Granite Gargoyle
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+ | クリーチャーとしての性能よりも、その[[フレイバー・テキスト]]で有名なカードでもある。“著者名がやたら長い”ことで有名な、『[[地獄料理書/The Underworld Cookbook (ストーリー)|地獄料理書/The Underworld Cookbook]]』([[アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar (ストーリー)|アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar]]著)が初めて登場したカードで、いかめしいガーゴイルの{{Gatherer|id=159259}}に対して、その肉のおいしさについて料理本を引用する形で述べられておりそのギャップと著者名のあまりの長さが印象に残る。あまりにも長いため、ドイツ語版では短くされてしまったという逸話もある。 | ||
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+ | {{フレイバーテキスト|"While most overworlders fortunately don't realize this, Gargoyles can be most delicious, providing you have the appropriate tools to carve them."|The Underworld Cookbook by Asmoranomardicadaistinaculdacar}} | ||
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+ | <!--{{フレイバーテキスト|「幸いなことに、ほとんどの世界中の人々は知らないことですが、さばくのに適切な道具さえあれば、ガーゴイルは最上の味になります。」|アスモラノマルディカダイスティナカルダカール著、地獄料理書}}(私訳なので参考程度としてコメントアウト)--> | ||
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+ | このカード以降、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のガーゴイルは食用にできるというイメージが定着し、同じく地獄料理書から引用する形で様々なカードで触れられている。 | ||
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+ | また、後年の[[モダンホライゾン2]]では、リメイクの[[大理石のガーゴイル/Marble Gargoyle]]とともに[[地獄料理書/The Underworld Cookbook]]、[[アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar]]もカード化されている。大理石のガーゴイルのフレイバー・テキストも地獄料理書から引用されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) |
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[レア]] |
− | *[[カード個別評価:Masters Edition]] | + | *[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[レア]] |
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | ||
+ | [[Category:リミテッド・エディションの再録禁止カード]] |
2021年12月10日 (金) 09:06時点における最新版
黎明期の強力なクリーチャー。このマナ・コストとサイズで飛行を持ち、赤には珍しいタフネスのパンプアップ能力まで備えている。
シングルシンボルでここまで使いやすい赤のフライヤーは他にほとんど存在せず、飛行を得意とする白のエイヴンの群れ/Aven Flockや青の風のドレイク/Wind Drakeよりも強い。さすがに現在の基準では構築レベルとは言い難いが、当時は赤の貴重な「空の防衛兵力」として重宝した。
- Graniteとは、花崗岩のこと。これ以降様々な石材を原料にしたガーゴイルが生まれている。
- 砂漠のドレイク/Desert Drakeなど、複数の下位互換が存在する。
[編集] 関連カード
- 玄武岩のガーゴイル/Basalt Gargoyle - 時のらせんに多数収録されている「過去に作られた色の役割に合わないカードの調整版」の一つとして、これを元にしてデザインされた。エコー付きだが、パワーが1高い。(時のらせん)
- 大理石のガーゴイル/Marble Gargoyle - 現在の色の役割に即した色が白に変わったリメイク。(モダンホライゾン2)
[編集] フレイバー・テキスト
クリーチャーとしての性能よりも、そのフレイバー・テキストで有名なカードでもある。“著者名がやたら長い”ことで有名な、『地獄料理書/The Underworld Cookbook』(アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar著)が初めて登場したカードで、いかめしいガーゴイルのイラストに対して、その肉のおいしさについて料理本を引用する形で述べられておりそのギャップと著者名のあまりの長さが印象に残る。あまりにも長いため、ドイツ語版では短くされてしまったという逸話もある。
"While most overworlders fortunately don't realize this, Gargoyles can be most delicious, providing you have the appropriate tools to carve them."― The Underworld Cookbook by Asmoranomardicadaistinaculdacar
このカード以降、マジックのガーゴイルは食用にできるというイメージが定着し、同じく地獄料理書から引用する形で様々なカードで触れられている。
また、後年のモダンホライゾン2では、リメイクの大理石のガーゴイル/Marble Gargoyleとともに地獄料理書/The Underworld Cookbook、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacarもカード化されている。大理石のガーゴイルのフレイバー・テキストも地獄料理書から引用されている。