Momir Vig, Simic Visionary Avatar
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− | 支払う[[マナ]] | + | 支払う[[マナ]]を調整する事である程度は調整できるが、確実なのは少ない。1マナ支払って[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が出れば嬉しいが、[[呪われたケンタウルス/Accursed Centaur]]が出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「マジック[[運ゲー]]」(というか別ゲー?)を体感できる。 |
[[構築]]では、その不安定さから採用しづらいが、高[[マナ]]域のクリーチャーに外れは少ないのでそこをいかしたい。公式サイトの[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bs62 コラム]では、[[ノンクリーチャー]]の[[白]][[青]][[ウルザトロン|トロン]]において、[[フィニッシャー]]を出す役目を任されている。 | [[構築]]では、その不安定さから採用しづらいが、高[[マナ]]域のクリーチャーに外れは少ないのでそこをいかしたい。公式サイトの[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bs62 コラム]では、[[ノンクリーチャー]]の[[白]][[青]][[ウルザトロン|トロン]]において、[[フィニッシャー]]を出す役目を任されている。 | ||
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*[[除去]]されない[[共鳴者]]と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%の確率でクリーチャーまで場に残る。[[戦慄の復活/Dread Return]]との相性は抜群。 | *[[除去]]されない[[共鳴者]]と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%の確率でクリーチャーまで場に残る。[[戦慄の復活/Dread Return]]との相性は抜群。 | ||
− | + | ==トークンに関する注釈== | |
*[[トークン]]として場に出てくる[[クリーチャー]]は、[[Magic Online]]でサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。[[Magic Online|こちら]]に記されているカード・セットの他、[[Magic Online Promotional]]に登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。 | *[[トークン]]として場に出てくる[[クリーチャー]]は、[[Magic Online]]でサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。[[Magic Online|こちら]]に記されているカード・セットの他、[[Magic Online Promotional]]に登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。 | ||
**具体的には[[Sedge Troll]]と[[Two-Headed Giant of Foriys]]である。 | **具体的には[[Sedge Troll]]と[[Two-Headed Giant of Foriys]]である。 | ||
*複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えば[[セラの天使/Serra Angel]]が選ばれたならば、必ず[[第10版]]と同じイラストが使われ、枠も[[第8版]]以降のトークン枠である。 | *複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えば[[セラの天使/Serra Angel]]が選ばれたならば、必ず[[第10版]]と同じイラストが使われ、枠も[[第8版]]以降のトークン枠である。 | ||
− | *これは[[プレイ]]している[[フォーマット]]を考慮しない。[[スタンダード]] | + | *これは[[プレイ]]している[[フォーマット]]を考慮しない。[[スタンダード]]のヴァンガード戦でも、[[ミラージュ]]の[[聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger]]など、古いカードセットのクリーチャーの[[コピー]]が場に出てくる事もある。 |
− | *[[倍増の季節/Doubling Season]] | + | *[[倍増の季節/Doubling Season]]があれば、ちゃんとトークンは倍の数が出てくる。その際は同じクリーチャーのコピー・トークンが2体出てくるが、[[伝説の]]クリーチャーが選ばれると[[状況起因効果]]により[[墓地]]送りになってしまう。 |
*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むクリーチャーも選ばれる([[点数で見たマナ・コスト]]は、X=0 として考える)。 | *[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むクリーチャーも選ばれる([[点数で見たマナ・コスト]]は、X=0 として考える)。 | ||
− | *X= | + | *X=0を指定することももちろん可能。その場合は0マナクリーチャー、マナ・コストがXのクリーチャー、そして[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]の中から選ばれた物が場に出てくる。ただし、[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]が選ばれた場合は、そのまま[[墓地]]送りとなる。 |
− | + | *モミールベーシックだとX=3で[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]]が出てきた場合、[[ライブラリー]]がすべて削られる羽目になる。 | |
− | *モミールベーシックだとX=3で[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]] | + | |
*X=7を指定して、ついうっかり[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]が出ると悲しい事になる。ちなみにその確率は約0.6%である。 | *X=7を指定して、ついうっかり[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]が出ると悲しい事になる。ちなみにその確率は約0.6%である。 | ||
*[[一なる否命/Iname as One|X=12]]もしくは[[土着のワーム/Autochthon Wurm|15]]、[[ドラコ/Draco|16]]に指定すると、該当クリーチャーが1体しか存在しないので必ずそれが出てくる。 | *[[一なる否命/Iname as One|X=12]]もしくは[[土着のワーム/Autochthon Wurm|15]]、[[ドラコ/Draco|16]]に指定すると、該当クリーチャーが1体しか存在しないので必ずそれが出てくる。 | ||
− | **X= | + | **X=15は[[B.F.M.(Big Furry Monster)|もう1体]]いるのだが、「クリーチャー・カード1枚」ではないし、そもそも[[アングルード]]は[[Magic Online]]にてサポートされていないので結局選ばれる事はない。 |
*X=14を指定する等、その[[点数で見たマナ・コスト]]を持つクリーチャーがいない場合、トークンは[[場]]にでない。 | *X=14を指定する等、その[[点数で見たマナ・コスト]]を持つクリーチャーがいない場合、トークンは[[場]]にでない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]] | *[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]] | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:Magic Online Vanguard]] |
2008年9月9日 (火) 21:30時点における版
Magic Online Vanguardであり、ディセンションがMagic Onlineにてリリースされた際のプレミアイベントで参加賞として配布されたアバター。その能力は、元となったシミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionaryが所属するシミック連合/The Simic Combineらしい破天荒さである。
支払うマナを調整する事である程度は調整できるが、確実なのは少ない。1マナ支払ってサバンナ・ライオン/Savannah Lionsが出れば嬉しいが、呪われたケンタウルス/Accursed Centaurが出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「マジック運ゲー」(というか別ゲー?)を体感できる。
構築では、その不安定さから採用しづらいが、高マナ域のクリーチャーに外れは少ないのでそこをいかしたい。公式サイトのコラムでは、ノンクリーチャーの白青トロンにおいて、フィニッシャーを出す役目を任されている。
- Magic Onlineのカジュアル・ルームでは、「Momir Basic」などと称した同アバター戦が流行している。これはデッキのすべてを基本土地にし、クリーチャーをこのアバターの能力にのみ頼るゲームである。その人気の高さは Momir Basic のプレミアイベントまで開催され、ついにはモミール・ベーシックを Magic Online 認定フォーマットにまでさせた。未来予知解禁以降はJhoira of the Ghituアバターと組み合わせたものも遊ばれている。
- 除去されない共鳴者と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%の確率でクリーチャーまで場に残る。戦慄の復活/Dread Returnとの相性は抜群。
トークンに関する注釈
- トークンとして場に出てくるクリーチャーは、Magic Onlineでサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。こちらに記されているカード・セットの他、Magic Online Promotionalに登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。
- 具体的にはSedge TrollとTwo-Headed Giant of Foriysである。
- 複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えばセラの天使/Serra Angelが選ばれたならば、必ず第10版と同じイラストが使われ、枠も第8版以降のトークン枠である。
- これはプレイしているフォーマットを考慮しない。スタンダードのヴァンガード戦でも、ミラージュの聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avengerなど、古いカードセットのクリーチャーのコピーが場に出てくる事もある。
- 倍増の季節/Doubling Seasonがあれば、ちゃんとトークンは倍の数が出てくる。その際は同じクリーチャーのコピー・トークンが2体出てくるが、伝説のクリーチャーが選ばれると状況起因効果により墓地送りになってしまう。
- マナ・コストにXを含むクリーチャーも選ばれる(点数で見たマナ・コストは、X=0 として考える)。
- X=0を指定することももちろん可能。その場合は0マナクリーチャー、マナ・コストがXのクリーチャー、そしてドライアドの東屋/Dryad Arborの中から選ばれた物が場に出てくる。ただし、ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauderが選ばれた場合は、そのまま墓地送りとなる。
- モミールベーシックだとX=3で田舎の破壊者/Countryside Crusherが出てきた場合、ライブラリーがすべて削られる羽目になる。
- X=7を指定して、ついうっかり触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableが出ると悲しい事になる。ちなみにその確率は約0.6%である。
- X=12もしくは15、16に指定すると、該当クリーチャーが1体しか存在しないので必ずそれが出てくる。
- X=15はもう1体いるのだが、「クリーチャー・カード1枚」ではないし、そもそもアングルードはMagic Onlineにてサポートされていないので結局選ばれる事はない。
- X=14を指定する等、その点数で見たマナ・コストを持つクリーチャーがいない場合、トークンは場にでない。