苔汁の橋/Mosswort Bridge
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+ | [[エターナル]]では[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]で容易に条件を満たすことができる。そこから[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などの巨大[[エルドラージ]]・クリーチャー召喚に繋げる、[[Show and Tell]]系[[コンボデッキ]]で活躍している。この場合だと、「唱えたとき」の[[誘発条件]]も満たせるのが大きなポイントになる。 | ||
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+ | [[ビッグ・マナ]]系の[[重い]]呪文が主体となるデッキに投入するプランもある。秘匿するカードに大物を仕込みやすく、4~5マナ域のクリーチャーなら二体程度で条件を達成することも難しくない。→[[緑白秘匿|Trap Ramp]] | ||
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+ | *[[新星追い/Nova Chaser]]であれば1体で事が足りる。逆に[[内炎の見習い/Inner-Flame Acolyte]]などの[[エレメンタル]]・カードを秘匿しておき、覇権の種を用意する戦法もある。覇権が[[解決]]される前に橋の[[能力]]を[[起動]]すればよい。 | ||
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+ | *日本語版では、{{Gatherer|id=561272|ニューカペナの街角統率者デッキ}}、{{Gatherer|id=568944|統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ}}、{{Gatherer|id=614068|機械兵団の進軍統率者デッキ}}の再録版において、一時期の秘匿を持つカード共通で「追放されているカード」とすべきところを「追放されているカード'''1枚'''」と[[誤訳/名訳|誤訳]]してしまっている。詳細については[[秘匿#一時期の秘匿カード共通の誤訳]]を参照。 | ||
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昼の世界[[ローウィン/Lorwyn]]には、夜の世界[[シャドウムーア/Shadowmoor]]の怪物が[[土地]]に姿を変えて何世代も目覚めの時、[[大オーロラ/Great Aurora]]を待っている。 | 昼の世界[[ローウィン/Lorwyn]]には、夜の世界[[シャドウムーア/Shadowmoor]]の怪物が[[土地]]に姿を変えて何世代も目覚めの時、[[大オーロラ/Great Aurora]]を待っている。 | ||
− | '''苔汁の橋'''/''Mosswort Bridge''には[[苔橋のトロール/Mossbridge Troll#ストーリー|苔橋のトロール/Mossbridge Troll]]が封じられている。({{ | + | '''苔汁の橋'''/''Mosswort Bridge''には[[苔橋のトロール/Mossbridge Troll#ストーリー|苔橋のトロール/Mossbridge Troll]]が封じられている。({{Gatherer|id=568944|変貌前の画像}}、{{Gatherer|id=173998|変貌後の画像}}) |
− | * | + | *シャドウムーアの[[ファットパック]]付属の小冊子参照。 |
*「Mosswort」は「moss(苔)」+「-wort」からなる語。複合語では「wort」は「麦芽汁」ではなく「植物、草」を意味するため、「苔'''汁'''」は誤りと思われる。中国語版では「苔草」と訳されている他、イラストのどこにも汁は垂れていない。 | *「Mosswort」は「moss(苔)」+「-wort」からなる語。複合語では「wort」は「麦芽汁」ではなく「植物、草」を意味するため、「苔'''汁'''」は誤りと思われる。中国語版では「苔草」と訳されている他、イラストのどこにも汁は垂れていない。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
*[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ローウィン]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2022年#Pictures of the Floating World|Secret Lair Drop Series: Pictures of the Floating World]] | ||
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2024年6月20日 (木) 19:37時点における最新版
土地
秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
苔汁の橋はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(緑),(T):あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計が10以上であるなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
ローウィンの秘匿能力を持つ土地(秘匿ランド)の緑。緑の秘匿ランドは、クリーチャーのパワーの合計が10以上になったときにカードをプレイできる。
構築では、ストンピィなどのクリーチャーを並べる緑系ビートダウンデッキであれば割合簡単に条件を満せるが、その場合タップインでありテンポを削ぐことが気になる。またビートダウンはマナカーブの関係上軽い呪文が多く、それらを唱えても旨みが少ないのも難点。
起動型能力の条件チェック時だけパワー10以上を満たしていればよいため、一時的に高パワーのクリーチャーを作り出せるカードと相性がよい。例としては、樫の力/Might of Oaksなどの強化呪文を使う、地壊し/Groundbreakerなどの歩く火力と併用するなど。ローウィン・ブロック内ならば想起や覇権持ちの大型クリーチャーと組み合わせることもできる。
エターナルではファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtで容易に条件を満たすことができる。そこから引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどの巨大エルドラージ・クリーチャー召喚に繋げる、Show and Tell系コンボデッキで活躍している。この場合だと、「唱えたとき」の誘発条件も満たせるのが大きなポイントになる。
ビッグ・マナ系の重い呪文が主体となるデッキに投入するプランもある。秘匿するカードに大物を仕込みやすく、4~5マナ域のクリーチャーなら二体程度で条件を達成することも難しくない。→Trap Ramp
上記のような特定のギミックを仕込むのが難しいため、リミテッドで活躍できるかはデッキ次第といったところ。
- 新星追い/Nova Chaserであれば1体で事が足りる。逆に内炎の見習い/Inner-Flame Acolyteなどのエレメンタル・カードを秘匿しておき、覇権の種を用意する戦法もある。覇権が解決される前に橋の能力を起動すればよい。
- 日本語版では、ニューカペナの街角統率者デッキ、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ、機械兵団の進軍統率者デッキの再録版において、一時期の秘匿を持つカード共通で「追放されているカード」とすべきところを「追放されているカード1枚」と誤訳してしまっている。詳細については秘匿#一時期の秘匿カード共通の誤訳を参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ローウィンの秘匿ランドサイクル。すべて秘匿4を持つタップインの土地であり、特定の条件下で秘匿したカードをマナ・コストを支払うことなくプレイできる。
シャドウムーアの目覚めたクリーチャー(awakened creature)サイクルに対応している。括弧内は目覚めたクリーチャー。
- 風立ての高地/Windbrisk Heights (風立ての猛禽/Windbrisk Raptor)
- 殻船着の島/Shelldock Isle (島背の落とし子/Isleback Spawn)
- 吠え歯のうろ穴/Howltooth Hollow (うろ穴生まれのバーゲスト/Hollowborn Barghest)
- 背骨岩の小山/Spinerock Knoll (山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon)
- 苔汁の橋/Mosswort Bridge (苔橋のトロール/Mossbridge Troll)
秘匿したカードをプレイできるかどうかは、起動型能力の解決時のみに条件をチェックする。起動時に条件を満たすかは考慮しない。
[編集] ストーリー
昼の世界ローウィン/Lorwynには、夜の世界シャドウムーア/Shadowmoorの怪物が土地に姿を変えて何世代も目覚めの時、大オーロラ/Great Auroraを待っている。
苔汁の橋/Mosswort Bridgeには苔橋のトロール/Mossbridge Trollが封じられている。(変貌前の画像、変貌後の画像)
- シャドウムーアのファットパック付属の小冊子参照。
- 「Mosswort」は「moss(苔)」+「-wort」からなる語。複合語では「wort」は「麦芽汁」ではなく「植物、草」を意味するため、「苔汁」は誤りと思われる。中国語版では「苔草」と訳されている他、イラストのどこにも汁は垂れていない。