Argivian Archaeologist
提供:MTG Wiki
(トーク) |
|||
(4人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Argivian Archaeologist}} | {{#card:Argivian Archaeologist}} | ||
− | [[アーティファクト]] | + | [[墓地]]の[[アーティファクト]]を回収する[[クリーチャー]]。毎[[ターン]]2[[マナ]]で1枚の回収ができ、何度でも再利用可能。使い切りのアーティファクトを回収するのがよい。 |
− | + | 回収系クリーチャーとしてはかなり強いほうだが、[[マナ・コスト]]、[[起動コスト]]共に[[ダブルシンボル]]と[[重い]]のがデメリット。 | |
− | + | ||
− | * | + | *[[Masters Edition]][[再録]]時に[[クリーチャー・タイプ]]が考古学者(Archaeologist)から[[人間]]・[[工匠]]となった。 |
− | + | *類似[[カード]]には、[[白青]]ではあるが[[エンチャント]]も戻せる[[航行長ハナ/Hanna, Ship's Navigator]]、[[ほぞ]]回収専門の[[オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagers]]など。 | |
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | 紀元前[[AR]]5000~4000年頃の[[ドミナリア/Dominaria]]には、魔法と[[アーティファクト]]技術の高度な発達により、ドミナリア史上最高の栄華と繁栄を極めた連合都市国家、[[スラン/Thran|古代スラン帝国]]が存在した。しかしスラン帝国の崩壊に伴い、帝国が生み出した叡智や文明の利器のほとんどが、時の流れの中に埋もれてしまう事になる。スラン帝国の時代から過ぎ去ること数千年後。後の時代を生きる人々は、砂の下やドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡などから遺物を発見・調査することで少しずつ、だが確実に、失われしかつての優れた技術を自らの手中に取り戻して行った。'''Argivian Archaeologist'''(アーギヴィーアの考古学者)({{Gatherer|id=1064|イラスト}})とは、失われた古代スラン文明の知識を欲し、現代の世に蘇らせようと一念する、考古学者たちのことである。 | ||
+ | |||
+ | {{フレイバーテキスト|Fascinated by the lore of ancient struggles, the archaeologist searches incessantly for remnants of an earlier, more powerful era.||}} | ||
+ | {{フレイバーテキスト|古代の戦いの知識に魅入られた者、すなわち考古学者は古代の強力な時代の名残を絶え間なく探している。||}} | ||
+ | |||
+ | [[カード名]]にある'''Argivian'''とは”[[アルガイヴ/Argive]]地方の人々”、すなわちアルガイヴ人の事である。アルガイヴとは[[テリシア/Terisiare]]大陸東部の地名であり、古代スラン帝国もまた同大陸中東部に首都[[ハルシオン/Halcyon]]を置いていた。そのためテリシア大陸は他のどの大陸よりもスランの遺物に恵まれた土地であり、結果アルガイヴ地方はスラン文明の研究や技術再興など、スラン関係の学識に最も富む先進的な地域となった。失われしかつての時代を名残を日々探し求め、日夜その秘密を解き明かさんとするアルガイブの考古学者たち。[[ウルザ/Urza]]&[[ミシュラ/Mishra]]兄弟の師匠であった名匠[[トカシア/Tocasia]]女史もまた、そのような考古学者たちの1人だった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]]) | ||
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1 | *[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1 | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]] | ||
+ | [[Category:アンティキティーの再録禁止カード]] |
2015年10月17日 (土) 14:14時点における最新版
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
(白)(白),(T):あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
1/1墓地のアーティファクトを回収するクリーチャー。毎ターン2マナで1枚の回収ができ、何度でも再利用可能。使い切りのアーティファクトを回収するのがよい。
回収系クリーチャーとしてはかなり強いほうだが、マナ・コスト、起動コスト共にダブルシンボルと重いのがデメリット。
- Masters Edition再録時にクリーチャー・タイプが考古学者(Archaeologist)から人間・工匠となった。
- 類似カードには、白青ではあるがエンチャントも戻せる航行長ハナ/Hanna, Ship's Navigator、ほぞ回収専門のオーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersなど。
[編集] ストーリー
紀元前AR5000~4000年頃のドミナリア/Dominariaには、魔法とアーティファクト技術の高度な発達により、ドミナリア史上最高の栄華と繁栄を極めた連合都市国家、古代スラン帝国が存在した。しかしスラン帝国の崩壊に伴い、帝国が生み出した叡智や文明の利器のほとんどが、時の流れの中に埋もれてしまう事になる。スラン帝国の時代から過ぎ去ること数千年後。後の時代を生きる人々は、砂の下やドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡などから遺物を発見・調査することで少しずつ、だが確実に、失われしかつての優れた技術を自らの手中に取り戻して行った。Argivian Archaeologist(アーギヴィーアの考古学者)(イラスト)とは、失われた古代スラン文明の知識を欲し、現代の世に蘇らせようと一念する、考古学者たちのことである。
Fascinated by the lore of ancient struggles, the archaeologist searches incessantly for remnants of an earlier, more powerful era.
古代の戦いの知識に魅入られた者、すなわち考古学者は古代の強力な時代の名残を絶え間なく探している。
カード名にあるArgivianとは”アルガイヴ/Argive地方の人々”、すなわちアルガイヴ人の事である。アルガイヴとはテリシア/Terisiare大陸東部の地名であり、古代スラン帝国もまた同大陸中東部に首都ハルシオン/Halcyonを置いていた。そのためテリシア大陸は他のどの大陸よりもスランの遺物に恵まれた土地であり、結果アルガイヴ地方はスラン文明の研究や技術再興など、スラン関係の学識に最も富む先進的な地域となった。失われしかつての時代を名残を日々探し求め、日夜その秘密を解き明かさんとするアルガイブの考古学者たち。ウルザ/Urza&ミシュラ/Mishra兄弟の師匠であった名匠トカシア/Tocasia女史もまた、そのような考古学者たちの1人だった。