投了

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=投了(Concede)=
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'''投了'''/''Concede''とは、自らの「[[敗北]]」を宣言することを指す[[ルール用語]]。
  
「敗北」を宣言すること。投了した[[プレイヤー]]は直ちに負けとなり、[[ゲーム]]から除外される。
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*[[トーナメント]]そのものから降りる[[棄権]]([[ドロップ]])とは明確に意味が異なる。
  
[[多人数戦]]においては、プレイヤーがゲームから除外されたら、そのプレイヤーの所有する[[オブジェクト]]はすべてゲームから除外され、[[スタック]]上にあるそのプレイヤーがコントロールする[[呪文]]や[[能力]]は消滅し、そのプレイヤーにコントロールを与えているコントロール変更効果は終わる。これは[[状況起因効果]]ではない({{CR|600.4a}})。
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==解説==
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投了した[[プレイヤー]]は即座にその[[ゲーム]]から除外され、そして負けとなる。
  
投了は[[マジックの黄金律]]「[[カード]]はルールに勝つ」の例外かつ[[優先権]]ルールの枠外であり、[[]]の状況に影響されずいつでも行うことができ、いかなる行動よりも優先される。
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投了は[[マジックの黄金律]]「[[カード]]はルールに勝つ」の例外かつ[[優先権]]ルールの枠外であり、[[戦場]]の状況に影響されずいつでも行うことができ、いかなる行動よりも優先される。それが[[アンタップ・ステップ]]だろうが呪文や能力の[[解決]]中だろうが問わない。また、[[白金の天使/Platinum Angel]]などで敗北が禁止されていても、投了すればその効果に影響されずにゲームに敗北することができる。
それが[[アンタップ・ステップ]]だろうが[[能力]][[解決]]中だろうが問わない。
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[[精神隷属器/Mindslaver]]で[[ターン]]を[[コントロール]]されている最中でもいい。
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投了の意思表示の仕方は人それぞれ。「投了します」と口で言う人もいれば、握手のために手を差し出す・頭を下げる・両手を挙げるといった動作で示す人もいる。ジェスチャーは文化圏によって違うことがあるので、外国人が相手の場合は注意。
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[[多人数戦]]においては、プレイヤーがゲームから除外されたら、そのプレイヤーの所有する[[オブジェクト]]は、[[アンティ]][[領域]]にあるものを除いて({{CR|800.4n}})すべてゲームから離れ、[[スタック]]上にあるそのプレイヤーが[[コントロール]]する[[呪文]]や[[能力]]は消滅し、そのプレイヤーにコントロールを与えているコントロール変更効果は終わる。これは[[状況起因処理]]ではない。({{CR|800.4a}})
  
なお、時々何も言わず片付け始める人がいるが、これは不快に思う人がいるのみならず、トラブルの元になる可能性があるので避けた方がいい。例えば投了の宣言(を意味したつもりのカード片付け)の前後で、何かルール間違い等が発覚してジャッジがその時の状況を確認する必要が出てきた場合、片付けてしまっていたら正確な状況の確認が不可能になってしまう。
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[[精神隷属器/Mindslaver]]などで[[他のプレイヤーをコントロールする]]場合、コントロールしているプレイヤーを投了させることはできない。逆に、他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。({{CR|{{その他のルールのCR番号|他のプレイヤーをコントロールする}}.6}})
  
*[[白金の天使/Platinum Angel]]で敗北が禁止されていても影響されずにゲームに敗北することが出来る。
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==マナー==
*1ターン目の[[Ashnod's Coupon]][[起動]][[解決]]を回避できる方法でもあったりする。
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投了の意思表示の仕方は人それぞれ。「投了します」と口で言う人もいれば、握手のために手を差し出す、頭を下げる、両手を挙げるといった動作で示す人もいる。ジェスチャーは文化圏によって違うことがあるので、外国人が相手の場合は注意。インターネットにおいては「gg」(Good Game)とするのが一般的(→[[チャット略語]])。
*[[精神隷属器/Mindslaver]]でターンをコントロールしているプレイヤーを投了させることはできない。
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なお、時々何も言わず片付け始める人がいるが、これは不快に思う人がいるのみならず、トラブルの元になる可能性があるので避けた方がよい。例えば投了の宣言(を意味したつもりのカード片付け)の前後で、何かルール間違いなどが発覚して[[ジャッジ]]がその時の状況を確認する必要が出てきた場合、片付けてしまっていたら正確な状況の確認が不可能になってしまう。その結果、イカサマによる[[失格]]を受けてしまうことがある。
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==その他==
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*[[Ashnod's Coupon]]を回避できる方法でもあったりする。
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*[[マジック:ザ・ギャザリング]]以外のボードゲームにおいても使われる語である(→[[Wikipedia:ja:投了]])。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[インテンショナル・ドロー]]
 
*[[トス]]
 
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
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*[[トス]]
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*[[棄権]]
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{{#cr:104.3a}}

2023年4月15日 (土) 02:54時点における最新版

投了/Concedeとは、自らの「敗北」を宣言することを指すルール用語

目次

[編集] 解説

投了したプレイヤーは即座にそのゲームから除外され、そして負けとなる。

投了はマジックの黄金律カードはルールに勝つ」の例外かつ優先権ルールの枠外であり、戦場の状況に影響されずいつでも行うことができ、いかなる行動よりも優先される。それがアンタップ・ステップだろうが呪文や能力の解決中だろうが問わない。また、白金の天使/Platinum Angelなどで敗北が禁止されていても、投了すればその効果に影響されずにゲームに敗北することができる。

多人数戦においては、プレイヤーがゲームから除外されたら、そのプレイヤーの所有するオブジェクトは、アンティ領域にあるものを除いて(CR:800.4n)すべてゲームから離れ、スタック上にあるそのプレイヤーがコントロールする呪文能力は消滅し、そのプレイヤーにコントロールを与えているコントロール変更効果は終わる。これは状況起因処理ではない。(CR:800.4a)

精神隷属器/Mindslaverなどで他のプレイヤーをコントロールする場合、コントロールしているプレイヤーを投了させることはできない。逆に、他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。(CR:719.6)

[編集] マナー

投了の意思表示の仕方は人それぞれ。「投了します」と口で言う人もいれば、握手のために手を差し出す、頭を下げる、両手を挙げるといった動作で示す人もいる。ジェスチャーは文化圏によって違うことがあるので、外国人が相手の場合は注意。インターネットにおいては「gg」(Good Game)とするのが一般的(→チャット略語)。

なお、時々何も言わず片付け始める人がいるが、これは不快に思う人がいるのみならず、トラブルの元になる可能性があるので避けた方がよい。例えば投了の宣言(を意味したつもりのカード片付け)の前後で、何かルール間違いなどが発覚してジャッジがその時の状況を確認する必要が出てきた場合、片付けてしまっていたら正確な状況の確認が不可能になってしまう。その結果、イカサマによる失格を受けてしまうことがある。

[編集] その他

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

  • 1 ゲームの考え方
    • 104 ゲームの終了
      • 104.3 ゲームの敗北となる条件がいくつか存在する。
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