内なる太陽、チミル/Chimil, the Inner Sun

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[[あなた]]の[[呪文]]は[[打ち消されない|打ち消されず]]、毎[[ターン]][[発見]]を行う[[伝説のアーティファクト]]。
 
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毎[[ターン]]何らかの[[呪文]]をタダで[[唱える]][[能力]]は強力である。しかし継続的な[[アドバンテージ]]源としてはかなり[[重い]]ため、[[マナ加速]]や[[リアニメイト]]などの早出し手段は組み込んでおくべきだろう。登場時の[[スタンダード]]には各種[[パワーストーン]]や[[加工鋳造所/Fabrication Foundry]]などの[[アーティファクト]]専用のマナ加速が存在するため、それらと併用すれば差別化もしやすい。
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6[[マナ]]と重く、打ち消されなくする能力を考慮せずとも[[マストカウンター]]級の性能であるため、これを[[パーミッション]]系[[デッキ]]への対策カードとして使うのは現実的ではない。基本的には打ち消されなくなる能力は[[護法]]を貫通できる程度のものと覚えておくのが良いだろう。一応、[[アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade]]のような[[踏み倒し]]対策を無視できるというメリットもある。
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[[スタンダード]]では[[アゾリウス・アーティファクト#イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|アゾリウス・アーティファクト]]の[[アドバンテージ]]源として少数枚使用される。
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[[リミテッド]]では[[色]]を問わず採用可能な[[ボムレア]]。重いので高速[[アグロ]]では採用しづらい点だけは玉に瑕か。
  
 
*打ち消されない[[能力]]は内なる太陽、チミルが戦場に存在する間に機能する。[[スタック]]上の内なる太陽、チミル自身は[[打ち消す|打ち消され]]得る。
 
*打ち消されない[[能力]]は内なる太陽、チミルが戦場に存在する間に機能する。[[スタック]]上の内なる太陽、チミル自身は[[打ち消す|打ち消され]]得る。
 
*[[イクサラン:失われし洞窟]]収録の[[カード]]で唯一[[イクサラン:失われし洞窟#宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper|宝の山ボックストッパー]]にも[[ボーダーレス]]仕様の別[[イラスト]]で収録されている。その関係か、[[拡張アート]]など特殊仕様のカードはイクサラン:失われし洞窟の[[ブースターパック]]からは出現しない。
 
*[[イクサラン:失われし洞窟]]収録の[[カード]]で唯一[[イクサラン:失われし洞窟#宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper|宝の山ボックストッパー]]にも[[ボーダーレス]]仕様の別[[イラスト]]で収録されている。その関係か、[[拡張アート]]など特殊仕様のカードはイクサラン:失われし洞窟の[[ブースターパック]]からは出現しない。
  
{{未評価|イクサラン:失われし洞窟}}
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==ストーリー==
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'''チミル'''/''Chimil''は[[イクサラン/Ixalan]]地下の[[オルテカ/Oltec#地理|中心核/The Core]]に存在する恒星({{Gatherer|id=638575}}、{{Gatherer|id=642280|イラスト2}})。
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中心核を照らし独自の重力を生み出す星であり、[[オルテカ/Oltec]]では[[人間/Human#イクサラン|人類]]や[[オルテカ/Oltec#神|深淵の神々/The Deep Gods]]を生み出した女神とされている。その影響は地下だけでなく地表にいても感じることができ、[[太陽帝国/The Sun Empire]]では[[太陽帝国/The Sun Empire#三相一体の太陽/The Threefold Sun|三相一体の太陽/The Threefold Sun]]として崇められている。
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かつて[[巨人/Giant#アー|フォモーリ/Fomori]]が中心核を侵略した時、彼らの破片船により閉じ込められ中心核も闇に閉ざされてしまった。後に解放された後も、破片船の残骸は未だにチミル周囲を漂っており、その光も以前より陰りが生じている。また、解放の際に生み出された物質である[[コズミューム/Cosmium]]は、チミルの魂や血にあたるものと考えられている。
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===登場記事・登場作品===
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-4 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 4]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037338/ メインストーリー第4話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-5 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 5]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037350/ メインストーリー第5話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-6 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 6]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037365/ メインストーリー第6話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-the-lost-caverns-of-ixalan Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037375/ 『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月2日 [[Clayton Kroh]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-the-lost-caverns-of-ixalan Planeswalker's Guide to The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037434/ プレインズウォーカーのための『イクサラン:失われし洞窟』案内]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月10日 [[Miguel Lopez]]著)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]([[イクサラン:失われし洞窟#宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper|宝の山ボックストッパー]]) - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]([[イクサラン:失われし洞窟#宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper|宝の山ボックストッパー]]) - [[神話レア]]

2023年12月12日 (火) 02:19時点における版


Chimil, the Inner Sun / 内なる太陽、チミル (6)
伝説のアーティファクト

あなたがコントロールしている呪文は打ち消されない。
あなたの終了ステップの開始時に、発見5を行う。(マナ総量が5以下であり土地でないカード1枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。それをそのマナ・コストを支払うことなく唱えるか、あなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)


あなた呪文打ち消されず、毎ターン発見を行う伝説のアーティファクト

ターン何らかの呪文をタダで唱える能力は強力である。しかし継続的なアドバンテージ源としてはかなり重いため、マナ加速リアニメイトなどの早出し手段は組み込んでおくべきだろう。登場時のスタンダードには各種パワーストーン加工鋳造所/Fabrication Foundryなどのアーティファクト専用のマナ加速が存在するため、それらと併用すれば差別化もしやすい。

6マナと重く、打ち消されなくする能力を考慮せずともマストカウンター級の性能であるため、これをパーミッションデッキへの対策カードとして使うのは現実的ではない。基本的には打ち消されなくなる能力は護法を貫通できる程度のものと覚えておくのが良いだろう。一応、アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegadeのような踏み倒し対策を無視できるというメリットもある。

スタンダードではアゾリウス・アーティファクトアドバンテージ源として少数枚使用される。

リミテッドではを問わず採用可能なボムレア。重いので高速アグロでは採用しづらい点だけは玉に瑕か。

ストーリー

チミル/Chimilイクサラン/Ixalan地下の中心核/The Coreに存在する恒星(イラストイラスト2)。

中心核を照らし独自の重力を生み出す星であり、オルテカ/Oltecでは人類深淵の神々/The Deep Godsを生み出した女神とされている。その影響は地下だけでなく地表にいても感じることができ、太陽帝国/The Sun Empireでは三相一体の太陽/The Threefold Sunとして崇められている。

かつてフォモーリ/Fomoriが中心核を侵略した時、彼らの破片船により閉じ込められ中心核も闇に閉ざされてしまった。後に解放された後も、破片船の残骸は未だにチミル周囲を漂っており、その光も以前より陰りが生じている。また、解放の際に生み出された物質であるコズミューム/Cosmiumは、チミルの魂や血にあたるものと考えられている。

登場記事・登場作品

参考

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