研究+開発/Research+Development

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研究は[[願い]]に似たような効果である。一気に4枚も持って来られる上に[[カード・タイプ]]を選ばないが、持ってきた[[カード]]は[[手札]]ではなく[[ライブラリー]]に行ってしまう。そのままでは2マナとカード1枚を使って[[サイドボード]]するくらいの意味しかないが、何らかの[[サーチ]]手段と組み合わせれば願いと同様の働きをしてくれる。それでも基本的に手札の枚数は減ってしまうので、願いに比べると扱いづらい。
 
研究は[[願い]]に似たような効果である。一気に4枚も持って来られる上に[[カード・タイプ]]を選ばないが、持ってきた[[カード]]は[[手札]]ではなく[[ライブラリー]]に行ってしまう。そのままでは2マナとカード1枚を使って[[サイドボード]]するくらいの意味しかないが、何らかの[[サーチ]]手段と組み合わせれば願いと同様の働きをしてくれる。それでも基本的に手札の枚数は減ってしまうので、願いに比べると扱いづらい。
  
*2011年1月1日以前は[[精神隷属器/Mindslaver]]などで[[他のプレイヤーをコントロールする|他のプレイヤーをコントロールし]]ている場合、その[[プレイヤー]]のサイドボードを[[見る]]ことができなかったため、[[無作為に]]選ぶ必要があった。
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*[[精神隷属器/Mindslaver]]などで[[他のプレイヤーをコントロールする|他のプレイヤーをコントロールし]]ている場合、その[[プレイヤー]]のサイドボードを[[見る]]ことも扱うこともできないため、不発になる。
**2011年1月1日に[[マジック・イベント規定]]が変更され、2011年1月1日から2016年7月21日までは([[他のプレイヤーをコントロールする|他のプレイヤーをコントロールし]]ている場合、)その[[プレイヤー]]のサイドボード確認することができて、このカードを問題なく使用することもできた。
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**2011年1月1日から2016年7月22日に[[マジック・イベント規定]]が変更されるまでの間はそのような制限はなく、問題なく使用することができた。
**2016年7月22日にマジック・イベント規定が変更され、今度は(無作為にすら選べず)不発に終わるように変更された。
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**さらに以前はサイドボードを見ることはできないが扱うことはできたため、[[無作為に]]選んでいた。
 
*登場当時は[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]や[[酷評/Castigate]]、[[根絶/Extirpate]]などで[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除か]]れたカードを取り戻すことができたが、現在は[[基本セット2010]]でのルール変更によりできない。[[ゲームの外部]]、[[追放]]、[[ゲーム外]]も参照。
 
*登場当時は[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]や[[酷評/Castigate]]、[[根絶/Extirpate]]などで[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除か]]れたカードを取り戻すことができたが、現在は[[基本セット2010]]でのルール変更によりできない。[[ゲームの外部]]、[[追放]]、[[ゲーム外]]も参照。
 
**[[色]]が噛み合っていないが、[[Demonic Consultation]]と相性がよい。研究でライブラリーに入れたカードを即座に[[手札に加える]]ことができ、逆に研究が[[デモコンデス]]の保険にもなっている。
 
**[[色]]が噛み合っていないが、[[Demonic Consultation]]と相性がよい。研究でライブラリーに入れたカードを即座に[[手札に加える]]ことができ、逆に研究が[[デモコンデス]]の保険にもなっている。
 
**追放領域に移動されるルールに変更される前は、あえてライブラリーにない[[カード名]]をDemonic Consultationで指定してライブラリーを空にしてから研究を[[唱える|唱え]]、ライブラリーを望んだ4枚までのカードだけにしてしまうという、[[最後の審判/Doomsday]]のような使い方もできた。この方法を狙うならば[[黒マナ]]を必要としない[[地ならし屋/Leveler]]でも可能。現在は、仕込むカードをサイドボードだけで構成しなければならないので大幅に弱体化した。
 
**追放領域に移動されるルールに変更される前は、あえてライブラリーにない[[カード名]]をDemonic Consultationで指定してライブラリーを空にしてから研究を[[唱える|唱え]]、ライブラリーを望んだ4枚までのカードだけにしてしまうという、[[最後の審判/Doomsday]]のような使い方もできた。この方法を狙うならば[[黒マナ]]を必要としない[[地ならし屋/Leveler]]でも可能。現在は、仕込むカードをサイドボードだけで構成しなければならないので大幅に弱体化した。
  
*[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]との相性が良い。[[エターナルオース]]のような特殊なオースデッキでカジュアルの範囲ではあるが使われることがある。。
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*[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]との相性が良い。[[エターナルオース]]のような特殊な[[オース]]デッキでカジュアルの範囲ではあるが使われることがある。
  
 
==開発/Development==
 
==開発/Development==
開発は[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]の[[色]]の組み合わせだけあり、例によってバクチ的な色合いが強い。
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開発は[[イゼット団/The Izzet|イゼット]]の[[色]]の組み合わせだけあり、例によってバクチ的な色合いが強い。要約すると、
  
 
#「あなたはカードを3枚[[引く]]」
 
#「あなたはカードを3枚[[引く]]」
#「あなたはカードを2枚引き、3/1の[[トークン]]を1体戦場に出す」
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#「あなたはカードを2枚引き、3/1の[[トークン]]を1体[[生成]]する」
#「あなたはカードを1枚引き、3/1のトークンを2体戦場に出す」
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#「あなたはカードを1枚引き、3/1のトークンを2体生成する」
#「3/1のトークンを3体戦場に出す」
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#「3/1のトークンを3体生成する」
  
 
のいずれかを[[対戦相手]]に選んでもらう訳だが、やはり確実性に欠ける。[[インスタント]]で3枚も引ける[[呪文]]は珍しいが、ドロー目当てでこれを唱えると[[クリーチャー]]・トークンをプレゼントされて困ることになる。ドローでもトークンでも役に立つような[[青赤]]の[[バーン]]デッキでもあれば無駄なく役に立つだろうが。そもそも青の5[[マナ]]ドロー呪文ならば無条件に3枚引いてもおかしくはない。にもかかわらず[[多色]]でかつ選択権が相手にあるのは、やはり分割カードとしての柔軟性を考慮した結果であろう。
 
のいずれかを[[対戦相手]]に選んでもらう訳だが、やはり確実性に欠ける。[[インスタント]]で3枚も引ける[[呪文]]は珍しいが、ドロー目当てでこれを唱えると[[クリーチャー]]・トークンをプレゼントされて困ることになる。ドローでもトークンでも役に立つような[[青赤]]の[[バーン]]デッキでもあれば無駄なく役に立つだろうが。そもそも青の5[[マナ]]ドロー呪文ならば無条件に3枚引いてもおかしくはない。にもかかわらず[[多色]]でかつ選択権が相手にあるのは、やはり分割カードとしての柔軟性を考慮した結果であろう。
  
*[[稲妻のコイル/Lightning Coils]]や[[残忍な稲妻/Feral Lightning]]と一緒に使っている場合は注意。このエレメンタル・クリーチャー・トークンは[[速攻]]を持っておらず、次の[[終了ステップ]]の開始時に追放されることもない。
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*[[稲妻のコイル/Lightning Coils]]や[[残忍な稲妻/Feral Lightning]]などのトークンと混同しないように注意。このエレメンタル・クリーチャー・トークンは[[速攻]]を持っておらず、次の[[終了ステップ]]の開始時に追放されることもない。
  
 
==その他==
 
==その他==
*[[等時の王笏/Isochron Scepter]]で刻印できる。開発の方を数回唱えるとかなりのアドバンテージになる。
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*かつては[[等時の王笏/Isochron Scepter]]に刻印し、開発の方を唱えることで[[アドバンテージ]]を稼げたが、分割カードのルール変更により刻印できなくなってしまった。
*[[カード名]]のReserch & Developmentといえば"[[R&D]]"、企業における「研究開発部」のこと。マジック世界においても[[WotC]]社コラムや[[銀枠]]カードでよく見かける言葉である。
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*[[カード名]]のReserch & Developmentといえば"[[R&D]]"、企業における「研究開発部」のこと。マジック世界においても[[WotC]]社コラムや[[アン・カード]]でよく見かける言葉である。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2022年12月21日 (水) 18:14時点における最新版


Research / 研究 (緑)(青)
インスタント

ゲームの外部からあなたがオーナーであるカード最大4枚を、あなたのライブラリーに加えて切り直す。

Development / 開発 (3)(青)(赤)
インスタント

対戦相手1人があなたがカードを1枚引くことを認めないかぎり、赤の3/1のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンを1体生成する。この手順をさらに2回繰り返す。


ディセンションで久しぶりに帰って来た分割カードとその対抗色バージョン。さすがにレアかつ多色カードなだけあって、インベイジョンのそれらよりも効果が派手である。

[編集] 研究/Research

研究は願いに似たような効果である。一気に4枚も持って来られる上にカード・タイプを選ばないが、持ってきたカード手札ではなくライブラリーに行ってしまう。そのままでは2マナとカード1枚を使ってサイドボードするくらいの意味しかないが、何らかのサーチ手段と組み合わせれば願いと同様の働きをしてくれる。それでも基本的に手札の枚数は減ってしまうので、願いに比べると扱いづらい。

[編集] 開発/Development

開発はイゼットの組み合わせだけあり、例によってバクチ的な色合いが強い。要約すると、

  1. 「あなたはカードを3枚引く
  2. 「あなたはカードを2枚引き、3/1のトークンを1体生成する」
  3. 「あなたはカードを1枚引き、3/1のトークンを2体生成する」
  4. 「3/1のトークンを3体生成する」

のいずれかを対戦相手に選んでもらう訳だが、やはり確実性に欠ける。インスタントで3枚も引ける呪文は珍しいが、ドロー目当てでこれを唱えるとクリーチャー・トークンをプレゼントされて困ることになる。ドローでもトークンでも役に立つような青赤バーンデッキでもあれば無駄なく役に立つだろうが。そもそも青の5マナドロー呪文ならば無条件に3枚引いてもおかしくはない。にもかかわらず多色でかつ選択権が相手にあるのは、やはり分割カードとしての柔軟性を考慮した結果であろう。

[編集] その他

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ディセンション対抗色多色分割カードサイクル

[編集] 参考

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