交渉団の保護/Protect the Negotiators
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*[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:団結のドミナリア]] - [[アンコモン]] | ||
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2024年1月15日 (月) 12:21時点における最新版
インスタント
キッカー(白)(この呪文を唱えるに際し、追加で(白)を支払ってもよい。)
この呪文がキッカーされていたなら、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが、あなたがコントロールするクリーチャー1体につき(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
呪文の吸い上げ/Spell Syphonの亜種で、あなたのクリーチャーの数と同数のマナの支払いを要求する不確定カウンター呪文。キッカーを支払うと、トークンが1体付いてくる。
打ち消し呪文としては、戦場にいるあなたのクリーチャー数の数によって性能が変わるので、安定度が低いのが難点。 クリーチャー数が多いほど要求する支払いが厳しくなるので、打ち消しの確実性も増す。そのためウィニーなどのクリーチャーの数を並べるデッキに向いている。また、クリーチャーに頼ることの多いリミテッドでも使いやすい。 それでも、クリーチャーを一切コントロールしていない場合打ち消しとしては機能しないし、数が少なければ容易に支払われてしまう。安定度が低いので、これに寄せ過ぎない構築をするのが無難だろう。
キッカーを支払った場合、解決時にトークンが出てから支払うマナ(戦場のクリーチャー数)を決定するため、キッカー未使用時より1マナ余計に要求することになる。 トークンは普通に戦闘にも使えるため、ある意味攻防一体の効果だが、打ち消し部分が主体であるため対象を取らずにトークン生産のためだけに唱える事は出来ないことに注意。
登場時のイニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期のスタンダードでは、兄弟戦争後に登場したアゾリウス・ソルジャーに採用される。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
団結のドミナリアのアンコモンのキッカーを持つカードのサイクル。各色4枚ずつ存在し、キッカー・コストには自身と異なる色の色マナを要求する。()内はキッカー・コストの色。
- ルーン撃ち/Runic Shot(青)
- ファイレクシアの宣教師/Phyrexian Missionary(黒)
- 肉裂きの空乗り/Cleaving Skyrider(赤)
- シャライの侍者/Shalai's Acolyte(緑)
- 交渉団の保護/Protect the Negotiators(白)
- ローナの渦/Rona's Vortex(黒)
- 戦羽の神秘家/Battlewing Mystic(赤)
- 連携探索/Joint Exploration(緑)
- シェオルドレッドの修復術/Sheoldred's Restoration(白)
- 怪物的戦ヒル/Monstrous War-Leech(青)
- バルデュヴィアの非道/Balduvian Atrocity(赤)
- 締めつける瘴気/Choking Miasma(緑)
- ハールーンの戦賛歌/Hurloon Battle Hymn(白)
- 勝利の炎/Fires of Victory(青)
- 戦元の熱狂/Warhost's Frenzy(黒)
- 芽吹くゴブリン/Sprouting Goblin(緑)
- 連合の力/Strength of the Coalition(白)
- エルフの水流術師/Elvish Hydromancer(青)
- 羅利骨灰/Tear Asunder(黒)
- ヤヴィマヤの偶像破壊者/Yavimaya Iconoclast(赤)
[編集] ストーリー
ケルド/Keldとベナリア/Benaliaの和平会談の最中、ベナリアの騎士に扮していた新ファイレクシア/New Phyrexiaの潜伏工作員/Sleeper Agentが正体を現した。ジョダー/Jodahは歪めた大気で障壁を作り上げ、ベナリアの兵士たちをファイレクシア人から守った[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Episode 2: Sand in the Hourglass/メインストーリー第2話:砂時計の砂粒(Magic Story 2022年8月11日 Langley Hyde著)