マリーナ・ヴェンドレルの呪文書/Marina Vendrell's Grimoire
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− | それだけなら特に癖の無い[[アドバンテージ]]源で済んだかもしれないが、[[手札]]が[[ライフ]]のように変化する常在型能力も付属。ライフを得る時にドロー、失う時に[[捨てる]]ことになり、手札が尽きると[[敗北]]するようになる。代わりにライフが0点以下になっても敗北しなくなるので、手札さえ補給する手段があればライフを[[コスト]]にするような[[効果]]も気兼ねなく使用可能に。[[ライフ・アドバンテージ]]が手札の増強に繋がるという性質を活用するならば、大量の[[ライフゲイン]]を行う[[デッキ]]に採用しておき、ライフと同時に手札を増やせるだけ増やしたらこれを[[生け贄に捧げる]]などして処理してしまえば、凄まじいまでのライフと[[カード]]の[[アドバンテージ]]を得るなんて芸当も可能。登場時点では目立った活躍はないが、独自の性能を持つ[[コンボデッキ]]向けの性能をしている都合、何かしらの切っ掛けで[[構築]] | + | それだけなら特に癖の無い[[アドバンテージ]]源で済んだかもしれないが、[[手札]]が[[ライフ]]のように変化する常在型能力も付属。ライフを得る時にドロー、失う時に[[捨てる]]ことになり、手札が尽きると[[敗北]]するようになる。代わりにライフが0点以下になっても敗北しなくなるので、手札さえ補給する手段があればライフを[[コスト]]にするような[[効果]]も気兼ねなく使用可能に。[[ライフ・アドバンテージ]]が手札の増強に繋がるという性質を活用するならば、大量の[[ライフゲイン]]を行う[[デッキ]]に採用しておき、ライフと同時に手札を増やせるだけ増やしたらこれを[[生け贄に捧げる]]などして処理してしまえば、凄まじいまでのライフと[[カード]]の[[アドバンテージ]]を得るなんて芸当も可能。登場時点では目立った活躍はないが、独自の性能を持つ[[コンボデッキ]]向けの性能をしている都合、何かしらの切っ掛けで[[構築]]に姿を現す可能性は十分にありそうだ。もちろん除去した後は手札の上限に引っかかるケースもあるので、[[墓地]]に落としたカードを利用したり、手札そのものをコストとするようなカードを組み合わせる意識も必要になる。 |
[[リミテッド]]ではやや扱いづらい。ライフを得る手段が制限されているので莫大なアドバンテージに繋ぐだけで終わらせるのが少々難しい。ライフで追い込まれた後の延命手段としては[[重い]]ので返しの[[ターン]]に殴られると結局手札が尽きかねないし、ダスクモーン:戦慄の館は何かと[[ライブラリー]]が削れやすい[[カード・セット]]のため、手札やライフが問題無くても[[ライブラリーアウト]]で負ける危険も残る。 | [[リミテッド]]ではやや扱いづらい。ライフを得る手段が制限されているので莫大なアドバンテージに繋ぐだけで終わらせるのが少々難しい。ライフで追い込まれた後の延命手段としては[[重い]]ので返しの[[ターン]]に殴られると結局手札が尽きかねないし、ダスクモーン:戦慄の館は何かと[[ライブラリー]]が削れやすい[[カード・セット]]のため、手札やライフが問題無くても[[ライブラリーアウト]]で負ける危険も残る。 | ||
+ | *敗北条件はライフの変動とそれによる手札の減少と連動している。手札が0枚の[[対戦相手]]に押しつけてもその時点で[[勝利]]は出来ず、何かしらでライフを失わせる必要がある。 | ||
+ | *これが[[戦場]]に存在するとライフが0点以下の[[プレイヤー]]が存在している状況が生まれ得るが、そのライフが0点以下のプレイヤーは[[ファイレクシア・マナ]]などでライフを[[コスト]]として[[支払う]]ことはできない。詳細は[[支払う]]を参照。 | ||
*同じく手札に関わる能力を持つ[[呪文書/Spellbook]]とは日本語での[[カード名]]が似ているが、原語だとスペルブックとグリモワールと、意味合いとしては同様だが少しニュアンスの異なる単語が使われている。 | *同じく手札に関わる能力を持つ[[呪文書/Spellbook]]とは日本語での[[カード名]]が似ているが、原語だとスペルブックとグリモワールと、意味合いとしては同様だが少しニュアンスの異なる単語が使われている。 | ||
*[[Lich]]と同じく、ライフが0点以下になること自体は防げない。これ自身が[[戦場]]を離れただけでは敗北しないが、ライフが0点以下の状況で[[除去]]された場合は即座に[[状況起因処理]]によって敗北する。 | *[[Lich]]と同じく、ライフが0点以下になること自体は防げない。これ自身が[[戦場]]を離れただけでは敗北しないが、ライフが0点以下の状況で[[除去]]された場合は即座に[[状況起因処理]]によって敗北する。 |
2024年10月14日 (月) 17:51時点における最新版
伝説のアーティファクト
マリーナ・ヴェンドレルの呪文書が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、カード5枚を引く。
あなたの手札の上限はなくなり、あなたのライフが0点以下であることではゲームに敗北しない。
あなたがライフを得るたび、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたがライフを失うたび、その点数に等しい枚数のカードを捨てる。その後、あなたの手札にカードが無いなら、あなたはこのゲームに敗北する。
ダスクモーン:戦慄の館の重要人物、マリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrellの名を冠する伝説のアーティファクト。
まず戦場に出た時に唱えているなら5枚ドロー。連絡/Tidingsの上位種として考えると得られるカード・アドバンテージとしては妥当。これ自身の常在型能力で手札の上限が失われるので引っかかる心配も無い。
それだけなら特に癖の無いアドバンテージ源で済んだかもしれないが、手札がライフのように変化する常在型能力も付属。ライフを得る時にドロー、失う時に捨てることになり、手札が尽きると敗北するようになる。代わりにライフが0点以下になっても敗北しなくなるので、手札さえ補給する手段があればライフをコストにするような効果も気兼ねなく使用可能に。ライフ・アドバンテージが手札の増強に繋がるという性質を活用するならば、大量のライフゲインを行うデッキに採用しておき、ライフと同時に手札を増やせるだけ増やしたらこれを生け贄に捧げるなどして処理してしまえば、凄まじいまでのライフとカードのアドバンテージを得るなんて芸当も可能。登場時点では目立った活躍はないが、独自の性能を持つコンボデッキ向けの性能をしている都合、何かしらの切っ掛けで構築に姿を現す可能性は十分にありそうだ。もちろん除去した後は手札の上限に引っかかるケースもあるので、墓地に落としたカードを利用したり、手札そのものをコストとするようなカードを組み合わせる意識も必要になる。
リミテッドではやや扱いづらい。ライフを得る手段が制限されているので莫大なアドバンテージに繋ぐだけで終わらせるのが少々難しい。ライフで追い込まれた後の延命手段としては重いので返しのターンに殴られると結局手札が尽きかねないし、ダスクモーン:戦慄の館は何かとライブラリーが削れやすいカード・セットのため、手札やライフが問題無くてもライブラリーアウトで負ける危険も残る。
- 敗北条件はライフの変動とそれによる手札の減少と連動している。手札が0枚の対戦相手に押しつけてもその時点で勝利は出来ず、何かしらでライフを失わせる必要がある。
- これが戦場に存在するとライフが0点以下のプレイヤーが存在している状況が生まれ得るが、そのライフが0点以下のプレイヤーはファイレクシア・マナなどでライフをコストとして支払うことはできない。詳細は支払うを参照。
- 同じく手札に関わる能力を持つ呪文書/Spellbookとは日本語でのカード名が似ているが、原語だとスペルブックとグリモワールと、意味合いとしては同様だが少しニュアンスの異なる単語が使われている。
- Lichと同じく、ライフが0点以下になること自体は防げない。これ自身が戦場を離れただけでは敗北しないが、ライフが0点以下の状況で除去された場合は即座に状況起因処理によって敗北する。