巧みな軍略/Strategic Planning
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
細 |
|||
| （9人の利用者による、間の17版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Strategic Planning}} | {{#card:Strategic Planning}} | ||
| − | + | [[衝動/Impulse]]の亜種。同じ[[マナ・コスト]]のまま、[[ソーサリー]]になり[[見る]]枚数が減った。 | |
| − | + | それだけなら[[下位互換]]のように思えそうだが、選ばなかった[[カード]]は[[ライブラリーの一番下]]ではなく[[墓地]]に[[置く]]というところが利点。[[リアニメイト]]などで墓地を利用する[[デッキ]]では採用に値する。 | |
| − | + | 初出が[[ポータル三国志]]のカードにはしばしばあることだが、[[統率者2013]]で[[再録]]される前は高額カードのひとつだった。さまざまな[[引く|ドロー]]および[[サーチ]]カードが[[制限カード]]に指定されている[[ヴィンテージ]]で、[[スタックス]]のパーツとして活躍を見せている。 | |
| + | |||
| + | [[破滅の刻]]で初めて[[本流のセット]]に再録。[[スタンダード]]では[[コスト]]や見る枚数が同じで[[インスタント]]の[[予期/Anticipate]]が存在するため、やはり墓地を利用するデッキでの採用が主になるだろう。[[現出 (デッキ)|現出デッキ]]や[[王神の贈り物]]に採用されている。 | ||
| + | |||
| + | [[カルドハイム]]にも再録。[[リミテッド]]で墓地を利用するデッキ向けの[[軽い]]カードが不足していたため抜擢された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/kaldheim-limited-preview-2021-01-14 KALDHEIM LIMITED PREVIEW]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034719/ 『カルドハイム』リミテッド・プレビュー]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月14日 [[Melissa DeTora]]著)</ref>。同[[ローテーション]]時期内に存在する[[情報収集/Curate]]は、見れるのが2枚だがインスタントかつ[[諜報]]からのドローなので使い分けたい。 | ||
*墓地に置かれる2枚は[[手札]]を経由しない。そのため[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]の[[誘発型能力]]を[[誘発]]させる。 | *墓地に置かれる2枚は[[手札]]を経由しない。そのため[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]の[[誘発型能力]]を[[誘発]]させる。 | ||
| + | *[[モダンホライゾン]]では、[[色]]が[[黒]]になった[[研究室荒らし/Ransack the Lab]]が登場。 | ||
| + | *ポータル三国志版の{{Gatherer|id=377949}}は[[呉/Wu]]軍の参謀たちが本陣で協議している様子を描いているが、[[フレイバー・テキスト]]の出典は[[Wikipedia:ja:博望坡の戦い|博望坡の戦い]]で[[魏/Wei]]軍の動きを読み切った計画を立てた[[伏竜 孔明/Kongming, "Sleeping Dragon"|諸葛亮]]に対し、[[蜀主 劉備/Liu Bei, Lord of Shu|劉備]]が評した言葉。さらに元ネタを辿ると、[[Wikipedia:ja:史記|史記]]にある[[Wikipedia:ja:劉邦|劉邦]]が[[Wikipedia:ja:張良|張良]]を称賛した言葉が出典である。 | ||
| + | |||
| + | {{フレイバーテキスト|「陣中の幔幕の中で巧みな軍略をめぐらせ、千里も離れた所での勝利を決定することができる。」}} | ||
| + | |||
| + | ==脚注== | ||
| + | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[[カード個別評価：カルドハイム]] - [[コモン]] | ||
| + | *[[カード個別評価：破滅の刻]] - [[コモン]] | ||
| + | *[[カード個別評価：統率者レジェンズ]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価：ポータル三国志]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価：ポータル三国志]] - [[アンコモン]] | ||
| + | *[[カード個別評価：アモンケットリマスター]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価：Masters Edition 3]] - [[コモン]]2 | *[[カード個別評価：Masters Edition 3]] - [[コモン]]2 | ||
| + | *[[カード個別評価：ミスティカルアーカイブ]] - [[アンコモン]] | ||
2022年10月27日 (木) 17:44時点における最新版
衝動/Impulseの亜種。同じマナ・コストのまま、ソーサリーになり見る枚数が減った。
それだけなら下位互換のように思えそうだが、選ばなかったカードはライブラリーの一番下ではなく墓地に置くというところが利点。リアニメイトなどで墓地を利用するデッキでは採用に値する。
初出がポータル三国志のカードにはしばしばあることだが、統率者2013で再録される前は高額カードのひとつだった。さまざまなドローおよびサーチカードが制限カードに指定されているヴィンテージで、スタックスのパーツとして活躍を見せている。
破滅の刻で初めて本流のセットに再録。スタンダードではコストや見る枚数が同じでインスタントの予期/Anticipateが存在するため、やはり墓地を利用するデッキでの採用が主になるだろう。現出デッキや王神の贈り物に採用されている。
カルドハイムにも再録。リミテッドで墓地を利用するデッキ向けの軽いカードが不足していたため抜擢された[1]。同ローテーション時期内に存在する情報収集/Curateは、見れるのが2枚だがインスタントかつ諜報からのドローなので使い分けたい。
- 墓地に置かれる2枚は手札を経由しない。そのためガイアの祝福/Gaea's Blessingの誘発型能力を誘発させる。
- モダンホライゾンでは、色が黒になった研究室荒らし/Ransack the Labが登場。
- ポータル三国志版のイラストは呉/Wu軍の参謀たちが本陣で協議している様子を描いているが、フレイバー・テキストの出典は博望坡の戦いで魏/Wei軍の動きを読み切った計画を立てた諸葛亮に対し、劉備が評した言葉。さらに元ネタを辿ると、史記にある劉邦が張良を称賛した言葉が出典である。
「陣中の幔幕の中で巧みな軍略をめぐらせ、千里も離れた所での勝利を決定することができる。」
