ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker
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− | + | 自分ごと爆発して[[パーマネント]]を道連れにする[[ゴブリン]]。 | |
− | + | 第1[[モード]]の[[ショック/Shock]]相当の[[クリーチャー]][[火力]]もそう悪くはないが、驚くべきは第2モード。[[対象]]が[[無色]]なら[[アーティファクト]]はおろか、クリーチャーでも[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]でも[[破壊]]する事ができる。 | |
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− | + | 過去にもアーティファクト[[除去]][[能力]]を持つゴブリンは多く存在するが、これほど広範囲のパーマネントを対象にできるものは非常に珍しい。[[解放された者、カーン/Karn Liberated]]や[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]、[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]といった強力な[[フィニッシャー]]達をたったの3[[マナ]]で除去可能であり、破格の性能を誇ると言えよう。 | |
− | + | 登場時の[[スタンダード]]では、[[機体]]などの強力なアーティファクトを擁する[[カラデシュ・ブロック]]が退場してしまったことが惜しいが、同様の機能を有する[[削剥/Abrade]]の代わりとして[[赤]]系[[デッキ]]に採用されている。 | |
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+ | [[基本セット2020]]以降のスタンダードでは似た能力の[[燃えさし運び/Ember Hauler]]がライバル。同環境には無色パーマネントが比較的少ない上に、[[プレイヤー]]へ火力を飛ばせる点が[[チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire]]との[[シナジー]]になるため、[[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期#.E5.9F.BA.E6.9C.AC.E3.82.BB.E3.83.83.E3.83.882020.E5.BE.8C|赤単アグロ]]では専らそちらが使われる。 | ||
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+ | [[モダン]]以下では上記のような無色のパーマネントを多用する[[ウルザトロン|トロン]]や[[エルドラージ (デッキ)|エルドラージ]]に対する[[メタる|メタ]]カードになりうる。しかし、数こそ多くは無いものの、[[出産の殻/Birthing Pod]]のような[[有色アーティファクト]]を破壊することはできないので留意しておきたい。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[対無色カード]] | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ラヴニカのギルド]] - [[アンコモン]] |
2019年8月17日 (土) 19:23時点における最新版
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
(1),ゴブリンのクレーター掘りを生け贄に捧げる:以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ゴブリンのクレーター掘りはそれに2点のダメージを与える。
・無色であり土地でないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
第1モードのショック/Shock相当のクリーチャー火力もそう悪くはないが、驚くべきは第2モード。対象が無色ならアーティファクトはおろか、クリーチャーでもプレインズウォーカーでも破壊する事ができる。
過去にもアーティファクト除去能力を持つゴブリンは多く存在するが、これほど広範囲のパーマネントを対象にできるものは非常に珍しい。解放された者、カーン/Karn Liberatedや精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornといった強力なフィニッシャー達をたったの3マナで除去可能であり、破格の性能を誇ると言えよう。
登場時のスタンダードでは、機体などの強力なアーティファクトを擁するカラデシュ・ブロックが退場してしまったことが惜しいが、同様の機能を有する削剥/Abradeの代わりとして赤系デッキに採用されている。
基本セット2020以降のスタンダードでは似た能力の燃えさし運び/Ember Haulerがライバル。同環境には無色パーマネントが比較的少ない上に、プレイヤーへ火力を飛ばせる点がチャンドラの吐火/Chandra's Spitfireとのシナジーになるため、赤単アグロでは専らそちらが使われる。
モダン以下では上記のような無色のパーマネントを多用するトロンやエルドラージに対するメタカードになりうる。しかし、数こそ多くは無いものの、出産の殻/Birthing Podのような有色アーティファクトを破壊することはできないので留意しておきたい。