アストラル・ドラゴン/Astral Dragon
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+ | また、本来クリーチャーではないパーマネントのクリーチャー版を生成できることを活かした[[コンボ]]を決めるのも良いだろう。例えば、[[龍の大嵐/Dragon Tempest]]をコピーすれば、アストラル・ドラゴンと生成したコピー以外のドラゴンがいなくとも[[任意の対象]]への3点ダメージを7回飛ばすことができる。そのほか、[[あまたの舞い/Dance of Many]]や[[呪われた鏡/Cursed Mirror]]、[[サヒーリ・ライ/Saheeli Rai]]などクリーチャーをコピーできる非クリーチャー・パーマネントと組み合わせることで[[無限トークン]]。 | ||
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+ | *基本的なルールに関しては[[コピー]]・[[コピー可能な値]]を参照。 | ||
+ | *[[オーラ]]を[[対象]]にした場合、そのコピーは[[戦場]]に出ない。コピーはクリーチャーかつオーラとなるが、そのようなオーラは何処にも[[つける]]ことができず({{CR|303.4d}})、適正な[[エンチャント_(キーワード能力)|エンチャント]]先がないために[[戦場に出る|戦場に出ら]]れないからである({{CR|303.4g}})<ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1547785361698750465 @testing_box](MTG質問箱のTwitter 認定ジャッジによる解答 [[2022年]]7月15日)</ref>。 | ||
+ | *[[プレインズウォーカー]]をコピーした場合、それはプレインズウォーカーの[[カード・タイプ]]を保持しているので初期[[忠誠度]]分の[[忠誠カウンター]]が置かれた状態で戦場に出て、[[攻撃]]先に指定されることがあり、忠誠カウンターが置かれていなければ[[死亡]]する。 | ||
+ | **クリーチャーでもあるのでプレインズウォーカーや[[プレイヤー]]への攻撃を[[ブロック]]することもできる。自身への攻撃をブロックすることや、自身が攻撃されている時にプレイヤーや他のプレインズウォーカーへの攻撃をブロックすることも適正である<ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1544163017256214528 @testing_box](同上 2022年7月5日)</ref><ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1544163814417272833 @testing_box](同上 2022年7月5日)</ref>。 | ||
+ | **対戦相手のクリーチャーがこのコピーを攻撃してブロックされなかった場合、コピーは[[戦闘ダメージ]]を受けるが、ブロックはしていないため攻撃してきたクリーチャーにコピーが戦闘ダメージを与えるようなことはない。 | ||
+ | **プレインズウォーカーでもあるため、自身の攻撃やブロックにより受けたダメージでも忠誠カウンターは取り除かれる({{CR|306.8}})。 | ||
+ | *[[バトル]]をコピーした場合、それはバトルのカード・タイプを保持しているので初期[[守備値]]分の[[守備カウンター]]が置かれた状態で戦場に出て、攻撃先に指定されることがあり、守備カウンターが置かれておらず自身の持つ[[誘発型能力]]が解決していないならば[[墓地]]に置かれる。 | ||
+ | **このトークン自身は攻撃もブロックもできない。バトルというカード・タイプ自体に自身の攻撃・ブロックへの参加をできなくさせるルールがあるためである({{CR|508.1a}}、{{CR|509.1a}}、{{CR|506.3}})。 | ||
+ | *生成した[[トークン]]はクリーチャーであるため、[[召喚酔い]]の影響を受ける。[[タップ能力]]を持つパーマネントをコピーする際は注意。 | ||
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+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[クリーチャー化]] | ||
+ | *[[コピーカード]] | ||
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[レア]]([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]) | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]] - [[レア]]([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ]]) |
2023年4月24日 (月) 21:39時点における最新版
Astral Dragon / アストラル・ドラゴン (6)(青)(青)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
プロジェクト・イメージ ― アストラル・ドラゴンが戦場に出たとき、クリーチャーでないパーマネント1つを対象とする。他のタイプに加えて飛行を持つ3/3のドラゴン(Dragon)・クリーチャーであることを除きそれのコピーであるトークン2つを生成する。
ETB能力で、クリーチャーでないパーマネントのクリーチャー化したコピーを生成するドラゴン。
クリーチャーでさえなければカード・タイプやコントローラーを問わずに対象にできるため、大規模なリセットカードや立ち消えを考慮しなければほぼ確実に合計パワー/タフネス10/10の飛行戦力を展開できる。とはいえ、フレンチ・バニラの複数展開だけでは8マナの仕事としては物足りない。オリジナルと合わせ同じ能力を持つパーマネントが3つ戦場に並ぶことになるため、重複に意味を持たせやすいパーマネントのコピーを狙いたい。逆に、レジェンド・ルールが適用される伝説のパーマネントとの相性は今一つである。
また、本来クリーチャーではないパーマネントのクリーチャー版を生成できることを活かしたコンボを決めるのも良いだろう。例えば、龍の大嵐/Dragon Tempestをコピーすれば、アストラル・ドラゴンと生成したコピー以外のドラゴンがいなくとも任意の対象への3点ダメージを7回飛ばすことができる。そのほか、あまたの舞い/Dance of Manyや呪われた鏡/Cursed Mirror、サヒーリ・ライ/Saheeli Raiなどクリーチャーをコピーできる非クリーチャー・パーマネントと組み合わせることで無限トークン。
[編集] ルール
- 基本的なルールに関してはコピー・コピー可能な値を参照。
- オーラを対象にした場合、そのコピーは戦場に出ない。コピーはクリーチャーかつオーラとなるが、そのようなオーラは何処にもつけることができず(CR:303.4d)、適正なエンチャント先がないために戦場に出られないからである(CR:303.4g)[1]。
- プレインズウォーカーをコピーした場合、それはプレインズウォーカーのカード・タイプを保持しているので初期忠誠度分の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出て、攻撃先に指定されることがあり、忠誠カウンターが置かれていなければ死亡する。
- バトルをコピーした場合、それはバトルのカード・タイプを保持しているので初期守備値分の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出て、攻撃先に指定されることがあり、守備カウンターが置かれておらず自身の持つ誘発型能力が解決していないならば墓地に置かれる。
- 生成したトークンはクリーチャーであるため、召喚酔いの影響を受ける。タップ能力を持つパーマネントをコピーする際は注意。
[編集] 脚注
- ↑ @testing_box(MTG質問箱のTwitter 認定ジャッジによる解答 2022年7月15日)
- ↑ @testing_box(同上 2022年7月5日)
- ↑ @testing_box(同上 2022年7月5日)