エンチャントレス (デッキ)

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{{Otheruses|デッキ|廃止されたクリーチャー・タイプ|エンチャントレス}}
 
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'''エンチャントレス'''(''Enchantress'')は、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]など、「[[エンチャント]][[呪文]]を[[プレイ]]するたびに[[カード]]が引ける」[[能力]]を持った「[[エンチャントレス]]」を中心に据え、[[ドロー]]を繰り返す[[コンボ]]系[[デッキ]]。
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'''エンチャントレス'''(''Enchantress'')は、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]など、「[[エンチャント]][[呪文]]を[[唱える]]たびに[[カード]]を[[引く]]」[[能力]]を持った「[[エンチャントレス]]」を中心に据え、[[引く|ドロー]]を繰り返す[[コンボ]]系[[デッキ]]。
  
 
==概要==
 
==概要==
元祖・エンチャントレスの[[新緑の女魔術師/Verduran Enchantress]]ははるか昔から存在していたが、これ1種類ではデッキの核を形成するには至らず、デッキとして登場したのは[[ウルザズ・サーガ]]で[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]が登場し、2種類8枚体制が可能になった時が初である。その後[[オンスロート]]でよりデッキと相性の良いタイプの[[女魔術師の存在/Enchantress's Presence]]が登場した。
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元祖・[[エンチャントレス]]の[[新緑の女魔術師/Verduran Enchantress]]ははるか昔から存在していたが、これ1種類では[[デッキ]]の核を形成するには至らず、デッキとして登場したのは[[ウルザズ・サーガ]]で[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]が登場し、2種類8枚体制が可能になった時が初である。その後[[オンスロート]]でよりデッキと相性の良いタイプの[[女魔術師の存在/Enchantress's Presence]]が登場した。
  
 
{{#card:Argothian Enchantress}}
 
{{#card:Argothian Enchantress}}
{{#card:Verduran Enchantress}}
 
 
{{#card:Enchantress's Presence}}
 
{{#card:Enchantress's Presence}}
  
基本的な動きとしては、これらを[[コントロール]]している状態で低[[コスト]]の[[エンチャント]]を多数[[プレイ]]し、[[コンボパーツ]]をそろえる。
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エンチャントレスと低[[コスト]]の[[エンチャント]]を多数[[唱える|唱え]][[手札]]を増強していく。それ以外の[[カード]]はデッキによって異なり、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]型のものから他のコンボを内蔵するものまで様々。
 
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また若干[[ドロー]]の仕方が異なるが[[フェメレフのエンチャントレス/Femeref Enchantress]]も存在する。
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{{#card:Femeref Enchantress}}
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それ以外の部分は構成カードによってさまざまであり、代表的なものとして以下のようなタイプが存在する。
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==ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期==
 
==ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期==
[[ウルザ・ブロック]]+[[マスクス・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[祖先の仮面/Ancestral Mask]]などを使って[[殴る]]タイプ。[[アデプトグリーン]]とも呼ばれ、[[ドロー]][[能力]]を持つエンチャントレスの他、[[ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress]]も[[キーカード]]の1つ。
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[[ウルザ・ブロック]]+[[マスクス・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[祖先の仮面/Ancestral Mask]]などを使って[[殴る]]タイプ。[[アデプトグリーン]]とも呼ばれ、[[引く|ドロー]][[能力]]を持つ[[エンチャントレス]]の他、[[ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress]]も[[キーカード]]の1つ。
  
 
{{#card:Yavimaya Enchantress}}
 
{{#card:Yavimaya Enchantress}}
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==ウルザ・ブロック構築==
 
==ウルザ・ブロック構築==
 
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[[ウルザ・ブロック構築]]では、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]][[ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress]]を主力とした[[デッキ]]が活躍。
[[ウルザ・ブロック構築]]では、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]][[ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress]]を主力とした[[デッキ]]が活躍。
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{{#card:Yavimaya Enchantress}}
 
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{{#card:Fertile Ground}}
 
{{#card:Fertile Ground}}
  
[[肥沃な大地/Fertile Ground]]や[[踏査/Exploration]]で[[マナ加速]]しつつ[[軽い|軽量]][[エンチャント]]を並べてエンチャントレスで[[ドロー]]&強化。
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[[肥沃な大地/Fertile Ground]]や[[踏査/Exploration]]で[[マナ加速]]しつつ[[軽い|軽量]][[エンチャント]]を並べて[[引く|ドロー]]と同時にヤヴィマヤの女魔術師を[[強化]]する。
  
 
最後は[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]と[[対立/Opposition]]の[[コンボ]]で[[ロック]]し一気に[[殴る|殴り殺す]]。
 
最後は[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]と[[対立/Opposition]]の[[コンボ]]で[[ロック]]し一気に[[殴る|殴り殺す]]。
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===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリメンフィス99]] ベスト4([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=GPMEM99/welcome 参考])
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**[[グランプリメンフィス99]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=GPMEM99/welcome 参考])
 
**使用者:[[Matthew Norton]]
 
**使用者:[[Matthew Norton]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
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[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザ・ブロック]]期の[[スタンダード]]には2種類のタイプが存在する。
 
[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザ・ブロック]]期の[[スタンダード]]には2種類のタイプが存在する。
  
1つは[[カニクラフト]]に[[エンチャントレス]]の要素を入れたタイプで、基本的に[[コンボ]][[デッキ]]である。しかしこちらの場合、エンチャントレスはデッキの軸と言うより[[ドロー]]補助の意味合いが強い。
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1つは[[カニクラフト]]に[[エンチャントレス]]の要素を入れたタイプで、基本的に[[コンボ]][[デッキ]]である。しかしこちらの場合、エンチャントレスはデッキの軸と言うより[[引く|ドロー]]補助の意味合いが強い。
  
 
{{#card:Earthcraft}}
 
{{#card:Earthcraft}}
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カニクラフトは[[繁茂/Wild Growth]]を中心に[[軽い|軽量]]エンチャントが多く入るデッキであるため、エンチャントレスとの相性は非常に良い。カニクラフトの中ではこのタイプが主流であり、[[大地の知識/Earthcraft]]が[[スタンダード]]で[[禁止カード|禁止]]される原因の1つにもなった。
 
カニクラフトは[[繁茂/Wild Growth]]を中心に[[軽い|軽量]]エンチャントが多く入るデッキであるため、エンチャントレスとの相性は非常に良い。カニクラフトの中ではこのタイプが主流であり、[[大地の知識/Earthcraft]]が[[スタンダード]]で[[禁止カード|禁止]]される原因の1つにもなった。
  
もう一方は[[オーラトグ/Auratog]]と[[怨恨/Rancor]]のコンボで殴るタイプ。このタイプは[[オーランカー]]と呼ばれることの方が多い。
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もう一方は[[オーラトグ/Auratog]]と[[怨恨/Rancor]]のコンボで[[殴る]]タイプ。このタイプは[[オーランカー]]と呼ばれることの方が多い。
  
 
{{#card:Auratog}}
 
{{#card:Auratog}}
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===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
*備考
**[[アメリカ選手権99]] ベスト8([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=USNAT99/welcome 参考])
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**[[アメリカ選手権99]] ベスト8 [http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=USNAT99/welcome 参考]
 
**使用者:[[John Hunka]]
 
**使用者:[[John Hunka]]
 
*[[フォーマット]]
 
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|1||[[現実主義の修道士/Monk Realist]]
 
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*[[ウルザズ・デスティニー]]参入後の[[チェイン・コンボ]]タイプの[[デッキ]]。
 
*[[ウルザズ・デスティニー]]参入後の[[チェイン・コンボ]]タイプの[[デッキ]]。
*[[軽い|軽量]][[エンチャント]]を並べて[[マナ加速]]しつつ[[エンチャントレス]]で[[ドロー]]、[[フリースペル]]で大量[[マナ]]を引き出し最後は[[パリンクロン/Palinchron]]で[[無限マナ]]を発生させる。
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*[[軽い|軽量]][[エンチャント]]を並べて[[マナ加速]]しつつ[[エンチャントレス]]で[[引く|ドロー]]、[[フリースペル]]で大量[[マナ]]を引き出し最後は[[パリンクロン/Palinchron]]で[[無限マナ]]を発生させる。
  
 
==エクステンデッド==
 
==エクステンデッド==
[[エクステンデッド]]では[[オンスロート]]参入時に登場。[[気流の言葉/Words of Wind]]を使った、どちらかと言えば[[ロック]]に近いタイプ。[[エターナルウインド]]やエンドレスウインドと呼ばれることもある。このタイプではエンチャントレスは[[ドロー]]エンジンであると同時に[[コンボパーツ]]でもある。
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[[エクステンデッド]]では[[オンスロート]]参入時に登場。[[気流の言葉/Words of Wind]]を使った、どちらかと言えば[[ロック]]に近いタイプ。[[エターナルウインド]]やエンドレスウインドと呼ばれることもある。このタイプではエンチャントレスは[[ドローエンジン]]であると同時に[[コンボパーツ]]でもある。
  
 
{{#card:Words of Wind}}
 
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==レガシー==
 
==レガシー==
  
レガシーでも少数存在している。
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{{#card:Replenish}}
 
{{#card:Replenish}}
  
主に防御的な[[コントロール]]の構成を取るのが主流。[[踏査/Exploration]]や[[楽園の拡散/Utopia Sprawl]]による[[マナ加速]]から、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]や[[女魔術師の存在/Enchantress's Presence]]による高速ドローを背景に、[[エレファント・グラス/Elephant Grass]]や[[独房監禁/Solitary Confinement]]で身を守る。
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主に防御的な[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の構成を取るのが主流。[[踏査/Exploration]]や[[楽園の拡散/Utopia Sprawl]]による[[マナ加速]]から、[[アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress]]や[[女魔術師の存在/Enchantress's Presence]]による高速[[引く|ドロー]]を背景に、[[エレファント・グラス/Elephant Grass]]や[[独房監禁/Solitary Confinement]]で身を守る。
  
[[真の木立ち/Sterling Grove]]によってそれらのエンチャントを守りつつ、状況に応じて1枚[[挿す|挿し]]された様々なエンチャントをサーチし展開していく。
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[[真の木立ち/Sterling Grove]]によってそれらのエンチャントを守りつつ、状況に応じて1枚[[挿す|挿し]]された様々なエンチャントを[[サーチ]]し[[展開]]していく。
  
フィニッシャーは、[[セラの聖域/Serra's Sanctum]]から出る膨大なマナを利用した[[聖なるメサ/Sacred Mesa]]や[[戦争の言葉/Words of War]]が好んで使用されていたが、[[コンフラックス]]で[[空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne]]を手に入れたため、戦争の言葉のために[[赤]]を[[タッチ]]する必要性が薄まった。結果として、[[特殊地形]][[メタ]]のデッキに対しても耐性がついたといえる。
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[[エンドカード]]は、[[セラの聖域/Serra's Sanctum]]から出る膨大なマナを利用した[[聖なるメサ/Sacred Mesa]]や[[戦争の言葉/Words of War]]が好んで使用されていたが、[[コンフラックス]]で[[空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne]]を手に入れたため、戦争の言葉のために[[赤]]を[[タッチ]]する必要性が薄まった。結果として、[[特殊地形]][[メタる|メタ]]のデッキに対しても耐性がついたといえる。
  
 
また、このデッキが成立する理由として、[[補充/Replenish]]の禁止解除がある。主に[[コンボ]]要員として用いられたカードであるが、このカードによってエンチャントデッキの天敵である[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]や[[地に平穏/Tranquil Domain]]による大量破壊から、一気にリカバリーする事が可能となった。
 
また、このデッキが成立する理由として、[[補充/Replenish]]の禁止解除がある。主に[[コンボ]]要員として用いられたカードであるが、このカードによってエンチャントデッキの天敵である[[破滅的な行為/Pernicious Deed]]や[[地に平穏/Tranquil Domain]]による大量破壊から、一気にリカバリーする事が可能となった。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
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**[[世界選手権07]]([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/legacydecks 参考])
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**[[世界選手権07]] ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/legacydecks 参考])
 
**使用者:[[Luis Scott-Vargas]]
 
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*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
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|2||[[クローサの掌握/Krosan Grip]]
 
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2011年2月17日 (木) 20:23時点における版

エンチャントレス(Enchantress)は、アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressなど、「エンチャント呪文唱えるたびにカード引く能力を持った「エンチャントレス」を中心に据え、ドローを繰り返すコンボデッキ

目次

概要

元祖・エンチャントレス新緑の女魔術師/Verduran Enchantressははるか昔から存在していたが、これ1種類ではデッキの核を形成するには至らず、デッキとして登場したのはウルザズ・サーガアルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressが登場し、2種類8枚体制が可能になった時が初である。その後オンスロートでよりデッキと相性の良いタイプの女魔術師の存在/Enchantress's Presenceが登場した。


Argothian Enchantress / アルゴスの女魔術師 (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

0/1


Enchantress's Presence / 女魔術師の存在 (2)(緑)
エンチャント

あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。


エンチャントレスと低コストエンチャントを多数唱え手札を増強していく。それ以外のカードはデッキによって異なり、ビートダウン型のものから他のコンボを内蔵するものまで様々。

ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期

ウルザ・ブロックマスクス・ブロック期のスタンダードでは、祖先の仮面/Ancestral Maskなどを使って殴るタイプ。アデプトグリーンとも呼ばれ、ドロー能力を持つエンチャントレスの他、ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantressキーカードの1つ。


Yavimaya Enchantress / ヤヴィマヤの女魔術師 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

ヤヴィマヤの女魔術師は、戦場に出ているエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受ける。

2/2


Ancestral Mask / 祖先の仮面 (2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、戦場に出ている他のエンチャント1つにつき+2/+2の修整を受ける。


詳しくはアデプトグリーンの項目を参照。

ウルザ・ブロック構築

ウルザ・ブロック構築では、アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantressを主力としたデッキが活躍。


Yavimaya Enchantress / ヤヴィマヤの女魔術師 (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

ヤヴィマヤの女魔術師は、戦場に出ているエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受ける。

2/2


Fertile Ground / 肥沃な大地 (1)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(土地)
エンチャントされている土地がマナを引き出す目的でタップされるたび、その土地のコントローラーは好きな色1色のマナ1点を追加で加える。


肥沃な大地/Fertile Ground踏査/Explorationマナ加速しつつ軽量エンチャントを並べてドローと同時にヤヴィマヤの女魔術師を強化する。

最後は錯乱した隠遁者/Deranged Hermit対立/Oppositionコンボロックし一気に殴り殺す

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (11)
4 アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
4 ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress
2 錯乱した隠遁者/Deranged Hermit
1 変異種/Morphling
エンチャント・アーティファクト (27)
3 錬金術の研究/Hermetic Study
4 対立/Opposition
4 肥沃な大地/Fertile Ground
4 踏査/Exploration
4 軽快なリフレイン/Lilting Refrain
4 不実/Treachery
4 仮装の歩哨/Veiled Sentry
土地 (22)
7 森/Forest
2 樹上の村/Treetop Village
10 島/Island
3 スランの採石場/Thran Quarry
サイドボード
3 スランの鋳造所/Thran Foundry
4 冬眠/Hibernation
3 消火/Douse
3 無効/Annul
2 崇拝/Worship

テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期

テンペスト・ブロックウルザ・ブロック期のスタンダードには2種類のタイプが存在する。

1つはカニクラフトエンチャントレスの要素を入れたタイプで、基本的にコンボデッキである。しかしこちらの場合、エンチャントレスはデッキの軸と言うよりドロー補助の意味合いが強い。


Earthcraft / 大地の知識 (1)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:基本土地1つを対象とし、それをアンタップする。



Horseshoe Crab / カブトガニ (2)(青)
クリーチャー — カニ(Crab)

(青):カブトガニをアンタップする。

1/3

カニクラフトは繁茂/Wild Growthを中心に軽量エンチャントが多く入るデッキであるため、エンチャントレスとの相性は非常に良い。カニクラフトの中ではこのタイプが主流であり、大地の知識/Earthcraftスタンダード禁止される原因の1つにもなった。

もう一方はオーラトグ/Auratog怨恨/Rancorのコンボで殴るタイプ。このタイプはオーランカーと呼ばれることの方が多い。


Auratog / オーラトグ (1)(白)
クリーチャー — エイトグ(Atog)

エンチャントを1つ生け贄に捧げる:オーラトグはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。

1/2


Rancor / 怨恨 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。


詳しくはオーランカーの項目を参照。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (13)
4 フェアリーの大群/Cloud of Faeries
2 花の壁/Wall of Blossoms
4 アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
2 新緑の女魔術師/Verduran Enchantress
1 パリンクロン/Palinchron
インスタント・ソーサリー (8)
2 俗世の教示者/Worldly Tutor
4 大あわての捜索/Frantic Search
1 天才のひらめき/Stroke of Genius
1 ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
エンチャント・アーティファクト (20)
1 ちらつき護法印/Flickering Ward
4 繁茂/Wild Growth
4 肥沃な大地/Fertile Ground
4 エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard
4 踏査/Exploration
1 聖なる場/Sacred Ground
2 適者生存/Survival of the Fittest
土地 (19)
2 島/Island
10 森/Forest
4 真鍮の都/City of Brass
2 セラの聖域/Serra's Sanctum
1 スランの採石場/Thran Quarry
サイドボード
1 現実主義の修道士/Monk Realist
2 解呪/Disenchant
1 沈静/Allay
1 溶岩噴火/Volcanic Geyser
1 ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
3 聖なる場/Sacred Ground
3 崇拝/Worship
3 防御の光網/Defense Grid

エクステンデッド

エクステンデッドではオンスロート参入時に登場。気流の言葉/Words of Windを使った、どちらかと言えばロックに近いタイプ。エターナルウインドやエンドレスウインドと呼ばれることもある。このタイプではエンチャントレスはドローエンジンであると同時にコンボパーツでもある。


Words of Wind / 気流の言葉 (2)(青)
エンチャント

(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするパーマネントを1つ、オーナーの手札に戻す。


詳しくはエターナルウインドの項目参照。

レガシー

レガシーでも少数存在している。


Argothian Enchantress / アルゴスの女魔術師 (1)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

0/1


Solitary Confinement / 独房監禁 (2)(白)
エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、独房監禁を生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたは被覆を持つ。(あなたは呪文や能力の対象にならない。)
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。



Replenish / 補充 (3)(白)
ソーサリー

あなたの墓地にある、すべてのエンチャント・カードを戦場に戻す。(エンチャントできる何かがないオーラ(Aura)は、あなたの墓地に残る。)


主に防御的なコントロールの構成を取るのが主流。踏査/Exploration楽園の拡散/Utopia Sprawlによるマナ加速から、アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress女魔術師の存在/Enchantress's Presenceによる高速ドローを背景に、エレファント・グラス/Elephant Grass独房監禁/Solitary Confinementで身を守る。

真の木立ち/Sterling Groveによってそれらのエンチャントを守りつつ、状況に応じて1枚挿しされた様々なエンチャントをサーチ展開していく。

エンドカードは、セラの聖域/Serra's Sanctumから出る膨大なマナを利用した聖なるメサ/Sacred Mesa戦争の言葉/Words of Warが好んで使用されていたが、コンフラックス空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throneを手に入れたため、戦争の言葉のためにタッチする必要性が薄まった。結果として、特殊地形メタのデッキに対しても耐性がついたといえる。

また、このデッキが成立する理由として、補充/Replenishの禁止解除がある。主にコンボ要員として用いられたカードであるが、このカードによってエンチャントデッキの天敵である破滅的な行為/Pernicious Deed地に平穏/Tranquil Domainによる大量破壊から、一気にリカバリーする事が可能となった。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (4)
4 アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
インスタント・ソーサリー (2)
2 補充/Replenish
エンチャント・アーティファクト (32)
1 沈黙のオーラ/Aura of Silence
3 孤独の都/City of Solitude
4 エレファント・グラス/Elephant Grass
4 女魔術師の存在/Enchantress's Presence
2 踏査/Exploration
2 地の封印/Ground Seal
2 Moat
2 忘却の輪/Oblivion Ring
1 聖なる場/Sacred Ground
1 聖なるメサ/Sacred Mesa
2 独房監禁/Solitary Confinement
3 真の木立ち/Sterling Grove
4 楽園の拡散/Utopia Sprawl
1 戦争の言葉/Words of War
土地 (22)
1 Bayou
7 森/Forest
3 平地/Plains
3 Savannah
1 Scrubland
2 セラの聖域/Serra's Sanctum
1 Taiga
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
サイドボード
2 クローサの掌握/Krosan Grip
1 補充/Replenish
3 思考囲い/Thoughtseize
3 窒息/Choke
2 霊体の正義/Karmic Justice
4 虚空の力線/Leyline of the Void

参考

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