親和エルフ

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(「エルフの霊体」などの1つの記事でしか用いられていない名称は割愛。)
1行: 1行:
'''親和エルフ'''とは、[[ローウィン・ブロック]]の[[部族]]強化で生まれた[[エルフ (デッキ)|エルフデッキ]]。[[エクステンデッド]]では、'''エルフ!'''(''ELVES!'')とも呼ばれる。
+
'''親和エルフ'''(''Affinity Elves'')は、[[ローウィン・ブロック]]の[[部族]]強化で生まれた[[エルフ (デッキ)|エルフデッキ]]。'''エルフボール'''(''Elf Ball'')や、'''エルフ!'''(''Elves!'')とも呼ばれる。主に[[エクステンデッド]]で活躍する。
  
 
==概要==
 
==概要==
21行: 21行:
 
*備考
 
*備考
 
**[[グランプリ静岡08]] ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpshi08/blog2ja#12 参考])
 
**[[グランプリ静岡08]] ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpshi08/blog2ja#12 参考])
**使用者:[[藤田修]]
+
**使用者:[[中野圭貴]]
**デザイン:[[藤田剛史]]
+
**デザイン:[[藤田剛史]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン・ブロック]])
 
**[[スタンダード]]([[第10版]]+[[コールドスナップ]]+[[時のらせんブロック]]+[[ローウィン・ブロック]])
96行: 96行:
 
[[エクステンデッド]]では[[垣間見る自然/Glimpse of Nature]]や[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]を絡めた[[チェイン・コンボ]]系のデッキになり、爆発力がさらに強化された。3,4ターン目にはコンボが決まってしまう事が多く、場合によっては2ターンキルも起こりうる。さらに、[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]と[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]の[[シナジー]]による安定化や、[[樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers]]・[[召喚の調べ/Chord of Calling]]による[[多色デッキ|多色化]]も実現している。
 
[[エクステンデッド]]では[[垣間見る自然/Glimpse of Nature]]や[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]を絡めた[[チェイン・コンボ]]系のデッキになり、爆発力がさらに強化された。3,4ターン目にはコンボが決まってしまう事が多く、場合によっては2ターンキルも起こりうる。さらに、[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]と[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]の[[シナジー]]による安定化や、[[樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers]]・[[召喚の調べ/Chord of Calling]]による[[多色デッキ|多色化]]も実現している。
  
1/1クリーチャーを大量に並べるため[[全体除去]]に弱そうだが、ワイアウッドの共生虫による[[バウンス]]や[[召喚士の契約/Summoner's Pact]]、[[召喚の調べ/Chord of Calling]]などで[[インスタント・タイミング]]でのフォローが出来るため、返しに[[コンボ]]を開始されることもしばしば。
+
1/1クリーチャーを大量に並べるため[[全体除去]]に弱そうだが、ワイアウッドの共生虫による[[バウンス]]や[[召喚士の契約/Summoner's Pact]]、召喚の調べなどで[[インスタント・タイミング]]でのフォローができるため、返しに[[コンボ]]を開始されることもしばしば。
  
[[エンドカード]]は、[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]や[[鏡の精体/Mirror Entity]]からの[[ビートダウン]]('''エルフの精体'''/''Elvish Entities'')、召喚の調べからの[[捕食者のドラゴン/Predator Dragon]]('''ドラゴン・エルフ'''/''Dragon-Elves'')、[[ぶどう弾/Grapeshot]]や[[思考停止/Brain Freeze]]などの[[ストーム]]系[[呪文]]('''ぶどう弾エルフ'''/''Grapeshot Elves'')など非常にバリエーションに富む。また、ワイアウッドの共生虫と鏡の精体と遺産のドルイドによって[[無限マナ]]を狙う場合もある。
+
[[エンドカード]]は、[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]や[[鏡の精体/Mirror Entity]]からの[[ビートダウン]]、召喚の調べからの[[捕食者のドラゴン/Predator Dragon]]、[[ぶどう弾/Grapeshot]]や[[思考停止/Brain Freeze]]などの[[ストーム]]系[[呪文]]など非常にバリエーションに富む。また、ワイアウッドの共生虫と鏡の精体と遺産のドルイドによって[[無限マナ]]を狙う場合もある。
  
 
[[プロツアーベルリン08]]では、ベスト8中に6人を送り出し、ベスト4を独占した。
 
[[プロツアーベルリン08]]では、ベスト8中に6人を送り出し、ベスト4を独占した。
104行: 104行:
 
=== サンプルレシピ ===
 
=== サンプルレシピ ===
 
*備考
 
*備考
**[[プロツアーベルリン08]]優勝([http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/protour2008/berlin/index.html 参考])
+
**[[プロツアーベルリン08]] 優勝 ([http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/protour2008/berlin/index.html 参考])
**使用者:[[Luis Scott-Vargas]]
+
**使用者:[[Luis Scott-Vargas]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[エクステンデッド]]([[第8版]]~[[第10版]]、[[オンスロート]]~[[アラーラの断片]])
 
**[[エクステンデッド]]([[第8版]]~[[第10版]]、[[オンスロート]]~[[アラーラの断片]])
176行: 176行:
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/protour2008/berlin/ComparativeElves/ プロツアーベルリン 特集記事:”エルフ!”比較分析] (文:[[Monty Ashley]])
+
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/protour2008/berlin/ComparativeElves/ プロツアーベルリン 特集記事:”エルフ!”比較分析] ([[タカラトミー]]、文:[[Monty Ashley]]
*[[エルフ (デッキ)|エルフ]](デッキ)
+
*[[エルフ (デッキ)]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]

2009年4月18日 (土) 21:06時点における版

親和エルフ(Affinity Elves)は、ローウィン・ブロック部族強化で生まれたエルフデッキエルフボール(Elf Ball)や、エルフ!(Elves!)とも呼ばれる。主にエクステンデッドで活躍する。

目次

概要

通常のエルフ・デッキと共通した構成も含むが、特に展開力の高さを主軸にしたデッキ構成になっている。遺産のドルイド/Heritage Druidと大量のクリーチャーとのシナジーからの爆発力を強みとする。

スタンダード(ローウィン・ブロック期)

オリジナルはデッキビルダー藤田剛史氏がデザインした。


1ターン目のマナ・クリーチャーから傲慢な完全者/Imperious Perfectまでは通常のエルフデッキと共通だが、次のターンに遺産のドルイド/Heritage Druidを展開し完全者からトークンを生産、自身とトークン、マナ・クリーチャーで能力起動し、1マナを加えて三人組の狩り/Hunting Triad、トークンが3体出るのでさらにマナを出して展開。次のターンには有り余るマナとクリーチャーを使い一気に相手を踏み潰しにかかる。

その威力は4ターン目の攻撃で20点以上のダメージを叩き出す事も夢ではないほど。

この理想形に嵌らずとも、豊富な全体強化、トークン生産、マナ加速で安定した立ち回りが出来、ファッティ火力には三人組の狩りの補強で対抗する。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (26)
4 ボリアルのドルイド/Boreal Druid
4 茨森の模範/Bramblewood Paragon
2 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 傲慢な完全者/Imperious Perfect
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
呪文 (10)
4 ガイアの頌歌/Gaea's Anthem
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
4 三人組の狩り/Hunting Triad
土地 (24)
7 森/Forest
4 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 変わり谷/Mutavault
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
4 樹上の村/Treetop Village
サイドボード
1 エルフの賛美者/Elvish Eulogist
2 エルフの先触れ/Elvish Harbinger
4 踏み荒らし/Overrun
3 麗しき者の勇気/Prowess of the Fair
1 叫び大口/Shriekmaw
2 突風線/Squall Line
2 恐怖/Terror

エクステンデッド

エクステンデッドでは垣間見る自然/Glimpse of Natureイラクサの歩哨/Nettle Sentinelを絡めたチェイン・コンボ系のデッキになり、爆発力がさらに強化された。3,4ターン目にはコンボが決まってしまう事が多く、場合によっては2ターンキルも起こりうる。さらに、ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteエルフの幻想家/Elvish Visionaryシナジーによる安定化や、樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers召喚の調べ/Chord of Callingによる多色化も実現している。

1/1クリーチャーを大量に並べるため全体除去に弱そうだが、ワイアウッドの共生虫によるバウンス召喚士の契約/Summoner's Pact、召喚の調べなどでインスタント・タイミングでのフォローができるため、返しにコンボを開始されることもしばしば。

エンドカードは、エルフのチャンピオン/Elvish Champion鏡の精体/Mirror Entityからのビートダウン、召喚の調べからの捕食者のドラゴン/Predator Dragonぶどう弾/Grapeshot思考停止/Brain Freezeなどのストーム呪文など非常にバリエーションに富む。また、ワイアウッドの共生虫と鏡の精体と遺産のドルイドによって無限マナを狙う場合もある。

プロツアーベルリン08では、ベスト8中に6人を送り出し、ベスト4を独占した。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (32)
4 樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers
4 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
1 永遠の証人/Eternal Witness
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
1 威厳の魔力/Regal Force
2 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
4 ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
呪文 (12)
4 垣間見る自然/Glimpse of Nature
1 ぶどう弾/Grapeshot
4 召喚士の契約/Summoner's Pact
3 奇妙な収穫/Weird Harvest
土地 (16)
4 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace
2 草むした墓/Overgrown Tomb
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
9 冠雪の森/Snow-Covered Forest
サイドボード
1 マイコロス/Mycoloth
1 虚無魔道士の番人/Nullmage Shepherd
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
2 アメジストのとげ/Thorn of Amethyst
4 思考囲い/Thoughtseize
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
2 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman

参考

MOBILE