンドール/Corondor大陸のRavidel（ラヴィデル）が作ったMox Beaconに興味を持ちドミナリアへ帰還。世界に破滅をもたらさん為に、因縁あるカルサリオンの子孫ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalionやクリスティナ/Kristina、サンドルー/Sandruuらのプレインズウォーカーを敵として戦いを繰り広げる。

4205AR、ナイン・タイタンズ/Nine Titansの一人としてウルザ/Urza達に協力していたが途中で裏切る。しかし、裏切りを予想していたウルザによって、ファイレクシア/Phyrexiaを破壊する霊魂爆弾にその生命力を利用され、六千年を超える人生に幕を下ろすこととなる。

[編集] 訳語の変遷

プレーンシフトの悪意ある助言/Malicious Adviceのフレイバー・テキストで初めて「テヴェシュ・ザット」と訳語が充てられる。この訳はコールドスナップでも踏襲され、テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szatではカード名として初和訳された。

彼の二つ名"The Doom of Fools"は陰謀団の福音者/Cabal Evangelのフレイバー・テキストで「愚者滅ぼし」と訳された。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

アイスエイジ
Minion of Tevesh Szat
コールドスナップ
テヴェシュ・ザットの信奉者/Disciple of Tevesh Szat
統率者レジェンズ
ザットの意志/Szat's Will

[編集] フレイバー・テキストに登場

プレーンシフト
打破/Confound、悪意ある助言/Malicious Advice
モダンホライゾン
真冬/Dead of Winter
統率者レジェンズ
苦悩の誓約/Vow of Torment

[編集] イラストに登場

プレーンシフト
打破/Confound、闇の疑惑/Dark Suspicions、プレインズウォーカーの嘲笑/Planeswalker's Scorn、悪意ある助言/Malicious Advice
団結のドミナリア
ウルザ、タイタンズを組織する/Urza Assembles the Titans（右から2番目）

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

「http://m.mtgwiki.com/wiki/%E3%83%86%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%83%E3%83%88/Tevesh_Szat」より作成
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