死者の王、ザル・アシュール/Zul Ashur, Lich Lord
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(1人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[タップ能力]]で[[墓地]]の[[ゾンビ]]・[[クリーチャー・カード]]を[[唱える|唱え]]られるようになる[[伝説の]][[ゾンビ]]・[[邪術師]]。 | [[タップ能力]]で[[墓地]]の[[ゾンビ]]・[[クリーチャー・カード]]を[[唱える|唱え]]られるようになる[[伝説の]][[ゾンビ]]・[[邪術師]]。 | ||
− | これ自身は[[護法]]を持つ[[小型クリーチャー]]に過ぎず、[[マナ・コスト]]や唱える際の[[追加コスト]]もしっかり[[支払う]]必要があるが、毎[[ターン]]疑似的な[[リアニメイト]]が出来るのはやはり強力。[[最終カウンター]]が乗ったりもしないので、唱えたゾンビが[[除去]]されても[[死亡]]の形であれば更に再利用が可能。 | + | これ自身は[[護法]]を持つ[[小型クリーチャー]]に過ぎず、[[マナ・コスト]]や唱える際の[[追加コスト]]もしっかり[[支払う]]必要があるが、毎[[ターン]]疑似的な[[リアニメイト]]が出来るのはやはり強力。[[最終カウンター]]が乗ったりもしないので、唱えたゾンビが[[除去]]されても[[死亡]]の形であれば更に再利用が可能。 |
− | + | [[ファウンデーションズ]]の[[リミテッド]]では、ゾンビ同士の[[シナジー]]が弱くデッキをゾンビで固める意義に乏しいため扱いづらさが目立つ。[[コモン]]の基本的な除去である[[突き刺し/Stab]]や[[噴出の稲妻/Burst Lightning]]1枚で対処される[[タフネス]]のせいでシステムクリーチャーとしての信頼性も低く、このカード1枚のために構築を歪めたとしてもそれに見合うリターンは期待しがたい。連発できるリアニメイト能力自体は強力なので、引きが噛み合った時の上振れを期待するなら採用してもよいか。 | |
− | + | *唱えることを許可するだけでタイミングを無視する訳ではなく、[[瞬速]]を持っていないゾンビは[[ソーサリー・タイミング]]でしか唱えられない。[[起動]]自体は[[インスタント・タイミング]]で可能で、起動さえされれば[[対象]]のゾンビはこちらが除去されたとしてもそのターン中は唱えることが出来る。 | |
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''死者の王、ザル・アシュール'''/''Zul Ashur, Lich Lord''はいずれかの[[次元/Plane]]にいるとおぼしき人物。[[基本セット2012]]の頃から黒絡みのカードの[[フレイバー・テキスト]]にたびたび現れている。 | + | '''死者の王、ザル・アシュール'''/''Zul Ashur, Lich Lord''はいずれかの[[次元/Plane]]にいるとおぼしき人物。[[ゾンビ#ストーリー|リッチ/Lich]]の女性<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/building-foundations-something-new Building Foundations: Something New]([[Making Magic]] [[2024年]]11月18日) |
+ | </ref>。[[基本セット2012]]の頃から黒絡みのカードの[[フレイバー・テキスト]]にたびたび現れている。 | ||
*[[基本セット]]や[[コンスピラシー]]など複数の次元のカードが収録されたカードセットで言及されることが多く、どの次元の人物なのかは判然としない。 | *[[基本セット]]や[[コンスピラシー]]など複数の次元のカードが収録されたカードセットで言及されることが多く、どの次元の人物なのかは判然としない。 | ||
26行: | 27行: | ||
:[[犠牲/Victimize]] | :[[犠牲/Victimize]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2024年11月30日 (土) 10:42時点における最新版
Zul Ashur, Lich Lord / 死者の王、ザル・アシュール (1)(黒)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 邪術師(Warlock)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 邪術師(Warlock)
護法 ― 2点のライフを支払う。(このクリーチャーが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが2点のライフを支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
(T):あなたの墓地にあるゾンビ(Zombie)・クリーチャー・カード1枚を対象とする。このターン、それを唱えてもよい。
タップ能力で墓地のゾンビ・クリーチャー・カードを唱えられるようになる伝説のゾンビ・邪術師。
これ自身は護法を持つ小型クリーチャーに過ぎず、マナ・コストや唱える際の追加コストもしっかり支払う必要があるが、毎ターン疑似的なリアニメイトが出来るのはやはり強力。最終カウンターが乗ったりもしないので、唱えたゾンビが除去されても死亡の形であれば更に再利用が可能。
ファウンデーションズのリミテッドでは、ゾンビ同士のシナジーが弱くデッキをゾンビで固める意義に乏しいため扱いづらさが目立つ。コモンの基本的な除去である突き刺し/Stabや噴出の稲妻/Burst Lightning1枚で対処されるタフネスのせいでシステムクリーチャーとしての信頼性も低く、このカード1枚のために構築を歪めたとしてもそれに見合うリターンは期待しがたい。連発できるリアニメイト能力自体は強力なので、引きが噛み合った時の上振れを期待するなら採用してもよいか。
- 唱えることを許可するだけでタイミングを無視する訳ではなく、瞬速を持っていないゾンビはソーサリー・タイミングでしか唱えられない。起動自体はインスタント・タイミングで可能で、起動さえされれば対象のゾンビはこちらが除去されたとしてもそのターン中は唱えることが出来る。
[編集] ストーリー
死者の王、ザル・アシュール/Zul Ashur, Lich Lordはいずれかの次元/Planeにいるとおぼしき人物。リッチ/Lichの女性[1]。基本セット2012の頃から黒絡みのカードのフレイバー・テキストにたびたび現れている。
[編集] 登場カード
[編集] フレイバーテキストに登場
- 基本セット2012
- 死の印/Deathmark、組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton、肉体のねじ切り/Wring Flesh、ゾンビの大巨人/Zombie Goliath
- 基本セット2013
- 本質の吸収/Essence Drain、ゾンビの大巨人/Zombie Goliath
- 基本セット2014
- 血の儀式文/Liturgy of Blood、肉体のねじ切り/Wring Flesh
- コンスピラシー
- 犠牲/Victimize