斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver
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+ | *[[色]]と能力の組み合わせは[[空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire]]を思い起こさせる。[[ラヴニカ:ギルドの都]]版の{{Gatherer|id=112750}}と{{Gatherer|id=465414|斬雲スリヴァーのイラスト}}の構図も似通っており、[[モダンホライゾン]]に散見される過去のカードへの[[オマージュ]]と見ていいだろう。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[スリヴァー一覧]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - 旧枠加工カード | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[レア]] |
2024年9月23日 (月) 03:18時点における最新版
Cloudshredder Sliver / 斬雲スリヴァー (赤)(白)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
あなたがコントロールしているスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは飛行と速攻を持つ。
1/12マナと軽く、アグロ向きの強力なキーワード能力を2つも共有できる。赤白はパワー修整や先制攻撃など攻撃的な能力を共有するスリヴァーが多いため、ハマれば驚異的な打点と速度を叩き出せるだろう。また戦闘面以外でも、飛行はサボタージュ能力持ち、速攻はタップ能力持ちとそれぞれ相性が良く、様々なスリヴァーとシナジーを形成する。
構築では、強力なスリヴァーではあるものの、2マナ域は筋肉スリヴァー/Muscle Sliverらのいわゆる「12筋肉」などの優秀な先達が占める枠であること、かつ飛行スリヴァーとしては風乗りスリヴァー/Galerider Sliverが貴重な1マナ域としてほぼレギュラーメンバーとなっていること、以上2点が少々の逆風。反面、主力が集中する2マナ域であることは、タイプ的デッキの定番である霊気の薬瓶/Aether Vial経由で戦場に出る場合はメリットにもなる。
代表的なスリヴァー・デッキの一つであるカウンタースリヴァーでは、もともとクリーチャー枠が狭い事に加え、青でないため意志の力/Force of Willなどのコストに充てられない事もあって食い込みづらいところだが、アグロ型のスリヴァー・デッキであれば、枠の余裕もあり5枚目以降の飛行枠として採用を検討出来る。
リミテッドではさすがのレアだけあり、ゲームを決めうるレベルに強力。赤と白のコモンのスリヴァーはいずれも能力の噛み合わせが良く、また多相関連のカードも相性良好。
- 過去の飛行を共有するスリヴァーは有翼スリヴァー/Winged Sliver、速攻を共有するスリヴァーはハートのスリヴァー/Heart Sliverをそれぞれ参照。
- 色と能力の組み合わせは空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireを思い起こさせる。ラヴニカ:ギルドの都版のイラストと斬雲スリヴァーのイラストの構図も似通っており、モダンホライゾンに散見される過去のカードへのオマージュと見ていいだろう。
- 時のらせんリマスターでタイムシフトカードとして収録された。同セット収録のスリヴァーの中ではこのカードのみ能力共有が自軍限定なので、特にリミテッドでは混同しないよう注意が必要。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 不確定な船乗り/Unsettled Mariner(白青)
- ケイヤの手管/Kaya's Guile(白黒)
- 堕ちた忍び/Fallen Shinobi(青黒)
- 集合妖術/Collected Conjuring(青赤)
- 稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental(黒赤)
- 甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(黒緑)
- 過去の刈り取り/Reap the Past(赤緑)
- 斬雲スリヴァー/Cloudshredder Sliver(赤白)
- エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call(緑白)
- 氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl(緑青)