航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate
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− | [[2人対戦]]ではちょっとした[[回避能力]]付きの[[大型クリーチャー]]でしかなく、もっぱら[[統率者戦]]などの[[無差別戦]]の[[多人数戦]]で威力を発揮する前提のカード。[[対戦相手]]の数が多ければ多いほど効率がよく、例えば[[プレイヤー]]4人で[[ゲーム]]を行った場合、[[ターン]] | + | [[2人対戦]]ではちょっとした[[回避能力]]付きの[[大型クリーチャー]]でしかなく、もっぱら[[統率者戦]]などの[[無差別戦]]の[[多人数戦]]で威力を発揮する前提のカード。[[対戦相手]]の数が多ければ多いほど効率がよく、例えば[[プレイヤー]]4人で[[ゲーム]]を行った場合、[[ターン]]が1巡するまでの間に合計で最大20点の[[ダメージ]]を叩き出せる計算になり、爆発的な[[コスト・パフォーマンス]]を発揮する。[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]などの[[誘発]]機会を稼げる点も嬉しい。[[タップ状態]]でさえあればこれが[[召喚酔い]]していても問題ない[[能力]]なので、[[機体]]などの[[タップ・アウトレット]]と併用して[[戦場に出る|戦場に出た]]ターンに[[タップ]]してしまえばさらに早い[[打点]]展開となる。 |
− | ただしその打点の高さは攻撃先を決める権利自体を握っている対戦相手数に大きく依存している。対戦相手が少ないほど性能が下がるのでゲームが進むにつれて弱体化し、最終的に一騎打ちになった段階では地味な[[フレンチ・バニラ]]に成り下がる点は弱点。そして[[ヘイト]] | + | ただしその打点の高さは攻撃先を決める権利自体を握っている対戦相手数に大きく依存している。対戦相手が少ないほど性能が下がるのでゲームが進むにつれて弱体化し、最終的に一騎打ちになった段階では地味な[[フレンチ・バニラ]]に成り下がる点は弱点。そして[[ヘイト]]を集めやすい性質も無視できず、結託して自分だけを狙われると強みを全く活かせなくなる。[[使嗾]]や[[見捨てられし者の呪い/Curse of the Forsaken|統率者2013の呪いサイクル]]、[[活力の呪い/Curse of Vitality|統率者2017の呪いサイクル]]などの多人数戦ならではの攻撃先誘導カード群でサポートさせ、うまく自分に都合の良い様に攻撃先を[[コントロール (俗語)|コントロール]]したい。 |
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+ | *日本以外のAPAC地域においては、[[2021年]]12月6日から[[2022年]]1月16日までのストアチャレンジャーシリーズ用に新規[[絵|イラスト]]の[[干支プロモ]]が配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/year-ox-store-challenger-series-2021-promos-2021-05-17 Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos]([[Daily MTG]] [[2021年]]5月17日)</ref>。日本では翌年8月の[[プロモーション・カード#マジック夏休みプロモ|マジック夏休みプロモ]]キャンペーンにより配布された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036193/ 税込1,500円分の製品を買ってプロモをゲット! 8月より「マジック夏休みプロモキャンペーン」開催](こちらマジック広報室!! [[2022年]]7月28日 [[タソガレ]]著)</ref>。 | ||
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*[[誘発型能力]]は[[if節ルール]]を使用している。能力の[[解決]]時にターンガースが[[アンタップ]]状態だった場合、能力は何もしない。 | *[[誘発型能力]]は[[if節ルール]]を使用している。能力の[[解決]]時にターンガースが[[アンタップ]]状態だった場合、能力は何もしない。 | ||
− | *ターンガースの攻撃する先を選ぶのは[[あなた]] | + | *ターンガースの攻撃する先を選ぶのは[[あなた]]である。[[コントロール]]を預ける対戦相手ではない。 |
− | + | **対戦相手があるプレイヤーではなくそのプレイヤーがコントロールしている[[プレインズウォーカー]]のみを攻撃していたなら、ターンガースはそのプレイヤーを攻撃できない。逆も同様。 | |
**攻撃する先として選べるのは、能力の[[解決]]時にその対戦相手が攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーのみである。能力が誘発したときには攻撃されていても、解決時までに攻撃していたクリーチャーが[[戦闘]]から取り除かれて攻撃先になっていない場合がある。能力の解決時に攻撃クリーチャーが1体もいなくなっていた場合、あなたは戦闘終了時までターンガースのコントロールを対戦相手に渡すことを選べるが、ターンガースは攻撃している状態にならない。 | **攻撃する先として選べるのは、能力の[[解決]]時にその対戦相手が攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーのみである。能力が誘発したときには攻撃されていても、解決時までに攻撃していたクリーチャーが[[戦闘]]から取り除かれて攻撃先になっていない場合がある。能力の解決時に攻撃クリーチャーが1体もいなくなっていた場合、あなたは戦闘終了時までターンガースのコントロールを対戦相手に渡すことを選べるが、ターンガースは攻撃している状態にならない。 | ||
*ターンガースが攻撃している状態になることは、「クリーチャーが攻撃するたび」に[[誘発]]する[[誘発型能力]]の[[誘発条件]]を満たさない。 | *ターンガースが攻撃している状態になることは、「クリーチャーが攻撃するたび」に[[誘発]]する[[誘発型能力]]の[[誘発条件]]を満たさない。 | ||
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詳細は[[ターンガース/Tahngarth]]を参照。 | 詳細は[[ターンガース/Tahngarth]]を参照。 | ||
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*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:統率者2019]] - [[レア]] | ||
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2023年12月24日 (日) 00:12時点における最新版
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)
航海士、ターンガースは、2体以上のクリーチャーによってはブロックされない。
対戦相手1人がクリーチャー1体以上で攻撃するたび、航海士、ターンガースがタップ状態である場合、あなたは「戦闘終了時まで、その対戦相手は航海士、ターンガースのコントロールを得る。」を選んでもよい。そうしたなら、その対戦相手が攻撃しているプレイヤーやプレインズウォーカーのうち1つを選ぶ。航海士、ターンガースはそのプレイヤーかプレインズウォーカーを攻撃している状態になる。
ウェザーライト/Weatherlightの航海士、ターンガース/Tahngarthが再度のカード化。対戦相手の攻撃にも飛び込み参加する血気盛んな伝説のミノタウルス・戦士。
2人対戦ではちょっとした回避能力付きの大型クリーチャーでしかなく、もっぱら統率者戦などの無差別戦の多人数戦で威力を発揮する前提のカード。対戦相手の数が多ければ多いほど効率がよく、例えばプレイヤー4人でゲームを行った場合、ターンが1巡するまでの間に合計で最大20点のダメージを叩き出せる計算になり、爆発的なコスト・パフォーマンスを発揮する。梅澤の十手/Umezawa's Jitteなどの誘発機会を稼げる点も嬉しい。タップ状態でさえあればこれが召喚酔いしていても問題ない能力なので、機体などのタップ・アウトレットと併用して戦場に出たターンにタップしてしまえばさらに早い打点展開となる。
ただしその打点の高さは攻撃先を決める権利自体を握っている対戦相手数に大きく依存している。対戦相手が少ないほど性能が下がるのでゲームが進むにつれて弱体化し、最終的に一騎打ちになった段階では地味なフレンチ・バニラに成り下がる点は弱点。そしてヘイトを集めやすい性質も無視できず、結託して自分だけを狙われると強みを全く活かせなくなる。使嗾や統率者2013の呪いサイクル、統率者2017の呪いサイクルなどの多人数戦ならではの攻撃先誘導カード群でサポートさせ、うまく自分に都合の良い様に攻撃先をコントロールしたい。
- 日本以外のAPAC地域においては、2021年12月6日から2022年1月16日までのストアチャレンジャーシリーズ用に新規イラストの干支プロモが配布された[1]。日本では翌年8月のマジック夏休みプロモキャンペーンにより配布された[2]。
[編集] ルール
- 誘発型能力はif節ルールを使用している。能力の解決時にターンガースがアンタップ状態だった場合、能力は何もしない。
- ターンガースの攻撃する先を選ぶのはあなたである。コントロールを預ける対戦相手ではない。
- 対戦相手があるプレイヤーではなくそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーのみを攻撃していたなら、ターンガースはそのプレイヤーを攻撃できない。逆も同様。
- 攻撃する先として選べるのは、能力の解決時にその対戦相手が攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーのみである。能力が誘発したときには攻撃されていても、解決時までに攻撃していたクリーチャーが戦闘から取り除かれて攻撃先になっていない場合がある。能力の解決時に攻撃クリーチャーが1体もいなくなっていた場合、あなたは戦闘終了時までターンガースのコントロールを対戦相手に渡すことを選べるが、ターンガースは攻撃している状態にならない。
- ターンガースが攻撃している状態になることは、「クリーチャーが攻撃するたび」に誘発する誘発型能力の誘発条件を満たさない。
- あなたがターンガースを統率者として指定しているなら、対戦相手がコントロールしていてもターンガースがプレイヤーに与える戦闘ダメージはターンガースの統率者ダメージとしてカウントされる。
[編集] 関連カード
- タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate
[編集] サイクル
統率者2019のレアの伝説のクリーチャーのサイクル。固有色は、収録されている構築済みデッキの色から1色を欠いたものになっている。
- ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth(黒)
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate(赤緑)
- 戦慄蒔き、グリズモルド/Grismold, the Dreadsower(黒緑)
- ウェザーライトの英雄、ジェラード/Gerrard, Weatherlight Hero(赤白)
[編集] ストーリー
肌の様子から、要塞/Strongholdで拷問を受けるよりも前のターンガースを描いたものと思われる。
詳細はターンガース/Tahngarthを参照。
[編集] 脚注
- ↑ Year of the Ox Store Challenger Series 2021 Promos(Daily MTG 2021年5月17日)
- ↑ 税込1,500円分の製品を買ってプロモをゲット! 8月より「マジック夏休みプロモキャンペーン」開催(こちらマジック広報室!! 2022年7月28日 タソガレ著)