霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(11人の利用者による、間の15版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Geist-Honored Monk}} | {{#card:Geist-Honored Monk}} | ||
− | [[あなた]]が[[コントロール]]する[[クリーチャー]] | + | [[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[クリーチャー]]の数だけ[[サイズ]]が大きくなる[[人間]]・[[モンク]]。自身も数に数え、また[[ETB]][[能力]]で2体の[[スピリット]]・[[トークン]]を[[生成]]するため、[[戦場]]に他のクリーチャーがいない状態で唱えても3/3で登場。合計[[パワー]]は5点分となる。 |
− | 本体は[[警戒]] | + | 本体は[[警戒]]持ちのため、攻防に渡って役立つ。ETB能力で出るトークンも[[飛行]]持ちのため、[[攻撃]]を[[通し]]やすい。また同[[エキスパンション]]にはトークンを生み出す[[カード]]等が他にも多くあり、[[シナジー]]を有する。 |
+ | [[全体火力]]などで他のクリーチャーが一掃されてしまうと、本体も一気にサイズが縮み、場合によっては一緒に[[除去]]されてしまう可能性がある点には注意したい。極端な例でいえば、霊誉の僧兵+自身が出したトークンだけが戦場にいる状況で「全クリーチャーに1ダメージ」を与える呪文が使われるケースが該当する。登場時の[[スタンダード]]では、スピリット・トークンが飛行を持つため[[轟く激震/Rolling Temblor]]は大丈夫だが、[[金屑の嵐/Slagstorm]]は脅威だった。さらに後に追加された[[忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned]]、[[電謀/Electrickery]]や[[ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars]]なども危険だった。 | ||
+ | |||
+ | [[モダン]]においては、[[ウィノータ・コンボ]]を組む場合に強力な[[シナジー]]を持つ[[人間]]として採用候補となる。 | ||
+ | |||
+ | [[イニストラード]]当時の[[リミテッド]]では、[[レア]]の中でも比較的強力な部類のカードとして重宝された。 | ||
+ | |||
+ | *霊誉の僧兵が戦場に出てからトークンが出るまでには、[[スタック]]に乗ってから解決されるまでのタイムラグがあることに注意。仮に他にクリーチャーがいない場合、ETB能力の[[解決]]前は[[タフネス]]が1しかないため、[[霊炎/Geistflame]]などを撃たれるだけで除去される。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-geist-honored-monk-2011-11-04 Wallpaper of the Week: Geist-Honored Monk](Arcana [[2011年]]11月4日 [[Monty Ashley]]著) | ||
*[[参照クリーチャー]] | *[[参照クリーチャー]] | ||
+ | *[[霊/Geist]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] |
2023年6月21日 (水) 12:56時点における最新版
Geist-Honored Monk / 霊誉の僧兵 (3)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
警戒
霊誉の僧兵のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
霊誉の僧兵が戦場に出たとき、飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
あなたがコントロールするクリーチャーの数だけサイズが大きくなる人間・モンク。自身も数に数え、またETB能力で2体のスピリット・トークンを生成するため、戦場に他のクリーチャーがいない状態で唱えても3/3で登場。合計パワーは5点分となる。
本体は警戒持ちのため、攻防に渡って役立つ。ETB能力で出るトークンも飛行持ちのため、攻撃を通しやすい。また同エキスパンションにはトークンを生み出すカード等が他にも多くあり、シナジーを有する。
全体火力などで他のクリーチャーが一掃されてしまうと、本体も一気にサイズが縮み、場合によっては一緒に除去されてしまう可能性がある点には注意したい。極端な例でいえば、霊誉の僧兵+自身が出したトークンだけが戦場にいる状況で「全クリーチャーに1ダメージ」を与える呪文が使われるケースが該当する。登場時のスタンダードでは、スピリット・トークンが飛行を持つため轟く激震/Rolling Temblorは大丈夫だが、金屑の嵐/Slagstormは脅威だった。さらに後に追加された忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned、電謀/Electrickeryやミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortarsなども危険だった。
モダンにおいては、ウィノータ・コンボを組む場合に強力なシナジーを持つ人間として採用候補となる。
イニストラード当時のリミテッドでは、レアの中でも比較的強力な部類のカードとして重宝された。
- 霊誉の僧兵が戦場に出てからトークンが出るまでには、スタックに乗ってから解決されるまでのタイムラグがあることに注意。仮に他にクリーチャーがいない場合、ETB能力の解決前はタフネスが1しかないため、霊炎/Geistflameなどを撃たれるだけで除去される。