金ゲー
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[[マジック:ザ・ギャザリング]]を含め[[トレーディングカードゲーム]]は、[[デッキ]]を作るために[[カード]]を集める必要があるが、[[稀少度]]や人気が高いカードは高額になる傾向があり、資金が足らないとそれらのカードをデッキに入れるのを諦めなければいけない場合が多い。このことから、よく「トレーディングカードゲームは金ゲーである」と評される。 | [[マジック:ザ・ギャザリング]]を含め[[トレーディングカードゲーム]]は、[[デッキ]]を作るために[[カード]]を集める必要があるが、[[稀少度]]や人気が高いカードは高額になる傾向があり、資金が足らないとそれらのカードをデッキに入れるのを諦めなければいけない場合が多い。このことから、よく「トレーディングカードゲームは金ゲーである」と評される。 | ||
− | また、[[リミテッド]] | + | また、[[リミテッド]]ではその場で手にしたカードでデッキを作るため、カードの入手を諦めざるを得ないという事態は([[ドラフト]]での[[取りきり]]でなければ)発生しないものの、プレイの度に[[ブースターパック]]などを使うため、「やるだけで金がかかり、資金がないと練習もままらない」とこちらも金ゲーとされることが多い。 |
これらは[[運ゲー]]同様、トレーディングカードゲームの宿命とも言われている。 | これらは[[運ゲー]]同様、トレーディングカードゲームの宿命とも言われている。 | ||
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+ | *もっとも、リミテッドは「開けたブースターの内容を逐一メモ」すればブースターの中身を再現可能なので、ある程度のデータが集まれば資金がなくても工夫次第で練習はできる。また、ブースター・ジェネレーターを使用するのも手である。 | ||
+ | **例えば、同じブースター6パックによる[[シールド]]戦の場合、8パック分のデータがあれば28通り、12パック分なら924通りの[[カードプール]]ができる。 | ||
+ | *国産ゲームでは[[サーチ]]が可能だったり、カートン購入である程度安定してカードを揃えられたりするが、MTGではどちらも不可能であるため金ゲーである傾向が強いと言われる。 | ||
+ | *コンピューターゲームにおいても、トレーディングカードゲームを手本として、有料アイテム等で戦力を補強するタイプのゲームが主にアーケードゲームやソーシャルゲームで登場しており、基本無料で対戦要素のあるゲームは大半がP2Wとなっている。排出されるカードが(IDと紐づけされるなどして)トレードできないコレクタブルカードゲームも存在し、こちらはさらにP2Wの要素が強くなってくる傾向にある。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[札束]] | *[[札束]] | ||
+ | *[[運ゲー]] | ||
+ | *[[ゲーム#俗語]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2023年8月5日 (土) 15:25時点における最新版
金ゲーとは、より多くの資金をつぎ込んだほうが有利になるゲームのこと。主に蔑称として扱われる。資産ゲー、Pay to Win(P2W)とも。
[編集] 解説
マジック:ザ・ギャザリングを含めトレーディングカードゲームは、デッキを作るためにカードを集める必要があるが、稀少度や人気が高いカードは高額になる傾向があり、資金が足らないとそれらのカードをデッキに入れるのを諦めなければいけない場合が多い。このことから、よく「トレーディングカードゲームは金ゲーである」と評される。
また、リミテッドではその場で手にしたカードでデッキを作るため、カードの入手を諦めざるを得ないという事態は(ドラフトでの取りきりでなければ)発生しないものの、プレイの度にブースターパックなどを使うため、「やるだけで金がかかり、資金がないと練習もままらない」とこちらも金ゲーとされることが多い。
これらは運ゲー同様、トレーディングカードゲームの宿命とも言われている。
- もっとも、リミテッドは「開けたブースターの内容を逐一メモ」すればブースターの中身を再現可能なので、ある程度のデータが集まれば資金がなくても工夫次第で練習はできる。また、ブースター・ジェネレーターを使用するのも手である。
- 国産ゲームではサーチが可能だったり、カートン購入である程度安定してカードを揃えられたりするが、MTGではどちらも不可能であるため金ゲーである傾向が強いと言われる。
- コンピューターゲームにおいても、トレーディングカードゲームを手本として、有料アイテム等で戦力を補強するタイプのゲームが主にアーケードゲームやソーシャルゲームで登場しており、基本無料で対戦要素のあるゲームは大半がP2Wとなっている。排出されるカードが(IDと紐づけされるなどして)トレードできないコレクタブルカードゲームも存在し、こちらはさらにP2Wの要素が強くなってくる傾向にある。