三色ビースト
提供:MTG Wiki
(→サンプルレシピ) |
|||
(7人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''三色ビースト'''(''3-Color Beast'')は、[[ビースト (デッキ)|ビーストデッキ]]の亜種で、[[緑白]][[タッチ]][[赤]]の3[[色]]で構築される。[[ファンデッキ]]から発展し、[[日本選手権03]]で3位入賞するまでに至った、いわゆる[[地雷]][[デッキ]]。製作者は[[ゴブヴァンテージ]]の雛型を作ったといわれる[[前川徹]]。 | |
− | + | ||
− | [[ビースト | + | |
− | [[ファンデッキ]]から発展し、[[日本選手権03]]で3位入賞するまでに至った、いわゆる[[地雷]][[デッキ]] | + | |
− | + | ||
+ | {{#card:Verdant Succession}} | ||
+ | {{#card:Aether Charge}} | ||
{{#card:Ravenous Baloth}} | {{#card:Ravenous Baloth}} | ||
− | + | 通常の[[ビースト (デッキ)|白緑ビーストデッキ]]にはない[[新緑の連続/Verdant Succession]]の存在が最大の特徴。[[サイカトグ]]などの[[クリーチャー]][[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]系の[[デッキ]]に対して高い耐性をつけることができる。 | |
− | + | また、新緑の連続と[[霊気の突進/Aether Charge]]、[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]の3枚の[[コンボ]]も強力。貪欲なるベイロスで[[緑]]の[[ビースト]]を[[生け贄に捧げる]]ことで[[ライフ]]を[[回復]]しつつ、新緑の連続で[[ライブラリー]]から同じビーストを[[戦場に出す|戦場に出し]]、さらに霊気の突進で[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を[[与える]]ことができる。このとき[[ワイアウッドの野人/Wirewood Savage]]があれば[[カード]]を[[引く]]こともできる。 | |
− | [[キーカード]] | + | [[キーカード]]が全て揃うことはさすがに少ないが、単品でもそれぞれが強力なカードであり、例えば霊気の突進と[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]を組み合わせて何度もダメージを与えることもできる。もちろん通常のビーストデッキのように[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]してもよい。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
− | |||
*備考 | *備考 | ||
− | **[[日本選手権03]] | + | **[[日本選手権03]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/natjp03/welcomeja 参考]) |
**使用者:[[前川徹]] | **使用者:[[前川徹]] | ||
*フォーマット | *フォーマット | ||
34行: | 26行: | ||
|4||[[栄光の代価/Price of Glory]] | |4||[[栄光の代価/Price of Glory]] | ||
|- | |- | ||
− | |4||[[極楽鳥/Birds of Paradise]]||2||[[黒の防御円/Circle of | + | |4||[[極楽鳥/Birds of Paradise]]||2||[[黒の防御円/Circle of Protection: Black]] |
|- | |- | ||
|4||[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]||2||[[天啓の光/Ray of Revelation]] | |4||[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]||2||[[天啓の光/Ray of Revelation]] | ||
57行: | 49行: | ||
|2||[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]|||| | |2||[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]|||| | ||
|- | |- | ||
− | |2||[[霊気の突進/ | + | |2||[[霊気の突進/Aether Charge]]|||| |
|- | |- | ||
|1||[[崇拝/Worship]]|||| | |1||[[崇拝/Worship]]|||| | ||
85行: | 77行: | ||
|} | |} | ||
− | *[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]ではなく[[繁茂/Wild Growth]]が採用されている。 | + | *[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]ではなく[[繁茂/Wild Growth]]が採用されている。[[ステロイド]]などを相手にしたときに[[除去]]されづらいため初動で躓きにくく、また2[[ターン]]目以降に[[唱える]]場合は[[テンポ]]ロスがないことが理由。 |
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | * | + | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpstrategy/20030718b Japan Nationals'03 Deck Analysis]([[WotC]]、文:[[平林和哉]]) |
− | + | *[[ビースト (デッキ)]] | |
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
+ | |||
+ | {{DEFAULTSORT:さんしよくひいすと}} | ||
+ | [[Category:赤緑白デッキ]] | ||
+ | [[Category:ビートダウンデッキ]] | ||
+ | [[Category:タイプ的デッキ]] | ||
+ | [[Category:赤緑白ビートダウンデッキ]] | ||
+ | [[Category:オデッセイ・ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:オンスロート・ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
2024年6月11日 (火) 23:13時点における最新版
三色ビースト(3-Color Beast)は、ビーストデッキの亜種で、緑白タッチ赤の3色で構築される。ファンデッキから発展し、日本選手権03で3位入賞するまでに至った、いわゆる地雷デッキ。製作者はゴブヴァンテージの雛型を作ったといわれる前川徹。
エンチャント
トークンでない緑のクリーチャーが死亡するたび、そのクリーチャーのコントローラーは「自分のライブラリーから墓地に置かれたクリーチャーと同じ名前を持つカード1枚を探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
エンチャント
あなたのコントロール下でビースト(Beast)が1つ戦場に出るたび、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。あなたは「それは、そのプレイヤーかプレインズウォーカーに4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。
通常の白緑ビーストデッキにはない新緑の連続/Verdant Successionの存在が最大の特徴。サイカトグなどのクリーチャーコントロール系のデッキに対して高い耐性をつけることができる。
また、新緑の連続と霊気の突進/Aether Charge、貪欲なるベイロス/Ravenous Balothの3枚のコンボも強力。貪欲なるベイロスで緑のビーストを生け贄に捧げることでライフを回復しつつ、新緑の連続でライブラリーから同じビーストを戦場に出し、さらに霊気の突進で対戦相手にダメージを与えることができる。このときワイアウッドの野人/Wirewood Savageがあればカードを引くこともできる。
キーカードが全て揃うことはさすがに少ないが、単品でもそれぞれが強力なカードであり、例えば霊気の突進と藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopperを組み合わせて何度もダメージを与えることもできる。もちろん通常のビーストデッキのようにビートダウンしてもよい。
[編集] サンプルレシピ
- ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesではなく繁茂/Wild Growthが採用されている。ステロイドなどを相手にしたときに除去されづらいため初動で躓きにくく、また2ターン目以降に唱える場合はテンポロスがないことが理由。