Phyrexian Devourer

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こうして今度こそ日の目を見るかと思われたPhyrexian Devourerだが、程なくして(2011年1月1日付けで)[[レガシー]]で[[適者生存/Survival of the Fittest]]が[[禁止カード]]に指定されてしまった。つくづく運の無いカードである。
 
こうして今度こそ日の目を見るかと思われたPhyrexian Devourerだが、程なくして(2011年1月1日付けで)[[レガシー]]で[[適者生存/Survival of the Fittest]]が[[禁止カード]]に指定されてしまった。つくづく運の無いカードである。
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それでもレガシーで上記のコンボを利用したいなら[[生き埋め/Buried Alive]]でPhyrexian Devourer、トリスケリオン/Triskelion、壊死のウーズ/Necrotic Oozeを墓地に置き、壊死のウーズ/Necrotic Oozeを[[リアニメイト]]することが最短か。
  
 
*これが自らを[[生け贄に捧げる]]条件は「[[パワー]]7以上」なので、自分の能力以外の手段でも自爆強要されるリスクがあることに注意。例えば[[樫の力/Might of Oaks]]を使われたら、即死ということ。
 
*これが自らを[[生け贄に捧げる]]条件は「[[パワー]]7以上」なので、自分の能力以外の手段でも自爆強要されるリスクがあることに注意。例えば[[樫の力/Might of Oaks]]を使われたら、即死ということ。

2011年5月14日 (土) 12:34時点における版


Phyrexian Devourer (6)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 構築物(Construct)

Phyrexian Devourerのパワーが7以上になったとき、それを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその追放されたカードのマナ総量である。

1/1

アライアンスらしい、ライブラリーカード追放することをコストにするクリーチャーマナ消費なく自分のサイズを大きくできるのがメリットだが、最大でも6/6(+5/+5の強化)までしかなれないのが弱点。サイズの上昇幅はライブラリーの一番上カードマナ・コストに依存し、パワーが7以上になると生け贄に捧げられてしまう。その性質は、どことなくブラックジャックを思わせる。

マナ・コスト6のクリーチャーなので6/6になれればラッキーではあるが、そうでないならば3/3〜4/4くらいの「標準的アーティファクト・クリーチャー並みの効率の悪さ」だし、もっと悪ければライブラリーのカードを道連れにこれも失われる。単体ではギャンブル性が高すぎ使いづらい。どうしても使うのであれば、ライブラリー操作手段を併用したい。自滅の危険性もなくなるし、上手く使えば引きたくないカードを排除できる。

第6版参入直後に、当時のエクステンデッドおにぎりシュートなるコンボデッキの中核として起用された(後述)。しかし起動型能力解決時にもパワーをチェックするようにエラッタが出され、このコンボが大舞台で活躍する機会は失われた。

構築環境から落ちて数年後、ミラディンの傷跡の参入によって、このカードはエターナルサバイバルで脚光を浴びることになった。トリスケリオン/Triskelionと共に墓地に落として壊死のウーズ/Necrotic Oozeにこの2枚の起動型能力を持たせると、壊死のウーズに+1/+1カウンターを乗せる→それを火力として射出の動きをライブラリーの続く限り繰り返すことができるのだ。コストの高いカードがめくれてしまっても、その能力をスタックに乗せたままさらにめくり続ければ問題ない。

こうして今度こそ日の目を見るかと思われたPhyrexian Devourerだが、程なくして(2011年1月1日付けで)レガシー適者生存/Survival of the Fittest禁止カードに指定されてしまった。つくづく運の無いカードである。

それでもレガシーで上記のコンボを利用したいなら生き埋め/Buried AliveでPhyrexian Devourer、トリスケリオン/Triskelion、壊死のウーズ/Necrotic Oozeを墓地に置き、壊死のウーズ/Necrotic Oozeをリアニメイトすることが最短か。

参考

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