動くライブラリー/Animate Library
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− | [[動く壁/Animate Wall]]、[[動く秘宝/Animate Artifact]]、[[動く死体/Animate Dead]]、[[動く土地/Animate Land]]に続く(?)”動く”シリーズ。[[ライブラリー]]を動かす | + | [[動く壁/Animate Wall]]、[[動く秘宝/Animate Artifact]]、[[動く死体/Animate Dead]]、[[動く土地/Animate Land]]に続く(?)”動く”シリーズ。[[ライブラリー]]を動かす[[オーラ]]。 |
ライブラリーの枚数が少ない[[リミテッド]]でさえ、20/20を超えるような超大型[[ファッティ]]を作り出すことができる。[[カード]]を[[引く]]たびに[[サイズ]]が縮んでしまうデメリットを抱えてはいるが、その圧倒的な[[パワー]]で速やかに[[ゲーム]]を終わらせれば良いため、それほど問題ではない。 | ライブラリーの枚数が少ない[[リミテッド]]でさえ、20/20を超えるような超大型[[ファッティ]]を作り出すことができる。[[カード]]を[[引く]]たびに[[サイズ]]が縮んでしまうデメリットを抱えてはいるが、その圧倒的な[[パワー]]で速やかに[[ゲーム]]を終わらせれば良いため、それほど問題ではない。 | ||
− | [[構築]]の[[フィニッシャー]]として見ると、[[回避能力]]や[[除去耐性]]を持たない点はやはり気になる。[[クリーチャー]][[除去]]のみならず[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]対策に引っかかってしまうし、複数引いた時に[[腐る]]のも痛い。とはいえ、[[ | + | [[構築]]の[[フィニッシャー]]として見ると、[[回避能力]]や[[除去耐性]]を持たない点はやはり気になる。[[クリーチャー]][[除去]]のみならず[[アーティファクト]]や[[エンチャント]]対策に引っかかってしまうし、複数引いた時に[[腐る]]のも痛い。とはいえ、[[アン・ゲーム]]でそこまで考える必要もないだろう。「ライブラリーを[[戦場]]に出す」という不可思議な状況を楽しもう。 |
+ | *これを張ったライブラリーにさらに[[被覆]]や[[呪禁]]を持たせることで、ライブラリーを[[対象]]に取る[[Nerf War]]を対象不適正にできる。何事にも対策は肝心だ。 | ||
+ | *エンチャント先のライブラリーは、その[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]が変わっても、[[フェイズ・アウト]]しても、[[能力]]を全て[[失う|失って]]も、ライブラリーとしては通常通りに扱う。 | ||
+ | *荒唐無稽に見えるカードだが、その後[[黒枠]]でも同じコンセプトの[[研究体/Body of Research]]が登場してしまった。さすがにライブラリーそのものがクリーチャーになるのではなく、同サイズの[[トークン]]を[[生成する]]形となっている。 | ||
+ | *[[フレイバー・テキスト]]は、hit the books(猛勉強する)という英語の慣用句を踏まえたもの。 | ||
+ | **「しばしば」は何度も繰り返し行われることを指しており、Sometimesの訳としては「時には」の方がより適切と思われる。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|Sometimes the books hit back.}} | ||
+ | {{フレイバーテキスト|しばしば本が殴り返してくる。||[https://mtg-jp.com/cardlist/list/UST.html 『Unstable』 日本語対訳カードリスト]}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[クリーチャー化]] | ||
*[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[レア]] |
2023年8月9日 (水) 19:26時点における最新版
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動くライブラリー/Animate Library (4)(青)(青)エンチャント ― オーラ(Aura)
エンチャント(あなたのライブラリー)
エンチャントされているライブラリーは、それに含まれるカードの枚数に等しいパワーとタフネスを持って戦場にあるアーティファクト・クリーチャーである。それはライブラリーでもある。
エンチャントされているライブラリーが戦場を離れるなら、代わりに動くライブラリーを追放する。
透かし:小型装置団/Order of the Widget
アーティスト:Raymond Swanland
動く壁/Animate Wall、動く秘宝/Animate Artifact、動く死体/Animate Dead、動く土地/Animate Landに続く(?)”動く”シリーズ。ライブラリーを動かすオーラ。
ライブラリーの枚数が少ないリミテッドでさえ、20/20を超えるような超大型ファッティを作り出すことができる。カードを引くたびにサイズが縮んでしまうデメリットを抱えてはいるが、その圧倒的なパワーで速やかにゲームを終わらせれば良いため、それほど問題ではない。
構築のフィニッシャーとして見ると、回避能力や除去耐性を持たない点はやはり気になる。クリーチャー除去のみならずアーティファクトやエンチャント対策に引っかかってしまうし、複数引いた時に腐るのも痛い。とはいえ、アン・ゲームでそこまで考える必要もないだろう。「ライブラリーを戦場に出す」という不可思議な状況を楽しもう。
- これを張ったライブラリーにさらに被覆や呪禁を持たせることで、ライブラリーを対象に取るNerf Warを対象不適正にできる。何事にも対策は肝心だ。
- エンチャント先のライブラリーは、そのコントロールが変わっても、フェイズ・アウトしても、能力を全て失っても、ライブラリーとしては通常通りに扱う。
- 荒唐無稽に見えるカードだが、その後黒枠でも同じコンセプトの研究体/Body of Researchが登場してしまった。さすがにライブラリーそのものがクリーチャーになるのではなく、同サイズのトークンを生成する形となっている。
- フレイバー・テキストは、hit the books(猛勉強する)という英語の慣用句を踏まえたもの。
- 「しばしば」は何度も繰り返し行われることを指しており、Sometimesの訳としては「時には」の方がより適切と思われる。
Sometimes the books hit back.
しばしば本が殴り返してくる。