壮大な鯨/Colossal Whale
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− | + | 5/5という[[サイズ]]と繰り返し使える[[除去]][[能力]]を兼ね備えており、[[リミテッド]]では[[重い|重さ]]さえクリアできるなら優秀なクリーチャー。特に[[島/Island]]を用いる[[青]]の[[デッキ]]に対しては[[エンドカード]]級で、毎[[ターン]]反撃の芽を摘み取りながら、4ターン後には[[ライフ]]を0にすることができる。 | |
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+ | 一方[[構築]]では、7[[マナ]]ともなると何らかの[[除去耐性]]か、もしくは即効性のある能力が欲しいところであり、[[破滅の刃/Doom Blade]]などで簡単に1対1交換を取られてしまうこれは使いにくい部類に入る。 | ||
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+ | *[[基本セット2014]]の[[発売記念週末]]の[[プロモーション・カード]]として、2013年7月19日の[[フライデー・ナイト・マジック]]などで配布されている([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1262 参考])。 | ||
+ | *[[ウルザズ・サーガ]]の[[巨大鯨/Great Whale]]以来、実に15年ぶりとなる新種の[[鯨]]。 | ||
+ | *あまりにも巨大なその姿が印象的({{Gatherer|id=370685}})。[[誘発型能力]]はクリーチャーを飲み込み、死ぬときには吐き出すというイメージで設定されたものだろう。 | ||
+ | **[[2017年]]の時点では、青はこの[[放逐する僧侶/Banisher Priest]]系の追放能力を[[色の役割|2種色]]として使うとされていたが、青でするべきことではないと結論付けられ、2021年現在では色の役割から外されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2021-changes-2021-10-18 Mechanical Color Pie 2021 Changes]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035516/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点]([[Making Magic]] [[2021年]]10月18日)</ref>。実際に、青[[単色]]カードで相手クリーチャーを「放逐」できるのはこれだけである。 | ||
+ | ***2021年に登場した[[ファントム・スティード/Phantom Steed]]は放逐能力を持つが、追放できるのは味方クリーチャーのみであり、事実上[[覇権]]に近い機能となっている。 | ||
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+ | ==ルール== | ||
+ | *クリーチャーを追放する能力についての詳細は、同種の能力を持つ[[放逐する僧侶/Banisher Priest#ルール|放逐する僧侶/Banisher Priest]]を参照。 | ||
**放逐する僧侶と違って、壮大な鯨の能力は追放するかどうかを選択できることに注意。 | **放逐する僧侶と違って、壮大な鯨の能力は追放するかどうかを選択できることに注意。 | ||
**2体以上のクリーチャーを追放していた場合、それらのクリーチャーは同時に戦場に戻る。 | **2体以上のクリーチャーを追放していた場合、それらのクリーチャーは同時に戦場に戻る。 | ||
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+ | ==脚注== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[一時的に追放するカード]] | *[[一時的に追放するカード]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]] |
2023年8月28日 (月) 21:43時点における最新版
Colossal Whale / 壮大な鯨 (5)(青)(青)
クリーチャー — 鯨(Whale)
クリーチャー — 鯨(Whale)
島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
壮大な鯨が攻撃するたび、防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを、壮大な鯨が戦場を離れるまで追放してもよい。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)
攻撃時にクリーチャー1体を追放する大型クリーチャー。ただし、このカードが戦場を離れると追放していたクリーチャーは戦場に戻ってしまう。
5/5というサイズと繰り返し使える除去能力を兼ね備えており、リミテッドでは重ささえクリアできるなら優秀なクリーチャー。特に島/Islandを用いる青のデッキに対してはエンドカード級で、毎ターン反撃の芽を摘み取りながら、4ターン後にはライフを0にすることができる。
一方構築では、7マナともなると何らかの除去耐性か、もしくは即効性のある能力が欲しいところであり、破滅の刃/Doom Bladeなどで簡単に1対1交換を取られてしまうこれは使いにくい部類に入る。
- 基本セット2014の発売記念週末のプロモーション・カードとして、2013年7月19日のフライデー・ナイト・マジックなどで配布されている(参考)。
- ウルザズ・サーガの巨大鯨/Great Whale以来、実に15年ぶりとなる新種の鯨。
- あまりにも巨大なその姿が印象的(イラスト)。誘発型能力はクリーチャーを飲み込み、死ぬときには吐き出すというイメージで設定されたものだろう。
- 2017年の時点では、青はこの放逐する僧侶/Banisher Priest系の追放能力を2種色として使うとされていたが、青でするべきことではないと結論付けられ、2021年現在では色の役割から外されている[1]。実際に、青単色カードで相手クリーチャーを「放逐」できるのはこれだけである。
- 2021年に登場したファントム・スティード/Phantom Steedは放逐能力を持つが、追放できるのは味方クリーチャーのみであり、事実上覇権に近い機能となっている。
- 2017年の時点では、青はこの放逐する僧侶/Banisher Priest系の追放能力を2種色として使うとされていたが、青でするべきことではないと結論付けられ、2021年現在では色の役割から外されている[1]。実際に、青単色カードで相手クリーチャーを「放逐」できるのはこれだけである。
[編集] ルール
- クリーチャーを追放する能力についての詳細は、同種の能力を持つ放逐する僧侶/Banisher Priestを参照。
- 放逐する僧侶と違って、壮大な鯨の能力は追放するかどうかを選択できることに注意。
- 2体以上のクリーチャーを追放していた場合、それらのクリーチャーは同時に戦場に戻る。